次はフレームばらしをとしてましたが、気になるところがあったので
もう一回修正してプリントトライしました。
修正2回目 3発目のプリントです。
レストア完了前の車体ではありますが、やはり集合マフラーが付いた姿はかっこいい(笑)
まあ世代にもよるんでしょうけど、昭和生まれにはこのスタイルがしっくりきます。
080 112 タミヤ GSX1100S 刀 レストア その6-2
080 112 タミヤ GSX1100S 刀 レストア その6-3
080 112 タミヤ GSX1100S 刀 レストア その6-4
080 112 タミヤ GSX1100S 刀 レストア その6-5
080 112 タミヤ GSX1100S 刀 レストア その6-3
080 112 タミヤ GSX1100S 刀 レストア その6-4
080 112 タミヤ GSX1100S 刀 レストア その6-5
修正後はどこにも当たらず、クリアランスも良い感じです。
ヨシムラ管をイメージしましたが、サイレンサーを上にあげたタイプも作ってみたくなりました(笑)
この集合マフラーは発売することにしました。
ヤフオクで販売しておりますのでご興味がございましたらよろしくお願いします。
1/12 GSX 集合マフラーで探せます。
集合管の修正1回目
2発目のプリントです。
エンジンの干渉部は無事回避しました。
サイレンサーの太さも良い感じです。
今回は鉄管の黒塗装で作ります。
ステンレス表現も可能ですけど、秀吉がステンを選んでいるとは思えないので。
次はフレームをばらして当時はやっていなかった
パーティングライン処理とエンジンの色調調整塗装です。
集合管の1発目のプリントです。
車体を3Dスキャンをしていればこういうことは避けられます。
今回は写真から大体の位置を推定してますからまあうまくいった方かと。。
干渉だけではなくエキパイ入り口も寸足らずでったのでそこを修正。
サイレンサー近辺の取り付けステーも前後左右1mmくらいずれていたので修正。
プリント用のサポートの数が少なかったようでもう少しサポートの密度を上げて配置。
寸法だけではなく見た目の存在感バランスの調整のためサイレンサーの直径を1mm増加。
実寸よりも大きくディフォルメすることになるけど、模型的に見てその方が満足できますからそうします。
タミヤさんが誇張したディフォルメをしているのが有名ですが、私は肯定派。
なんでも縮尺に忠実なのが良いわけではなく、イメージでやってます。
集合管の作成
秀吉の刀は当然のように集合管が付いています。
形状からしてヨシムラ管ですね。
30年前は集合管を作るにはプラ棒もしくは真鍮棒をまげて作るしか方法がありませんでした。
これがとんでもなく大変なのは作った人にしかわからないと思います。
今回は3Dプリントで集合管を作ります。
時代は変わり手加工が困難だったり対称なものを作るにはデジタルの力を借りることで
対処できるようになりました。
3Dスキャンをすれば詳細の位置出しができるのはわかっていますが、
今回は写真から大体の位置を推定してデータを作成します。
まずは側面の写真
これはできるだけ遠く(2m以上)から望遠で撮影します。
これはレンズの特性上被写体と近いと画面の端の方の寸法が狂う可能性があるため。
そして上面からの写真
本当は前面からも写真が欲しいところではありますが、フロントフォークを外す必要があるので面倒だから2面のみで(^_^;)
金尺を一緒に撮影して縮尺を合わせます。
スケッチのやり方は省略しますが、大体の寸法を現物測定して合わせこみ造形します。
レース用なら各エキパイは曲がりを少なくするはずだけど、
今回はレース用ではなく一般市販されているものを想定して、同長にはするけど
オイルフィルターを外せるようにエキパイを配置。
このあと3Dプリンターでお試し出力して位置や干渉部を現物合わせで合わせこんでいきます。
たぶん3回くらい試すことになるかな。
まずは外装部品の下地処理です。
接着を外して分解。
30年以上たっているので、接着も弱くなっていて
意外と軽い力ではずせました。
もちろん力づくではなく、外したいところだけにはずす方向の力だけをかけます。
無理にやると折れるしね。
このころはいわゆるドロッとした接着剤を使っていました。
今は樹脂混入タイプと溶剤タイプがあるけど当時は樹脂混入タイプを使用。
溶剤タイプだと分解は無理かも。
場合によっては接着したところじゃないところが折れたりしますから。
シンナー風呂も考えたけどプラの強度が落ちそうなので、スポンジやすりで削り落とす方針で行きます。
使用するのはクレオスMr.フィニッシングサーフェイサー1500(ブラック)。
1:1.5の割合でシンナーで薄めてブラシで塗装。
表面の仕上がりがとてもなめらかなので、現在のお気に入り。
カウルのヘッドライト前側にヒケがあります。
樹脂の肉厚の関係なのでこれは瞬間接着剤をパテ代わりに埋めます。
あとはエッジ周辺のバリっぽいところをスポンジやすりで舐めて終了。
全体の仕上げ確認は「指」です。
人間の指は0.03mmの歪みやキズなどを判別できるんです。
人によっては0.01mm以下でも判別できちゃう。
「百聞は一見に如かず」と言いますけど、
「百見は一触に如かず」とも言いたい。
人間ってすごい能力を持っているんです。
私も五感を大切にしていきたいと思っています。
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