2024年09月15日19:05
ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国オタク界隈は日本と比べてバッドエンドを嫌う傾向が強いという話がありますが、それとは別に特定の作品のバッドエンドが強烈な印象を残して話題になり続けることも少なくないのだとか。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「皆が二次元で初めて出会ったバッドエンド作品」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(話題が話題なのでかなりネタバレが含まれていますのでご注意を)
皆は初めて二次元で出会ったバッドエンド作品ってなんだった?
まだバッドエンドになるなんて想像しなかった時期に出会った、作品を追いかけた末のバッドエンド体験を教えてほしい
短編じゃなくて長編の話ってこと?
長編、作品を追いかけ続けて最後にぶち当たったバッドエンド体験についてを頼む!
あとバッドエンドという解釈については個人の主観で問題ないので思いつくままに語ってくれ!
分かった。短編なら「秒速5センチメートル」を挙げようと思ったが、長編なら「アルドノア・ゼロ」。「秒速5センチメートル」はその終わり方に浸れたけど、「アルドノア・ゼロ」は納得いかなくてしばらくの間モヤモヤが続いたし作品アンチになってしまった。
自分の場合は「CLAMP」作品のどれかだったと思うけど......記憶がはっきりしない
「ギルティクラウン」のバッドエンドが私のオタクの深みにはまるきっかけだった
考えてみれば当時はバッドエンドが評価される雰囲気もあったし今ほどバッドエンドで炎上することもなかった
俺は無難に「Fate/Zero」で経験したけど、最近の「サイバーパンクエッジランナーズ」のように最初から「バッドエンドの名作」と知って見ているなら炎上しないし受け止められる人も多いのではないかと
「CLANNAD」
当時は大泣きしたし今でも見ると涙が出てくるよ
二次元じゃなければ「三国演義」か「水滸伝」のどっちかだと思うが、二次元だとたぶん「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」
最初のバッドエンドは恐らく「Air」だと思うんだが、バッドエンドとしてのダメージはそれほどでもなかった
その後に見た「Angel Beats!」とかの方がダメージ大きい
昔「sola」という作品があってだね
オタクの先輩に含蓄のあるスゴイ作品だと薦められた「今、そこにいる僕」
確かにスゴイ作品でスタッフも豪華だったが私は見終わってから2か月は引きずった
ラノベだけど「イリヤの空、UFOの夏」には衝撃を受けたよ
オタク向け作品で分かりやすく萌えイラストの挿絵な作品なのにこういう終わり方するのかと
解釈が分かれる作品だろうけど自分にとっては「コードギアス」の「R2」だね。中学の頃だった。
ルルーシュが死んでる死んでないの激論でしばらく盛り上がったのも良い話だし、その後の展開についても今となっては良い思い出だ
上の世代には「エヴァ」の旧シリーズが初バッドエンドだったという人は結構多そうだけど......
いや、案外そうでもないんだよ
こっちで放映された「エヴァ」のTV版の最後は何だかよく分からなかったし、旧劇場版は海賊版経由だから人生初のバッドエンドな人は逆に少ないと思う
オタクになってからまだそんなに経ってないので大して昔の作品ではないけど「四月は君の嘘」かな
作品の知識が増えるにつれてあれが予定調和なのだと理解するようになったが、見ていた時の自分の感情は間違いなくバッドエンドだった
その気持ち、俺も何となく理解できる
このテーマだと俺にとっては「アカメが斬る!」が該当するけど、当時はそういう展開がお約束だと知らなかったから衝撃を受けたよ
自分にとっては「Phantom」がそんな感じだったなあ
この話題で思い出した「この醜くも美しい世界」
そういう作品が流行っていた時代だったのかね
そういう時代だったのさ
ちなみに俺は「最終兵器彼女」が初のバッドエンドだった
Keyの作品とかを見ても分かるけど二次元にはバッドエンドが作風のクリエイターとその需要が常に存在するのだろう
二次元のバッドエンドにも流行りのようなものがある
分かりやすい所では虚淵玄のヒット以前と以降の違いとかね
私が二次元で最初に意識したバッドエンドのアニメは「喰霊-零-」だったけど、大体その頃にはウチの国のアニメファンにもバッドエンドを最初から警戒する空気が出ていたと記憶している
「クロノクルセイド」だった
短編作品や実写映画ならわりと耐えられるし事前情報があれば覚悟はできるんだけど、長編を追いかけてバッドエンドになるのは厳しい......
「クロノクルセイド」は原作版はまだ救いがある、と見せかけて実はそっちも救いが無いというのがヒドイな!
このテーマで久々に意識したが作品の名前が出てこない......
たぶん虚淵玄の作品で暗殺者の男女コンビが主人公で最終話でエンディングに入るタイミングで急に暗殺者が出てきて主人公が殺されて終わる
作品の名前は思い出せないのに見たあと数日よく眠れなかった気持ちは今でも思い出せる
上で出ている「Phantom」だろうね。原作ゲームのバッドエンドをあえてアニメ化したあの唐突なバッドエンドは混乱しながら怒っている人が当時も少なくなかった。
「Phantom」は原作ゲームにも無いオリジナル展開でバッドエンドだったはず
だから日本のファンも荒れたらしい
「白鴿島」「環保剣」「神厨小福貴」など、一昔前の国産アニメは明らかなバッドエンドやビターエンドな作品があったので、その頃のテレビアニメを見ていた子供にとってはそれが初めてのバッドエンドアニメになっていたのではないだろうか?
「環保剣」とか完全な悪の勝利EDだったよな......ラスボスを倒すためのアイテムを揃えて武器完成させて挑んだら実はもう一つ必要なアイテムがあって敗北とかよくやったもんだよ
子供の頃はアニメにバッドエンドがあるなんて考えもしなかった
ついでに私は昔TVで見た「セーラームーン」が個人的にはバッドエンドに近い印象になった
それまでバトル要素があってもコメディの入った展開だったのに最終局面に入るとセーラー戦士達が惨たらしく死んでいく全滅展開
後で復活するとはいえかなり引きずるトラウマになった
個人的な主観でいいなら「千と千尋の神隠し」
「またどこかで会える」という言葉の通りだったらよかったのに
とまぁ、こんな感じで。
中国に入った日本の作品事情も含めてイロイロな話が出ていました。
ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「昔の中国の国産作品にはバッドエンド、いわゆるビターエンドな作品も少なくありません。子供向けでも容赦なくバッドエンドになることもありました。例えばアニメの『環保剣』などは敵側が優秀で主人公にレベル上げをさせない、ボスを倒すための最後のアイテムはボス自身が確保と嫌なリアリティ重視でした。今ならば環境保護がテーマなので人間の心が変わらなければダメだという話も理解できますが、当時アニメを見ていた子供の私はショックを受けたので納得はしていません」
「個人的な印象になりますが、中国ではネット小説が娯楽の中心になってからバッドエンドを提供する作家は減ったように思います。ネット小説ではバッドエンドにするのは直接的な収入に負の影響が出ますし、炎上して作家に対する攻撃が発生するのでリスクが高過ぎます。言い方を変えれば、作家と読者の距離が近くなったのでバッドエンドが難しくなったということなのかもしれません」
などといった話もありました。
現在の中国では日本よりもクリエイターとの距離が近いような空気もありますし、作品の反響に関して考えなければいけない中国独自の事情というのもイロイロとあるのでしょうね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
中国オタク界隈は日本と比べてバッドエンドを嫌う傾向が強いという話がありますが、それとは別に特定の作品のバッドエンドが強烈な印象を残して話題になり続けることも少なくないのだとか。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「皆が二次元で初めて出会ったバッドエンド作品」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(話題が話題なのでかなりネタバレが含まれていますのでご注意を)
皆は初めて二次元で出会ったバッドエンド作品ってなんだった?
まだバッドエンドになるなんて想像しなかった時期に出会った、作品を追いかけた末のバッドエンド体験を教えてほしい
短編じゃなくて長編の話ってこと?
長編、作品を追いかけ続けて最後にぶち当たったバッドエンド体験についてを頼む!
あとバッドエンドという解釈については個人の主観で問題ないので思いつくままに語ってくれ!
分かった。短編なら「秒速5センチメートル」を挙げようと思ったが、長編なら「アルドノア・ゼロ」。「秒速5センチメートル」はその終わり方に浸れたけど、「アルドノア・ゼロ」は納得いかなくてしばらくの間モヤモヤが続いたし作品アンチになってしまった。
自分の場合は「CLAMP」作品のどれかだったと思うけど......記憶がはっきりしない
「ギルティクラウン」のバッドエンドが私のオタクの深みにはまるきっかけだった
考えてみれば当時はバッドエンドが評価される雰囲気もあったし今ほどバッドエンドで炎上することもなかった
俺は無難に「Fate/Zero」で経験したけど、最近の「サイバーパンクエッジランナーズ」のように最初から「バッドエンドの名作」と知って見ているなら炎上しないし受け止められる人も多いのではないかと
「CLANNAD」
当時は大泣きしたし今でも見ると涙が出てくるよ
二次元じゃなければ「三国演義」か「水滸伝」のどっちかだと思うが、二次元だとたぶん「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」
最初のバッドエンドは恐らく「Air」だと思うんだが、バッドエンドとしてのダメージはそれほどでもなかった
その後に見た「Angel Beats!」とかの方がダメージ大きい
昔「sola」という作品があってだね
オタクの先輩に含蓄のあるスゴイ作品だと薦められた「今、そこにいる僕」
確かにスゴイ作品でスタッフも豪華だったが私は見終わってから2か月は引きずった
ラノベだけど「イリヤの空、UFOの夏」には衝撃を受けたよ
オタク向け作品で分かりやすく萌えイラストの挿絵な作品なのにこういう終わり方するのかと
解釈が分かれる作品だろうけど自分にとっては「コードギアス」の「R2」だね。中学の頃だった。
ルルーシュが死んでる死んでないの激論でしばらく盛り上がったのも良い話だし、その後の展開についても今となっては良い思い出だ
上の世代には「エヴァ」の旧シリーズが初バッドエンドだったという人は結構多そうだけど......
いや、案外そうでもないんだよ
こっちで放映された「エヴァ」のTV版の最後は何だかよく分からなかったし、旧劇場版は海賊版経由だから人生初のバッドエンドな人は逆に少ないと思う
オタクになってからまだそんなに経ってないので大して昔の作品ではないけど「四月は君の嘘」かな
作品の知識が増えるにつれてあれが予定調和なのだと理解するようになったが、見ていた時の自分の感情は間違いなくバッドエンドだった
その気持ち、俺も何となく理解できる
このテーマだと俺にとっては「アカメが斬る!」が該当するけど、当時はそういう展開がお約束だと知らなかったから衝撃を受けたよ
自分にとっては「Phantom」がそんな感じだったなあ
この話題で思い出した「この醜くも美しい世界」
そういう作品が流行っていた時代だったのかね
そういう時代だったのさ
ちなみに俺は「最終兵器彼女」が初のバッドエンドだった
Keyの作品とかを見ても分かるけど二次元にはバッドエンドが作風のクリエイターとその需要が常に存在するのだろう
二次元のバッドエンドにも流行りのようなものがある
分かりやすい所では虚淵玄のヒット以前と以降の違いとかね
私が二次元で最初に意識したバッドエンドのアニメは「喰霊-零-」だったけど、大体その頃にはウチの国のアニメファンにもバッドエンドを最初から警戒する空気が出ていたと記憶している
「クロノクルセイド」だった
短編作品や実写映画ならわりと耐えられるし事前情報があれば覚悟はできるんだけど、長編を追いかけてバッドエンドになるのは厳しい......
「クロノクルセイド」は原作版はまだ救いがある、と見せかけて実はそっちも救いが無いというのがヒドイな!
このテーマで久々に意識したが作品の名前が出てこない......
たぶん虚淵玄の作品で暗殺者の男女コンビが主人公で最終話でエンディングに入るタイミングで急に暗殺者が出てきて主人公が殺されて終わる
作品の名前は思い出せないのに見たあと数日よく眠れなかった気持ちは今でも思い出せる
上で出ている「Phantom」だろうね。原作ゲームのバッドエンドをあえてアニメ化したあの唐突なバッドエンドは混乱しながら怒っている人が当時も少なくなかった。
「Phantom」は原作ゲームにも無いオリジナル展開でバッドエンドだったはず
だから日本のファンも荒れたらしい
「白鴿島」「環保剣」「神厨小福貴」など、一昔前の国産アニメは明らかなバッドエンドやビターエンドな作品があったので、その頃のテレビアニメを見ていた子供にとってはそれが初めてのバッドエンドアニメになっていたのではないだろうか?
「環保剣」とか完全な悪の勝利EDだったよな......ラスボスを倒すためのアイテムを揃えて武器完成させて挑んだら実はもう一つ必要なアイテムがあって敗北とかよくやったもんだよ
子供の頃はアニメにバッドエンドがあるなんて考えもしなかった
ついでに私は昔TVで見た「セーラームーン」が個人的にはバッドエンドに近い印象になった
それまでバトル要素があってもコメディの入った展開だったのに最終局面に入るとセーラー戦士達が惨たらしく死んでいく全滅展開
後で復活するとはいえかなり引きずるトラウマになった
個人的な主観でいいなら「千と千尋の神隠し」
「またどこかで会える」という言葉の通りだったらよかったのに
とまぁ、こんな感じで。
中国に入った日本の作品事情も含めてイロイロな話が出ていました。
ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「昔の中国の国産作品にはバッドエンド、いわゆるビターエンドな作品も少なくありません。子供向けでも容赦なくバッドエンドになることもありました。例えばアニメの『環保剣』などは敵側が優秀で主人公にレベル上げをさせない、ボスを倒すための最後のアイテムはボス自身が確保と嫌なリアリティ重視でした。今ならば環境保護がテーマなので人間の心が変わらなければダメだという話も理解できますが、当時アニメを見ていた子供の私はショックを受けたので納得はしていません」
「個人的な印象になりますが、中国ではネット小説が娯楽の中心になってからバッドエンドを提供する作家は減ったように思います。ネット小説ではバッドエンドにするのは直接的な収入に負の影響が出ますし、炎上して作家に対する攻撃が発生するのでリスクが高過ぎます。言い方を変えれば、作家と読者の距離が近くなったのでバッドエンドが難しくなったということなのかもしれません」
などといった話もありました。
現在の中国では日本よりもクリエイターとの距離が近いような空気もありますし、作品の反響に関して考えなければいけない中国独自の事情というのもイロイロとあるのでしょうね。
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例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
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百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。
中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。
コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。
中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。
コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。
こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。
ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
LINK
当ブログへのリンクはフリーでございます。
このブログの親玉やネタ元
北京留学日中交流
日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?
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北京留学日中交流
日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?
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なんで、後味の悪い終わり方になったのか
未だにモヤモヤするわ
止まるんじゃねぇぞの時から
悲壮感が漂っていたね
漫画は小学生の頃に新旧問わず読み漁ったんで最初かどうかはっきりせんが
いまだにNTRは受け付けない
本編はよく覚えていないけど
なぜか、結末だけはよく知られている作品だと思う
昔はバッドエンド率が高いんじゃないかな
社会現象になってる凄いアニメがあるみたいな感じで当時TVで取り上げたりしてたので、夏休みだった事もあってTVアニメ全26話再放送でやってたので頑張って観てたけど、当時中学生だったので気持ち悪くなったりメンタルが破壊されて辛かったですね笑笑
最初の映画はビデオテープで観て、その2年後くらいに2本立てのリバイバル上映を一気に観て半年くらい憂鬱な気持ちになりました。トラウマです笑
水滸伝→周囲の反対押し切って宋江が帰順して反乱軍相手に使い潰された末に宋江が毒酒煽って死亡
金瓶梅→身代わり殺させてトバしておいた武松が帰ってきてクズエロ主人公死亡
四大奇書でハッピーエンドは西遊記しかない
リセットしたからバッドエンドじゃないでしょとはとても思えなかった
それから色々見識を広げてもっとひどいバッドエンドにもたくさん出会ったが
ファーストインパクトは特別だということだな
彼方のアストラ
バッドエンドだとデビルマン
個人的に分類しづらいのがダンバイン
ハッピーエンド以外認めないな人が居るのは分からないでもないが
映画のミストぐらいじゃないとバッドとは言えないと思うが
ビターエンドならわかるが、CLANNADやアルドノア・ゼロなんて普通に後味はいいしハッピーの部類では......
????「ヒーローは最終回で死ぬか、カッコよく去って行くかのどっちかだ。何事もなく平和でしたチャンチャン。そんなヒーローものあるか!」
読んだあとしばらくどうやったらこのバットエンドを回避出来るか考え続けた記憶がある
原作版デビルマン読む前にこっち読んでしまったので、デビルマンの方は耐性が出来てショック受けなかった😅
バッドエンドという概念の解釈は個人の主観でOKという条件出てますから、そこは追求するとこじゃないかと。
しかし日本人の場合、物語が必ずしも「めでたしめでたし」で終わらないってのは、子供の頃に「泣いた赤鬼」「ごんぎつね」あたりで洗礼を受けると思うんですよね。そのあたり踏んでから二次元に至るわけですが、中国はどうなんだろう。
余談として、そのレベルの原体験の特殊例として「瓜子姫と天邪鬼」をあげたいです。東日本系と西日本系で瓜子姫の生死が変わるようですが、私が子供の頃に読んだのは東日本系。罪もない瓜子姫があっさり殺害され、彼女を愛して育てたお爺さんとお婆さんは騙されて彼女の肉を食わされ、犯人の天邪鬼は馬で引き摺り回されておしまい。だからなんだと。幼稚園児的には、ただ被害者と加害者がいただけの猟奇事件簿で、世の理不尽を感じました。
当時見ていた女児達に多大なるトラウマを植え付けたらしいね
阿鼻叫喚だったとか...
小学生でも辛いのに幼稚園児とか号泣ものだと思う
任侠映画や新撰組みたいなもんだし、あ〜いう作品は滅びの美学みたいな流れは理解できる、あくまでその流れが上手くて共感できればだけど。
ゲームだからグッドエンドルートもあるけど、バッドエンドだからこそ描ける耽美的な描写とか容赦ない展開が初プレイの時ホントドキドキした。
ゲームのアカイイトとか、グッドエンドではないけど、心中エンドとか主人公が人外になって永遠の時を生きる側になるルートとか、ハッピーエンド以外も1つの結末として納得いくものが多かった。
嫌いって言われたら終わる世界のヒーローが1桁年齢とか可哀想過ぎる
古典マンガ履修すっか★で風と木の詩とポーの一族読んで口直しに山岸涼子読んだ俺の気持ちを答えよ
2クール目から話がどんどん重くなるパターン多かったな...
中でもカウボーイビバップ、スクライドとガングレイヴは
破滅に向かって進んでく男の美学みたいなのがあった
古典漫画履修で少女漫画もいってみるなら、有名どころから少し外した隠れた名作、曽祢まさこ作「魔女に白い花束を」全二巻などもおすすめいたします。「魔女グレートリ」という古い海外の小説を元に描かれています。
舞台は魔女裁判はびこる中世リヒテンシュタイン。父親が家を出てしまい、残った母も魔女として火刑に処された辛い境遇ながら、美しく優しく育つ少女のお話です。随所で歴史的背景などにも触れつつ、淡々とした話運びで読みやすいかと。
そしてできれば知ってほしい。当時、これを「なかよし増刊」で、ハラハラしながら読んでいた小学生がたくさんいたことを。この記事のお題にふさわしい作品かと。
いや・・・誠が殺されるのは視聴者的にはスッキリ爽やかハッピーエンドということか
最後は妻も娘も生きてて楽しく暮らしてたじゃん
個人的には妻も娘も殺しておいて最後はファンタジーな設定で二人とも生きてる世界でハッピーエンドはモヤモヤしたし
凄い微妙なエンドだった
人はたくさん死ぬし小学生ぐらいの子供たちが兵士として人を殺したり、慰安婦にされた少女が妊娠したり
相当な鬱アニメだけど
最後は諸悪の元凶は殺されて、主人公も元の世界に戻ったから普通にハッピーエンドでは?
badっていうかそりゃそうなるよねって思った
なので、小鹿物語。とんでもなくシビアな現実(寝たきりになる父親、遠くの町に引越す女友達、親友との死別、一家の生命線の畑を荒らすペットの小鹿等々)が子供に大人になることを強要する成長ドラマ。
主人公に突きつけられた現実は我が事として突きつけられて嫌な汗が止まらない。原作はもっと厳しいらしい
その基準でいいならミストだってハッピーエンドにできるなw
確かに「中国で有名な昔話・童話」がなんなのかは気になるトピックかも
日本で有名でも中国では無名だったり、その逆なんかも結構あったりすんのかな?
グッド・バッドじゃないけど残当エンドというか。
日本にはメリバとバットエンドとまたカテゴリが違うけど、全部ひっくるめめてバットエンドと言われてるのがなんかもやもやする。