2012年05月
車体とエンジンを進めます。
まずは車体のサスペンション関係。
205ってもともとはFF車なんだけど、このラリー仕様は
ミッドシップ4WDになっています。
正直、外見が似ているだけで全く違う車ってことですね。
実際、この205が実績を上げた後に会社自体がシトロエングループに
統合されて、たしかシトロエンZXのボディを被せて走っていたと記憶にあります。
まさか全く同じではないとは思いますが。
さて、こんなかんじでサスペンション関係の塗装を進めて、、、、
と、塗り終わった後でサスペンションメンバー(サブフレーム)に
変な突起がありました。
プラを成形するときの突き出しピンでしたが、白い時は気にならなかったけど、
黒く塗ったら変な形が目立ちました。
22 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その2-1
というわけで、塗り終わってから再度削り加工です。
白い部分が変な形だった所。
リアハッチを開けるとすぐ見えるところなので、ちょっと見栄えの雰囲気を優先。。
パテも使いました。
今回は光硬化パテを使用。
紫外線で瞬時に硬化します。
初めて使ったんだけど、これは良い!!!
すぐに削り作業ができるし、削れ方もプラに近くて
作業性が抜群です。
仕事で使っているのは知っていたけど、工業用としか
思っていなかったので一般に手に入らないものだったんですよ。
小分けして売ってくれたスジボリ堂さんに感謝です。
次はエンジン。
22 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その2-2
パーツとしてはこんなものです。
うまく分割してあるけど、タミヤにしては金型の合いがあまり良く有りません。
ドライブシャフトは軸が半円がずれているし、ブーツも同様。
目立つのでちょっとだけ加工。
22 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その2-3
タービンにつながるエアダクトにいたっては円筒じゃないし。
それとエキマニの立体化。
金型で上下に抜くので、どうしても管にできないんですね。
アルミ棒を曲げていると1年くらい掛かりそうなので、
今回は削りと塗装の影付けで立体感を出します。
22 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その2-4
これが加工前パーツ
22 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その2-5
そして削った後。
これ以上は塗装で立体感を出していきます。
いつも息子がお世話になっている方からの頼まれものです。
ご本人もラリーを楽しんでいらっしゃる方で、ランサーをブイブイ走らせていらっしゃったようです。
21 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その1-1
本物を知っている方への作品は緊張します。
空想の産物にできないですからね。
よって、汚しは勘弁させていただき、工場出荷時の姿で進めます。
まずはボディとエンジンから着手。
さすがはタミヤで、約20年も前のキットなのに、
良い感じに部品分割されています。
しかし、現在の目で見るとここまで構造を分割する必要があったのかなと
思うところもチラホラとありますね。
知恵の輪のように組むのはいいんだけど、塗装をしてから組むので
ちょっとやりづらい。
色が変わらないように、出来ればまとめて塗装したいんですけどね。
ここまではすでに昨年のうちに手を着けていたんです。
仕事やら他の事やらでなかなか進まないでいたんです。
21 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その1-3
左が205、右は206.
カメラのレンズのせいで206が極端に大きく見えるけど
実際大きめですね。
205は現在でいうとBMW MINIと同じくらい。
コンパクトカーも大きくなってます。
ボディはパーティングラインを消して下地作り完了。
しかしながら、ボディとリアカウルに段差が。。
これと同じだけ反対側にも段差があります。
組んでいくうちに合ってくれればいいけど、
歪んでいたとすると、どうやって修正するかなあ。
rinzoukobo