2014年01月
ホイールの塗装。
とても美しいメッキがかかっています。
でも美しすぎます。
アルミの質感とはちょっと違うんですよね。
なのでめっきをはがして塗装に切り替えます。
057 124 ニチモ ロータスエスプリ その5-1
塩素系漂白剤を水に溶かして、その中にホイールを入れます。
溶かす割合は濃い目の方が早くメッキがはがれるけど
臭いと手への影響があるのでほどほどで。
057 124 ニチモ ロータスエスプリ その5-2
20分くらい置くとこんな感じでメッキがはがれます。
実際は剥がれるというより、蒸着されたアルミが
塩素イオンと反応して腐食して溶液に溶け出しています。
プラモデルのメッキはほぼ100%アルミの蒸着です。
綺麗にメッキ層が無くなったらアンダーコートをはがすために
アクリル塗料用シンナー(クレオスもしくはガイア)に浸けます。
このアンダーコートがけっこう厚いので、せっかくのモールドを
埋める原因になっていることが多い。
メッキパーツが緩く見えるのはそのせいです。
このアンダーコートをはがすと、それはそれは美しい
パーツが現れますよ。
057 124 ニチモ ロータスエスプリ その5-3
アンダーコートはほぼこんな黄色っぽい色をしています。
(ピンセットの先端の糸のようなもの)
剥がれるときはこんな感じでぼろぼろと取れますから、
筆などで表面をこすると良いでしょう。
大体30分もあれば剥がれます。
でも、2時間とか浸けるのはやめたほうが良い。
プラ用シンナーでも、プラを少しは侵しますので、
割れやすくなります。
アンダーコートがはがれたら、下地にツヤ有の黒を塗って
薄くクレオス8番シルバーを塗って終了。
rinzoukobo