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「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2006年02月

2006年02月27日18:31
そんなわけで、とりあえずの(?)帰国をしました。
留学生生活が終わるというと、何か感慨深いものがあるのかと思ったらあんまり無かったりします。

一昨日は昼頃R山さんとN氏で鼓楼へ。
最後に北京の怪しげなゲーム街を味わいたいとかそんな感じです。
しかし、最近あの辺りのゲーム屋が多すぎたというのもあり春節を越えられずにつぶれた店が幾つか有りました。
そしてR山さんがPS2を購入。
最近の北京の相場は1100〜1580くらいだそうです。
値段に差が有る理由はご想像の通り。

その後留学生楼に戻り、部屋を片付け(物を捨てまくって)8時ごろに退房。
部屋に有った冷蔵庫や以前ネタにした偽猫バスなどは今学期の清華大学日本人会の新入生歓迎会の景品として提供することに。
冷蔵庫はどーやって運ぶんでしょうかね。

以前清華に留学していて現在日本料理屋のフロアチーフをしているジョニーから仕事終了の電話を受けて五道口のB3へ行き合流。
相変わらず仕事が忙しいようです。
てか、店の資料そのまま持ってきていいのかしらん?>ジョニー
更にヒゲ店長と中国人オタクの面々も合流して10時過ぎてるのに韓国料理屋へGO.
店長、ご馳走様でした!

店までの道中や食事中中国人オタク達と
「マブラヴオルタはグロくてなんかダメぽ。」
「春にでるゲームってどうよ?」
「台湾だとFate関連やガンダムエースの中文版があるのに、何故北京は」
とか話してるのを見てジョニーがしみじみと
「こいつら、ダメ人間だ...」
と言いますがまぁ、ジョニーも含めて類友類友。

その後B3でまったり過ごした後早朝に空港へ。
北京空港は最近検査が厳しいと聞くのですが特に問題も無く素通りで結局40分弱で手続き完了。
焼いたDVD100枚持っていたら荷物あけて検査されたりしたという話も聞いていたのでちょっと拍子抜けでした。
日曜ということで成田についてから少々時間がかかりましたがそれ以外は順調。
なんだか実感が無いですが私の留学生活はとりあえず終了しました。
2006年02月25日10:01
明日の朝の飛行機で日本へ本帰国します。
そんな訳でここ数日はもうかなり混乱しましたが、それも終わって今日はゆったりとしているといいますか。
とりあえず、今日はもう一人の本帰国者を見送りに行った後に最後に鼓楼に行ってみようかと画策しています。
R山さんがPS2を買いたいそうですし、それも含めて。

昨夜はR山さんとヒゲ店長とN氏でTafiで飯を食いつつだべっていたのですがその場でR山さんが元セガ信者だと判明。
昔の機体の歴史や抑圧の歴史について語りました。
私&R山さんとN氏&ヒゲ店長との間に見えない壁が......
ちなみに、私はPCエンジン買ってしまったのでセガよりももっと孤島というか、そんな感じです。
当時はCDROM機の先駆者でしたし、ソフトの値段もSFCより安め更にソフト一本が一番長く遊べる(ように見える)のでコストパフォーマンスがいいと思って買ってしまったんですね>NEC
外国でゲームを買うのは難しいだろうし、遊ぶ所も少ないだろうから暇な時長く遊べるゲームが欲しいと。
結局、それで道を踏み外してしまったような気がしますorz
PCエンジン系のゲームって当時からオタク路線突っ走っていましたし。

しかし帰国直前なのにこんな話になるのも我々といいますか。
とりあえずヒゲ店長は早くヒゲ(∀)ガンダムを見てガンダム専門店を作ってくださいという事で話は終わりました、はい。

何はともあれ今晩もB3で徹夜して明日早朝の飛行機で帰ります。
2006年02月22日17:50
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オタクin中国
昨日はこの月末に完全帰国する面子(私も含む)3人の送別会を口実に第二回アニソンしばりカラオケ大会が決行されました。
残念ながら清華大は今週から授業が始まってしまっていたので中国側からは三名のみ。しかし数は少ないとはいえ精鋭揃いなのでそれほどの問題ではありませんでした。
当日6時半に五道口の一心集合...の前に売店でコーヒー牛乳を購入。
今日は飲むぞ、と気合を入れました。
私は今回の送別会で初めて「送られる」側になりました。
13年こっちに居るので送別会は相当の数に参加していますが、毎回送る側だったので今回はちょっと新鮮な気分。

で、一心で合流して早速飲み始め。
前回のアニソンカラオケでは全員の飲みが足りなかったので選曲や歌い方にテレが出てしまいました。その失敗も踏まえてガンガン飲みます。
トラックバック先のヒゲ店長のブログによると「日本酒、梅酒開けて、ビール25本」だそうで。ヒゲ店長の流儀により我々のテーブルには空いたビール瓶がずらーーっと並び、それが更に飲みを加速。
実は私はアトピー持ちで酒を飲むと痒くなってしまうので日頃はあんまり酒を飲まないようにしているのですが、昨夜は別。リミッター解除でガンガンと。
日中チャンポンで言葉が飛び交い最後はもうぐちゃぐちゃ。
「ジーク・ジオン!」
とか叫びながら乾杯しだしたりと皆いい感じに酔っ払ってきたようなのでカラオケをやりに山彦へ。

しかし少々ハイペース過ぎたため、道中うっかり三名が脱落してしまいます。
脱落した人の明日の朝のご冥福(?)を祈りつつも、ほぼ貸しきり状態の山彦で第二回アニソンしばりカラオケの幕が上がりました。
皆一曲目を迷っているようなので、とりあえず私はVガンダムを一曲目にチョイスしてはじめます。こういう時にガンダムって便利。
アニソンの場合皆どっかで聴いたことがある上に歌い易いのが多いのでマイクを握っている人だけでなく、皆が歌えます。
全曲ほぼ合唱状態で場は盛り上がります。
うまく歌えなかったらシャウトでカバー。
中国人チームもどんどんと歌っていきます。
昔のマイナーな曲が弱点というくらいで彼らはアニソンならば昔の作品から最新の作品までOK、更には最近のJPOPまで幅広くこなせます。
オリコンチャートで上位に来る作品は残さずチェックしているとかなんとか。
しまいには日本のネットで流行ったネタソングまで歌いだします。
今回は出ませんでしたが彼等の好きな曲のなかには「日本ブレイク工業社歌」などという飛び道具も入っています。
今回新曲に「恋のマイアヒ」や平井堅の「pop star」が入っているのを見て早速選曲して
「キープダルシム 飲ま飲まイェイ!!飲ま飲ま飲まイェイ!!」
とか
「I wanna be a VIPSTAR 君がずっと夢中なそれ なんてエロゲ?」
とかやり始めたりと、侮れない奴ばかりです。


残念ながら11時半過ぎた辺りから私自身にここ数日続いてる撤収作業の疲労が出てしまいました。どうやら電池切れ。
そんな訳で12時に撤収。
最後の一曲はやはりガンダムで〆ようと逆襲のシャアのBeyond The Timeを選曲。
日本人も中国人も一緒に
「νガンダムは伊達じゃない!!」
とか劇中の台詞を叫んで合わせてくれたのが嬉しかったり。
語言大の門で解散しましたが、なんだかお別れの気分にならない不思議な送別会でした。私も含めて全員が
「これでお別れってわけでもなかろう」
と考えていたとでも言いますか。
私も今更中国と離れようとは思ってませんし。
何はともあれ、とても楽しい数時間でした。

ちなみに、アレだけ飲んだのに次の日は喉が叫びすぎでガラガラだった以外は特に問題なし。
またやりたいですね、アニソンしばりカラオケ。
2006年02月21日12:03
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オタクin中国
昨日、知り合いの中国人オタクが研修旅行(?)を終了して中国に戻ってきました。
なんだかんだで非常に楽しめたようで、何よりです。
昨日の晩は日本研修旅行組を中心にして大学のアニメ漫画サークルの連中が集まって食事。
日本旅行の土産話を中心にして盛り上がりました。
オタク関連の事以外で彼らの印象に残った事は、
電車の乗り方
(ちゃんと並んで、電車が来たら左右に分かれて降りる人を待ってから乗る)
電車の便利さ
(これは彼等の宿舎が交通の便のいい所だったのもあるかと思います)
日本人も中国のことをよく知らない
(日本の大学生と交流したそうなんですが、相手は中国人というと二言目には愛国無罪とか歴史の反省を求めるとかそんなもんだと思ってたらしいです)

特に3つ目。日本人の中国への認識は難しいですね。最近のマスコミの報道だけだとどー見ても日本と中国の仲が良いように思えないし、相手がこっちに好意を抱いてるとは思えない。
今回日本へ行った連中の周りにいる(中国在住の)日本人は私も含め中国でかなり長く過ごしている人間ですから認識のギャップについて普段は意識しないでしょうし。
その辺も含めていろいろと面白かったようです。

他には席上、「落語天女おゆい」というアニメが話題に上っていました。
落語芸術協会の協力の下に作られたアニメなのですが、こっちのオタクは非常に興味を持っているようです。
まさか中国で、しかもオタク相手に桂歌丸師匠と三遊亭小遊三師匠等の有名な噺家について説明することになるとは思いませんでした。
今度笑点のビデオでも見せてみますかね。

以前北野武を映画監督として尊敬している日本語学課の人に
「天才たけしの元気が出るテレビ」を見せて凄いショックを与えてしまった事もありますが、笑点だったらそんな心配もないでしょう。
PCゲームの老舗にFalcomという会社があるのですが、そこの看板RPG英雄伝説シリーズの最新作「英雄伝説 空の軌跡SC」の発売日が迫っています。

前作の「空の軌跡」が中国でも評判がよく、こっちでは中文化は何時ごろになるんだといった悲鳴(?)があがっていたりしますね。

こちら(中国)でゲームを遊ぶとなれば基本的にPCでということになるのですが、海賊版の氾濫や中文ソフトウェアの不足、更にネットの普及などからネットで手に入れてオンラインで遊ぶゲームが主流となっています。

そんなわけで、パッケージソフトは中国では非常に厳しいと思われていますし、現に中国の名作国産RPGとされている仙剣奇侠伝シリーズ等もイマイチふるいません。

また日本のPCソフトの中文版(古くはPowerDoll等の工画堂系やイース等のFalcom系、最近だとNever17やプリンセスメーカー4等のギャルゲー、あとは光栄の歴史シリーズ)も出てはいるのですが、そっちも成功しているとは言い難い状況のようですね。

そういった状況の中、今年の1月18日にBeijing GAMEBRIDGEから「英雄伝説VI 空の軌跡」の中国語版の初回限定版が発売されました。

私も卒業手続きが終わって暇になったら買いに行こうと思っていたりしたのですが、ほとんど瞬殺状態だったようでどこにも売っていませんでした。
公式発表によれば1週間で5000本が完売してしまったそうです。これは日本のPCゲーム市場でも珍しいような速さかと思います。

知り合いに聞いてみたところ、これは初回限定版に色々なアイテムがつき、他のソフトと差別化されたのがいい方向に働いたそうです。

この英雄伝説の成功は「値段に見合う」「価値がある」と思えば中国のユーザーも手を出すという事の一例になるかもしれません。
とりあえず、今後については中国ユーザーの価値観と財布の紐の固さの見極めでしょうかね。

ちなみに「英雄伝説VI空の軌跡 中国語版 初回限定版」の内容物ですが、

ゲームCD3枚+説明書
ゲームサントラCD+主題歌CD
208ページのフルカラー公式ガイドブック
PVCカラーエンブレム2枚

で値段は128元だったそうです。

今年の6月にはこの「空の軌跡」と英雄伝説3XPの中国語版を合わせたプレミアムパックが298元で発売されるそうです。
こっちにも色々な特典がつくようで、これの売れ行きにも注目しています。

日本に比べれば安いですが298元というのは中国ではかなりの値段です。
コレがもし売れるようだったら中国でのパッケージソフト販売が面白いことになるかと思います。
中国では去年はじめて国産の漫画を原作にしたアニメが製作されました。
その作品名は「梦里人」、日本語だと夢の中の人とかそんな感じでしょうか。

原作が連載されていたのは90年代で、うろ覚えですが確か6年ほど連載して98年くらいに連載終了したはずです。
内容は漫画好きの高校生の女の子とその友達の日々の生活と成長を描いた青春ドラマ(?)といったところでしょうか。
割とゆったりした流れの漫画で、それが結構いい感じです。

この作品の評価は高く、中国国産漫画の名作との呼び声もあるくらいなのですがなかなか単行本にはなりませんでした。
本来なら連載が終了した7年前に出版されているはずなんですけどね。
そして、去年のアニメ化の後押しがあったからなのかようやく今年の2月に原作単行本全6冊が発売されました。
次はアニメのDVD化をと期待しているのですがそれについてはまだ未定のようです。

北京に戻ったら確保しないといかんと思っていたのですが、先日友人のH氏が全6冊をキッチリとプレゼントしてくれました。
いや、ホント嬉しかったです。ここしばらくのもらい物で一番嬉しかった。

とりあえずこの週末は時間を見つけてこの作品をまったりと読もうかなどと考えております。
2006年02月16日14:20
また北京に戻ってきました、はい。
今回は成田空港へ行くスカイライナーが止まったり(結局成田エクスプレスに飛び乗りました)、飛行機が遅れたり、空港で他の客の荷物のバンド(荷物縛るアレ)がベルトコンベアーに挟まって荷物が出てこなくなったりとアクシデント続きでした。うーむ。

とりあえず今日はこんなところで。
北京への帰還が迫っており、それに関連して色々とゴタついております。
それはともかく中国から来襲したオタクはえっちらおっちらとスケジュールを消化しているようです。
6日目は上野をまわりその後私の家へ遊びに来て飯食ったり酒飲んだりして終了。
その時研修チームの隊長が
「明日こそ秋葉原のメイド喫茶へ行く!」
と力強く宣言しました。
(5日目秋葉原(2回目)の時は並んでいる人が凄かったので入るのを諦めたそうで)
しかし、別の団員から反対の声があがります。
隊長はどうにか説得しようとするも、元の動機が動機ですしそれぞれに疲労も溜まっています。結局説得には失敗し6日目の午後は別行動となりました。
6日目は研修のために「一応」江戸博物館等の日本文化体験コースを見に行って前半が終了。午後は三度秋葉原へ行ったり、休んだり。
よくわかりませんが、研修チームの隊長は秋葉原に行くとパワーが溜まる模様。
秋葉原に行った後は本当に活き活きとしています。

彼らは明日から一泊二日で熱海の温泉へ行くそうです。
私は北京に戻るのでこの辺で彼等のサポートも終了。あとは北京で会った時にでもゆっくり話を聞こうかと思っています。

それと、今年も7月にCHINAJOYが開かれますがそこに参加するコスプレ大会のネット予選がもうすぐ終了します。
この予選はネットの投票で決まり、2月15日までが期限です。
そして予選に勝ち残った面々がCHINAJOYで行われる決勝へと進みます。
どんな感じかは
http://comic.qq.com/z/chinajoycos/
を見てください。
気合入った格好のがいっぱいいます。
日本の作品だけではなく中国系の作品のコスプレをしている人もいますね。
私はとりあえず聖闘士星矢の黄金聖闘士アフロディーテのコスプレをしている人に投票。あの黄金聖衣をよくつくったもんだと感心します。
2006年02月11日20:47
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オタクin中国
中国から来た彼等の日本滞在も今日で5日目になりますが、
今日は私の方に用事があるのでK氏が一緒に付いて新宿と渋谷をまわったそうです。
しかし、彼等の目的地が新宿の都庁や渋谷の竹下通りではなくコスプレショップだというのは御愛嬌。

それはともかく、昨日(10日)は彼等の最大の目的地秋葉原に行きました。
せっかくだからと関東近辺にいる春節休みで帰国中の清華大留学生も集まって、ちょっとしたオフ会というか同窓会みたいな感じで結構な人数になりました。
彼等のテンションも上がりまくり。

しかし、さすがにこの人数(10人くらい)でウロウロ秋葉原をまわるのは無理だし、各々の目的の「ブツ」も違います。
最近の秋葉原は観光地化していますが、彼らは秋葉原へ観光しに来たのではなく「買物」をしに来たのです。
そんな訳で、ラジオ会館やアソビットシティ、とらのあな等をざっと流した後集合場所と時間を決めて解散。
この時点で皆結構物を買っています。
果たしてどうなるやらと思いつつも、私は特に買いたい物が無いN氏と一緒にドトールでまったりとコーヒーを飲んだり本屋をのぞいたりして時間を潰していました。

で、時間になったので集合場所に行ってみるとホクホク顔の彼等がいました。
どうやら大漁だったようです。
欲しかったメイドノフィギュアが買えた、中国では手に入らないPCパーツが手に入った、同人誌を手に入れる事が出来ただ、中国より8000円も安くPCパーツが買えた等等。
この日は一人平均4〜5万円くらい使ったそうです。
その後居酒屋に雪崩れ込みましたが早速戦利品をチェック。
居酒屋の机でフィギュア組み立て始めるし、もう何がなんだか(笑

私は晩に少々用事が入っていたので先に引き上げましたが、居酒屋の後はカラオケに突入したそうです。
彼らの最大の目的である日本のオタクライフを満喫できたのではないでしょうか。
2006年02月10日00:57
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オタクin中国
中国オタクの日本旅行も三日目。
今日は三鷹のジブリ美術館と御茶ノ水&神田へ。

朝8時半頃に出発し中央線へ乗り換えるべく埼京線で新宿へ。
ラッシュのピークではありませんが電車は結構混んでいましたが、中国のバスや列車もかなり混んでいるのでそんなに厳しいわけでもなかったようです。

ギュウギュウ詰めになりながらも新宿に着いたところ、まず
「南口の伝言板ってやっぱりもう無いの?」
という質問が。
どうやら、XYZと書いて某シティーハンターに連絡してみたかった模様。
道中宇都宮や吉祥寺等の地名が実際に存在するのを見てちょっと感動してました。

三鷹のジブリ美術館は私も行った事が無かったので彼らと一緒に楽しめました。
「中国にこういう美術館が建ったなら入場料100元でも大丈夫だろうなぁ」
との言葉も。(ちなみに、ジブリ美術館の入場料は大人1000円)

その後、御茶ノ水の画翠レモンで画材を見て、神田を冷やかし帰還。
今日は移動距離が結構長かったのと最初の興奮から覚めてちょっと落ち着いてきたためか終盤は全員少々疲れ気味。

明日は遂に秋葉原へ出撃ということも有り、早めに休むとのことでした。
2006年02月09日00:08
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オタクin中国
うっかりしていて、日付が変わってしまいましたがとりあえず。

先日に引き続き中国から来たオタクチームと一緒に動きました。
今日は向こう(北京)で私が通っていた大学に留学中のK氏も合流。
彼等3人+K氏+私の計5人で行動を。
そして行った先は池袋。

まずはビックカメラでPCパーツや各種ハードのゲームをざーーーっと見ました。
カカクドットコムで事前に日本の値段を調べていたので、彼等の値段をチェックをする目も鋭い鋭い。
「ビックカメラはポイントがつくから、それを差し引いた場合は幾らで、更に消費税を......」
といった感じでした。
後日秋葉原にも行く予定なので、そこの値段も見てから購入を決めるとのことです。

そして、パルコへ移動し世界堂で画材をチェック。
彼等の中には同人で漫画を描いているのもいまして、画材売り場に大量に置いてあるペン先を見た時の喜びの声が印象的でした。
北京ではペン先の種類が少なくて苦労するとのこと。
他にも大量の種類のスクリーントーンや原稿用紙にも喜んでいました。
予算や持って帰れる重さを頭の隅に置きつつもとりあえず色々と購入した模様。
それから模型売り場を眺めたり(大和や赤城が気に入ったらしいです)して、昼食。

昼食後はまず東急ハンズへ。
ヘンな文房具やおもちゃを楽しみました。
コスプレの衣装(メイド服やレイザーラモンHG、長州小力等)やアフロのカツラにも興味を......

それからサンシャインをぬけて、本日最大の難所乙女ロードへ。
乙女ロードというのは女性向けのオタクショップが並んでいる場所です。
秋葉原が男性向け優勢なのに対し、こっちは女性向けが優勢。
堂々と「BLグッズ買い取ります」とか書いてあります。
看板や店の商品もまぁ、そんな感じのものでして。
さすがに私もこっちの方面は専門外です、はい。
店の中に入って感じる居たたまれなさが何と言いますか。

しかし、中国から来た彼らは男女とも普通に入店。
BL同人誌やゲームを見て楽しんだり、店で流していたテニスの王子様のミュージカルを見て、
そういった物が存在するというのを知り驚いたりしていました。
「すごーい。リョーマ役の人ってホントにリョーマみたい。」
とのコメントも。
ちなみに、K氏はタバコ忘れたとか何とかいって近くのコンビニへと逃亡。
卑怯者め。

その後、ジュンク堂等の本屋を巡回。
彼らが欲しい本や画集等の他にも知り合いに色々とお土産というか買って来て欲しい物を頼まれているそうで、そういった物を買った

りしていると結構な量に。
荷物も増えてきたので、最後に池袋のデパ地下をざっと見た後宿泊先へ帰還。
本日の彼等の戦利品はなかなかの物だったようです。
2006年02月07日22:19
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オタクin中国
本日、知り合いの中国人オタクが研修旅行(?)で日本に来ました。
北京で生活している間かなり世話になり、色々と一緒に馬鹿もやりました。
そんな訳で、どうせ日本にくるなら楽しくすごしてもらいたいとかそんな感じで
彼等の日本旅行のうち何日かをサポートする予定です。

今日は初日なので、とりあえず成田に彼らを迎えに行って宿泊先へ行き、
その後宿泊先の近所をまわって夕飯を食べて終了。
特にコレといった事は起きなかったのですが彼等の発言の中で印象的だったものを幾つか

「これが、伝説の商店街か!アベノ橋☆魔法商店街で見てからずっと気になっていたんだ!」
(宿泊先の近所の商店街を歩いている時)

「コレが日本の踏み切り。スラムダンクもこんな感じで始まったなぁ」
(踏み切りをガタンゴトンガタンゴトンと通る電車を見ながら)

「うーん、日本にロリコンが多い訳だ。日本の子供って中国の子供より可愛いね」
(地下鉄に乗っていた下校中の小学生達を見て)

「おーーー。セーラー服」
(同じく下校中の学生を見た、中国コスプレイヤーの発言)

と、まぁこんな感じでした。
何はともあれ彼等の旅が楽しくなれば、まぁ。
日本に帰って、何が楽しいかと言うと本屋をまわる事だったりします。
やはり日本の本屋には何かときめく物が有るとでも言いますか。
中国の本屋も最近は面白そうな小説が平積みになっていたりするのですが、
平積みになってるマンガやどばーーーーっと並んだ文庫本もある日本の本屋の方が楽しいです、はい。
北京で「神田とBしろまるしろまるKしろまるFFに行って本を買い捲り」というわけの分からない夢を見たこともあるのですが、これが私の北京生活中起きてみて夢だとわかって凹んだ夢NO.1だったりします。
夢見てる間はホントに至福だったのでその落差が。

それはともかく、日本の本屋はエッチな漫画や写真集も簡単に手に入りますな。
成年指定のエロマンガではない青年誌に連載されてる漫画でもエロいのはエロい。
良いのか悪いのか一概には言えませんし、最近はネット等で簡単にエロ画像が手に入ります。
まぁ、それにしても日本の本屋と言う場所では良くも悪くもすぐに色々なジャンルのものが手に入りますね。
中国の本屋ではさすがに厳しいというか無理です>裸
ただ、美術や芸術関連のものはどうにか手に入るようです。
近くの本屋でもそういったものは置いてありますし、この間行った王府井書店にもヌード写真集が置いてありました。
しかし、王府井書店のヌード写真集は
ショーケースの中に置いてあって、店員さんに声をかけて出してもらわないと買えない状態にありました。
確かに、これならそう簡単には買えない。
というか私には絶対買えません。
たくさんの客がいる中であれを堂々と買える人間は勇者だと思いました。
今回の帰国では北京で使っていたタワー型のデスクトップPCを持って帰りました。

以前(といってもかなり前ですが)は日本の航空会社では制限重量以内なら手荷物の機内持ち込みで特に文句を言われた記憶は無いのですが、最近は持ち込み可能な荷物のサイズも決められていて北京で買ったデスクトップ(しかもタワー)を持ち込むのは難しいです。
そんな訳で、2年ほど前に購入したマシンで、最近調子が悪いし壊れたらその時はその時だと腹をくくって、梱包して「壊れ物です」と言って預けてしまいました。
で、
ケースが若干歪んでしまいましたがマシンは無事到着してなんとか動いています。
結構何とかなるもんなんですね。

しかし手荷物で持ち帰るとなると本体だけでいっぱいいっぱい。
向こうで使っていたディスプレイやキーボード等は知り合いに譲り、
こちらに帰ってから別のものを新規購入しました。おかげで結構な出費に......orz

しかも、PC売り場でキューブ型のベアボーンキットが4万程度で購入可能と言うのを見るにつけ北京でパソコン売り払って本体も東京で新しく買った方が良かったかと悩んだりも。

最近は日本からノートPCを持ってきている人は珍しくありませんが、
キューブ型なんかの小型のデスクトップを持ってくるのもアリかもしれません。
キューブ型なら恐らく機内持ち込み可能でしょう。
北京だとパーツの選択肢が限られますし、ディスプレイ等のかさばる物は北京で購入してしまえばOK。
電源も最近は100〜240V対応のが多いですし中国での使用について特に問題は無さそうです。

長期に渡って(1年以上くらい?)一つの都市に留まる予定の有る人は中国にデスクトップを持ってきてしまうのも考慮してみては?
最近は中国でマシンを組むのも日本で組むのも値段的に差は無いですし、それなら選択肢の多い日本で組んだ方がいいかもしれません。
今日は東京は大雨でした。
しかし、そんな事にはめげずに一時帰国中R山さんと秋葉原へ出撃。
平日の上にあいにくの天気で人はまばらでした。

ぶらぶらと目的もなく秋葉原を歩いたのですがゲーム屋やおもちゃ屋を覗くにつけ、
これだけの種類の商品を置いて問題なく商売になるのはやはり日本だなぁと。
北京だと商品の流通の問題も有るんでしょうが、
基本的に最新の商品だけで一昔前の物を手に入れるのは骨が折れます。
北京のオタク曰く
「見つけたもの、気に入ったものが次にも有るとは限らないのでその場でキープするべきかどうか非常に悩む」
といった事が頻繁に有るそうです。
極端な話どれもが結果的に「限定版」になってしまう可能性を持つというか。
日本はコレクター層というかマニア層が育っていてその購買力が期待できるので、
商品の在庫を増やしてもやっていけてそれを強みにできるんでしょうね。

中国ではその辺りがまだ難しいと言いますか。
数は結構いるんでしょうけど、肝心の客単価が低くてなんとも。
以前最新のコンテンツをうまく提供できれば海賊版をなんとかできるし利益を上げることもできるとか書きましたが、
今日R山さんと話していて
「中国市場では大して利益でないから企業がコンテンツを輸出する望みは無さそう」
という御意見を頂きました。
確かに、客単価低いから利益は出てもそのコンテンツの本来の価値に見合った利益は出ないだろーなぁと。特に新しい物であればあるほど厳しい。
なんとも難しい問題ですな。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
LINK


当ブログへのリンクはフリーでございます。

このブログの親玉やネタ元

北京留学日中交流

日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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