2013年08月
タンク類は置いておいて、その他をいじります。
シートは金型の都合で端面が角ばっています。
でも実車は端面が円いんです。
シート表皮の下にスポンジがあるので、
それを巻き込むと厚みがあるので丸くなるわけですね。
051 112 CB750F レストア その7-1
写真では丸端面が角張っていますので、
そこを600番くらいのペーパーで丸めます。
昔に作ったときは色も塗らずにそのままのパーツを使っていました。
たぶんそんなところは気にならなかったのかな。
色を塗らなかったのは、表面の質感がそこそこに良かったからだと思います。
今回は角も削って、ベルトの周囲を筋彫り追加して立体感を出して塗装します。
051 112 CB750F レストア その7-2
フロントフォークはメッキパーツです。
パーティングラインが目立つので、ためらわずにメッキをはがしてしまいます。
今回は漂白剤を使わずにシンナーのみではがしました。
時間がかかりますけど、シンナーだけでもはがせますので。
写真の筆はこするための筆です。
短く切って力を入れてこすれるようにしています。
051 112 CB750F レストア その7-3
剥がした後はパーティングラインの処理。
昔にやらなかった理由はメッキ部分の再現ができなかったからですね。
今はメタルシールがあるので、インナーチューブにはそれを貼ります。
よって、パーティングラインがないパイプに見せることが可能です。
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ヘッドライトの固定部なんだけど、とても厚くできています。
これも出来上がりをぼやっとさせてしまう原因なので、薄く削ります。
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薄く削ってシャープになったヘッドライト固定部とメタルシールの貼り付け。
できる限り1枚で張るのがきれいに見せるコツです。
しわが寄らないように、少しひっぱり気味で貼っていくといい感じになります。
ハセガワから出ているミラーフィニッシュを使いました。
このミラーフィニッシュは細かい凹凸に追従しないので、
きれいな面にしか使えません。
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タイヤは経年変化でこんなことになってしまいました。
これも加水分解による劣化ですね。
ゴムだとここまで劣化はしないだろうなあ。
ちなみにプラモデルのタイヤは、ほとんどゴムは使われていません。
エラストマーと呼ばれる柔らかいプラスチックです。
次回で完成です。
ボディ表面のサーフェーサー吹きでの確認。
050 124 タミヤ アストンマーチンDBS その7-1
まずはごくごくうっすらと吹いて確認します。
問題がなければ普通に吹いて最終確認です。
ここでフロントバンパーで大失敗。
あわてて濃い目にサーフェーサーを吹いたら、
ひび割れが出てしまいました。
おそらく原因は湿度と乾燥時間。
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雨が降っている中で湿度が高いのに厚めに吹いてしまい、
さらに乾燥機で強制的に温度を上げちゃったせいかな。
というわけで、
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バンパーだけシンナー風呂に。
下手に空研ぎペーパーで削っても時間がかかるし
プラも削ってしまうリスクもあるので
ためらわずにドボンがベスト。
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そしてサフ吹き完了。
次はシャーシに移ります。
マフラーの塗装とシャーシの組み立て。
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排気管は金属感を増したいので、下地にツヤ有の黒を塗装。
・排気管:チタン系の色。
ガイア ブライトシルバー60%+ブライトゴールド40%
を4倍に薄めてふわっと金属粒子を表面に乗せるような感じで塗ります。
下地の黒が見えるくらいで止めておくのがコツ。
シャーシの部品が整ったので組み立てます。
124 タミヤ アストンマーチンDBS その6-2
さすがタミヤ、全く問題なくサクサクと完了。
rinzoukobo