[フレーム]

Rinzou Models

いい年の親父が作っている模型を紹介。 最近モノ造りに興味を持ち始めた初心者の息子に向けて、ちょっとくどいけど 雑誌などに取り上げられないごくごく初歩的なポイントを載せていきます。

2011年03月

全体を組み立てていくなかで、まず作りたいのがホイールとバケットシート。
この2つは外観と内装のイメージを決定付けるものですので、
スクラッチで作っていきます。

まずはバケットシート。
サファリタイプは、もともとバケットシートですけど、当然現代的ではないです。
深さ、高さともに足りませんし、何より見た目がたよりない。
現代風のシートを針金ベースでプラ板とポリパテを使って作ります。

紆余曲折しつつ集中して作ってしまった(でも3週間くらいかかっています)ので、
途中の写真はありませんがこんな感じです。

フェアレディ240Z その2-1

左右対称っていうのは難しいです。
当然左右で形状や穴の大きさなどは、ちょっと違いますが雰囲気重視ということで。

完全にZ専用にすることも考えましたが、他にもGT-Rやポルシェもあったりするので、
シートレールを作って本体は流用します。
よってこれはシリコンゴムで型取りをして複製します。

物が大きいので、型も大きくなりました。
抜きの関係で腰ベルトの穴は開けられません。
後から開けるか、そのままにするかは組み込んでから考えます。


[画像:フェアレディ240Z その2-2]

友人に見せたところ、欲しいと言う人がちらほら。
型がありますから作るのは出来ますので。
とはいえ、型にも寿命があるのであまり多くは作れません。

お友達に一巡して思ったのですが、他にもこのようなものを
必要とされている方がいらっしゃるのではないか。

考えた末、思い切ってキットにすることにしました。

セット価格(1脚):1200(送料別)

品物に付きましてのご注意点です。
素人作成の自作レジン製です。見えない部分は造りこんでおりません。
また、精度については、極端なものを除きご容赦をお願いします。
レジンの成型品ですので、表面に気泡、バリなどがあります。
大き目の気泡は処理を行っておりますが、細かい表面処理は必要となりますので、
あらかじめご理解をお願いいたします。
表面確認のため、サーフェーサを吹いている場合があります。
ご了解をお願いいたします。
表面処理の方法などは、ご連絡いただければ
説明をさせていただきます。


ご入用の方がいらっしゃいましたら、
コメントにメールアドレスもしくは電話番号をご記入いただきご投稿ください。
ご記入いただいたメールアドレスや電話番号が、コメント欄に公開されることはございません。

ご連絡をいただき次第、折り返しご連絡をさせていただきます。


ときどきYahooオークションにも出品しております。
こちらでご不安の場合は、オークションもご利用くださいませ。





約40年位前に発売された田宮のフェアレディZ。
実車のかっこよさと、模型の大きさで、発売当初からこのキットのファンです。

[画像:フェアレディ240Z その1-1]

発売当初、私は小学生。
でも作りたくて作りたくて、親父におねだりして誕生日のプレゼントにもらった記憶が
今でもはっきりと覚えています。

そんな思い入れがあるキット。
気持ちも新たに再挑戦です。
とは言っても、実はすでに4回くらい作っています。
その4回はストレート組。
今回は湾しろまるしろまるッドナイト仕様にします。

いじるポイントは
・タイヤとホイールはともかく太く
・オーバーフェンダー
・フロントスポイラーとリアスポイラー
・バケットシート
・小径ステアリング
・インタークーラー
・マフラー
・ロールバー
・できればツインターボエンジン

作り始めたら、たぶん色々とやることが出てきそうですが、
その都度考えます。

ちなみにこのキットは2種類出ています。
サファリラリー仕様と市販車タイプ。
市販車タイプはGノーズがついているので外観はNG。
サファリタイプはノーズはいいけどボンネットに補助灯の穴が開いている。
しかも両方ともすでに絶版で、スポット生産なので簡単に部品は手に入らない。
スポット生産されたときに購入しておいたありますので、2種類とも持っています。

[画像:フェアレディ240Z その1-2]

幸い、市販タイプにボンネットが2枚ついているので、
それを利用してサファリタイプを基本に作成します。

全体の部品の仮組みからスタート。
キットを購入したのは約10年位前。
それでも30年物の金型なので、各部に金型の痛みが見えます。
バリも多いし、歪みも出ています。
金型のメンテに定評がある田宮をもってしても、修正は避けられません。

フェアレディ240Z その1-3

特にノーズパーツのところ。
これは初期から傾向はありましたけど、ボディを手で広げるなどの修正をしないと組み立てできません。
また、ボディの金型のメンテの影響なのか、ノーズと段差ができます。
もはやパテレベルではなく、ボディをノーズにあわせて削り込む必要があります。
30年という歳月が、キットを中級者以上向けにしてしまっていますね。
まあ、素材があるだけいいというものです。

ほかには、サスペンション関係のガタ。
きつくて動かないよりはいいのかもしれませんが、ガタが大きすぎてタイヤの位置が定まりません。
可動部の軸を太くするなどの対策が要ります。
でもこれは最後に接着して固定するというのもありですので、それほどでもないか。

総じて、まだまだすばらしいキットであることは間違いなく、
むしろ40年も前にこんなキットを作っていた田宮は
すごい情熱を持った会社なんだなと思います。

さて、楽しみながらのんびりと作っていくことにします。

QRコード
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:
traq

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /