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岡本法律事務所のブログ

岡山市北区にある岡本法律事務所のブログです。 1965年創立、現在2代めの岡本哲弁護士が所長をしています。 電話086-225-5881 月〜金 0930〜1700 電話が話中のときには3分くらいしてかけなおしください。

2015年04月

わたし弁護士岡本哲は民事介入暴力対策の弁護士を25年やっており、コンピュータの通信の20年以上やっています。ネット詐欺自体は1996年ぐらいから対策しています。

ワンクリック詐欺は、2003年ごろにはやったタイプの詐欺ですが、昨年くらいからスマホで被害が発生しているようです。

エロサイトなどがよくあるのですが、画像をみようとクリックしたとたんに請求書がでて、画面に変な画像がはりつけられる、というのが典型的な手口です。ワンクリックでなくて2クリックとか3クリックのところもあります。

変な画像を自分で削除して、そのあとは無視していいのですが、これではコンピュータ画面を汚された上架空請求をされたのですkた、気が収まりませんよね。

相手方の電話にサブの携帯電話で電話をしてからかいまくる、というのもありますが、これではこちら側の時間と労力と電話代が無駄になってしまいます。

そこで、もうすこしダメージを与える方法を考えました。

被害を受けたかたはここにgbb00606@nifty.comに内容をメールしたうえで086-225-5881にメールしたむね連絡してください。わたしがいない場合は事務員に連絡してください。(できればメールにどんな被害かは書いてください。ね。詐欺師でないことを確認したうえで回答します)>

結核の今昔

―統計と先人の業績から学び,今後の課題を考える―

2008年4月1日 第1版第1刷発行

著 者 島尾忠男

発行者 今井 良

発行所 克誠堂出版株式会社

ISBN978-4-7719-0333-3

C3047

目次

第1章 日本の近代化とともに結核が増加.主な被害者は若い女性

はじめに

1.肺病死亡統計の始まり

1)肺病死亡統計

2)肺病死亡統計と結核死亡統計

2.結核流行の歴史

3.結核流行の第1期(1889〜1918年),最も被害を

受けたのは若い女子

1)年齢階級別にみた結核死亡率の推移

2)若い女生と結核

3)生年コホート別にみた女性の結核死亡率

しかく明治初期の統計資料

しかく死因統計の謎

しかく結核とジェンダー

しかく紡績女工と結核

第2章 インフルエンザの大流行で.結核はいったん減少し.再増加

1.結核流行の第2期,インフルエンザ大流行の影響で結核死亡率減少

2.大きな人口淘汰の感染症流行への影響

1)大きな事故の影響

2)1918年に始まったインフルエンザの大流行

3)インフルエンザ大流行の結核流行への影響

4)インフルエンザ大流行の諸外国の結核流行への影響

3.結核流行の第3期

――結核は第2次工業化,戦時状態とともに再度増加

しかく強い毒力をもったウイルス

しかく「スペインかぜ」という命名の由来

第3章 結核流行の第4期―第2次大戦の影響と結核対策の成果―

1.第2次大戦の結核流行への影響

1)第2次大戦前後の結核死亡率の推移

2)第2次大戦の結核流行への影響

2.BCG接種の効果?

3.近代的な結核対策とその結核流行への影響

1)結核対策の狙い

2)結核の感染,発病,進展を阻止する手段

3)本格的な結核対策の開始

4)結核対策の結核流行への影響

第4章 結核流行の第5期―結核減少の停滞.再増加―

1.結核減少の停滞,再増加

1)日本の結核の最近50年間の動向

2)諸外国の結核罹患率の動き

3)結核減少速度の鈍化,再上昇の原因

2.日本人口の急速な高齢化と結核罹患率減少速度鈍化との関連

3.石川県でみられた過去の結核蔓延の後遺症

しかく罹患率,有病率と平均有病期間との関係

第5章 今後の結核の動向に影響する人口移動とエイズ流行

1.人口移動の結核への影響

2.エイズ流行の結核の蔓延状況への影響

1)世界のエイズ流行の状況

2)エイズ流行の結核への影響

3.日本のHIV感染,エイズの状況と結核との関係

しかく感染症の根絶と制圧

第6章 初感染発病学説

1.結核の感染症発病学説の研究が始められた背景

2.結核初期変化軍の病理解剖学的研究

3.小林義雄の海軍でのツ反応を用いた胸膜炎の研究

1)研究開始のきっかけ

2)ツ反応検査を応用した研究の開始

3)ツ反応陽転者からの結核の発生

4)海軍で軍務中に発生した胸膜炎の検討

4.岡,小林の研究成績のまとめと所感

5.千葉保之,所沢政夫の結核初感染に関する臨床的研究

1)ツ反応検査に胸部単純X線検査を併用した研究の開始

2)1941年当時の国鉄職員の結核蔓延状況

3)ツ反応の陽転と胸部単純X線検査による結核性所見の発見状況

4)陽転後長期間の観察中の結核発病

6.初感染発病学説の完成

7.結核の感染,発病についての私見

第7章 胸部単純X線写真の読影法の開発

1.X線の臨床診断への応用

2.肺の剖検方法の開発

3.トレース法の開発

4.結核症の構成の研究

5.乾酪巣内の結核菌の生態に関する研究

6.先達の偉大な成果と後を受け継いだ者としての反省

第8章 間接撮影法の開発.結核対策としての集団検診

1.間接撮影法の開発

2.間接撮影用機材の進歩

3.初期の集団検診の成績

4.第2次大戦終了後早い時期の集団検診

5.結核予防法に3本柱の一つとして採用

6.大企業の積極的な結核対策

7.結核健康診断のその後の展開

8.健康診断のあり方についての反省

第9章 日本の研究者が開発した技術

1.BCG接種―BCG凍結乾燥ワクチンの大量生産に成功―

1)BCGワクチン開発の歴史

2)日本の初期の研究

3)凍結乾燥ワクチンの大量生産に成功

4)その後の日本国内でのBCG接種の動きと反省

2.ウサギの肺に空洞を作ることに成功

3.カナマイシンの開発

第10章 結核実態調査

1.結核の蔓延状況を知ることの難しさ

2.第1回結核実態調査の実施

3.その後の結核実態調査

4.断面調査の成績

5.動態調査,追跡調査の成績

第11章 結核と国際保健医療学

1.国際保健医療学とは

2.結核の蔓延状況を知る指標

3.世界の結核の蔓延状況

4.途上国の結核対策―なぜ失敗し,結核問題が1970年代,

80年代に世界で無視されていたか―

5.なぜ結核問題の重要性が再認識されてきたか

6.世界の結核対策の新たな展開―格差是正への挑戦―

7.今後の方向

第12章 今後の課題

1.最近の結核の動向

2.今後の結核対策の問題点

3.今後の結核研究のあり方

1)結核感染の頻度に関する研究

2)結核感染の様相に関する研究

3)新抗結核薬に関する臨床的研究

4)結核病床に関する研究

5)内因性再燃の機序とその予防法の開発に関する研究

4.おわりに

主要参考文献

索引

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