[フレーム]

Rinzou Models

いい年の親父が作っている模型を紹介。 最近モノ造りに興味を持ち始めた初心者の息子に向けて、ちょっとくどいけど 雑誌などに取り上げられないごくごく初歩的なポイントを載せていきます。

2013年05月

シルバーに塗装します。

036 112 CB750F レストア その5-1














今回はキャンディーレッドにしますから、まずは下地のシルバーを塗装。
使用する塗料は
ガイア スターブライトシルバー

ギラギラしたシルバーなので車体色や広い面の金属部には
あまり使いません。
でも、キャンディ塗装にはこれくらいギラギラしたほうが
見た目が明るく美しいので仕上がりが華やかになります。

本日はここまで〜

ボディの続き。

リアカウルとボディとの隙間が大きく開いています。
真ん中のエアインテークは少し上を向いているから
広く見えてもしょうがないけど、
両脇からドアにかけてはカッコ悪いことこの上ない。

035 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その11-1















ボディ後端にある軸とカウルのヒンジの位置が
良好ではないのが原因。

さてどうしたものかと考えました。
で結果
035 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その11-2














ためらわずにヒンジをカット(汗)
0.5mm位隙間が開いていましたから、0.3mm切り詰めます。
これが一番早い。

035 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その11-3















再接着した図。
接着面積が1x2mm位しかないので、瞬間接着剤で補強。
これで回りの隙間とバランスが取れました。

その1で発覚したボディとリアカウルの段差は原因がわかりました。
ボディ側がプラスチックの成型時と思われる歪みで広がっていたようです。
ゆっくりとかつ思い切って内側に曲げていく。
Aピラーが細いので、そこに力が集中しないように
押さえながら全体の歪みを修正。
何度かやり直しながら修正完了。

035 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その11-4














やっと下地が完成したので、白塗装に入ります。
ボディはいいとして、リアカウルに持ち手がありません。

サフは部分的に塗り重ねたので周りを持ちながら
塗ったけど白は一気に塗りたい。

035 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その11-5















あとで困らない位置に持ち手を接着。
いつもは裏側に付けるんだけど、これは開いてしまうので
内側も丸見え。付けられません。

仕方がないので、最後には見えなくなるテールランプの
部分にプラ棒を接着します。
流し込み接着剤で付けました。

が、この後に白塗装をしている最中に、、、接着がとれました!!
慌てていて写真を撮り忘れたんだけど、床に落ちたので
カーペットのごみがべっとりと付着(悔)

表面処理のやり直し(泣)とともに、今度は瞬間接着剤も併用して
取り付けました。

なんだかこのリアカウルは運が悪いなあ。

トホホ。。。。

ボディの修正です。

金型の抜きの都合でドア後端部のモールドがありません。
これはしょうがないんだけど、できるなら彫っておいた方が
自然なのでやっちゃいます。

端面から一定の幅でケガキ線を入れるのは難しい。
曲線となると至難の業になります。

そこで製図用具のディバイダーの登場。
これは学生のころにいやというほど使ったものなので、
便利さはよくわかっています。
本来は図面上で同じ距離の点をコピーするためのもの。
今どきはCADがあるので、こんなものは使う機会はないんでしょうね。

034 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その10-1















今回は違う使い方です。
両側に針がついているうちの端面に当てる側だけを少し伸ばします。
2から3mmくらい伸ばせば十分。
そしてその針をガイドにして端面を滑らせると、
同じ幅で線をケガけます。

線がケガけたら、それをケガキ針で深くして
さらにBMCタガネ0.15でスジボリをすれば出来上がり。

034 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その10-2














これでドアが開くように見えるようになりました。
(実開閉はさせませんよ(笑))
このフレーズは2回目だな。

足回りの続き。

ショックユニットの塗装です。
スプリングとショックが一体になっているわけですが、
ショックがシルバーでスプリングが黒の指定。

私の今までのやり方だとクレオスの黒を全体に塗ってから
エナメルのシルバーを塗って、後からスプリング部分を
エナメルのシンナーでふき取るといった方法でやっていました。

でもそれだとショックの細さが再現できないので、
今回はお試しで別の方法をやってみることにしました。

033 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その9-1














まずシルバーで全体を塗って、シルバーを残したい部分に
マスキングゾルとマスキングテープで覆います。
ショックの部分は細切りにしたテープをスプリングの溝にそって
らせん状に巻いていきます。

これ、結構楽しいぞ(笑)
そしてそのまま全体を黒で塗装します。

033 124 タミヤ プジョー205 ワークスラリー その9-2














結果がこれ。

思っていたよりうまくいったと思います。
ショックがスプリングより細く見えるし、
黒い部分が多くなるけど、シルバーとのコントラスト
がついていることでそれほど不自然には見えない感じ。

スプリングの影ができるので、黒い部分が多くなっても不自然に見えないいのかな。
今後はこのやり方でやってみることにします。

ただ、スプリングが赤かったりしたときは使えないかも。
その時はその時、また考えます。

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