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「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

2015年04月

今回はちょっと簡単な内容で......

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「どうして日本では永遠の命は別れが前提なのだろうか?」
で紹介させていただいたやり取りに関して、
「コメントにもありましたが、中国の仙人や神様への感覚ってどういった感じなのでしょうか?」
といった質問をいただいております。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していて
「中国の神様のイメージ」
などに関するやり取りを見かけることが出来ましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アニメや漫画、ゲームでは神が出てくるのは珍しくないし、西洋は絶対的だったり感情的だったり、日本は身近だったりするという話は聞くけど、自分の国の神のイメージが案外ハッキリしないのに気付いた。
ウチの国の神のイメージについて、みんなはどんな感じなの?ちょっと教えてくれ。

神仙なんて言葉はあるけど、ウチの国だと神より仙人の方が重視されているようにも思う。

中国の神話だとまず仙人が来て、その後に神が出てくる。

ウチの国の神は西洋の神とはまたちょっと違うかな。人が神になるといったケースも多いし。もちろん盤古みたいなのもいるけど。

中国の神は西洋の神に比べて何でもやってくれるわけではないよね。

中国の神はお香たいてもらうのを待っている存在とか?何かをしてくれるとかそういうイメージはあまり無いかも。

ウチの国の文化では人類出身じゃない神も多いけど、人類出身の神仙もかなりいる。自然と人が結びついているとでも言うべきか?

中国の神は公務員的な存在、組織や仕事持ちの神が多い気がする。西洋と比べてあんまり自由なイメージが無いわ。

仙人は自分の好きなことやれるけど、神の場合は職務がある。それに神は進行しないと助けてくれない。そら仙人の方がイメージ良いよな。

中国の神はお香をたいて平安を祈る対象だけど、西洋の神は統治的な側面が強い。

そうか?中国の神は神で政府機関っぽいことになっていると思うが。
ウチの国の神話における神は官僚的な面も見て取れる。

漢字で「神」と訳されているけど、世界観や文化的背景が違うからね。逆に海外だとウチの国の仙人の感覚が理解され難いようだし。
あと自分は日本の作品の八百万の神というのもピンと来ない

中国の神は人にとって身近という気もするんだが。

ウチの国では仙人になれるけど、西洋だとその手の存在は血統主義的な所が強い。その辺りに関してみれば、中国の神仙は人に近い存在と言えるか?

真面目な話、唯物主義が入っているし思想教育もあるからウチの国だと「現在の」神の地位やイメージは昔より良くないはず。お堂が観光資源として人気だし悪いってことはないんだろうけど

昔の神のイメージもあんまりスゴイ訳では無さそうな......西遊記とかヒドイことになっているし。ネタにし易いということでは身近というのも間違いではないかな?

ハッキリ言って中国の神話はかなり混乱している。
色んな理由で体系的なまとめが行われていないし、地方によっては忘れ去られかけているものも珍しく無かったりする。特に南方系の神と神話は消えかけっぷりがヒドイ気がする。

ウチの国では神よりも天命とか風水とかの方が信じられているんじゃないか?

最近はテレビドラマとかでも神仙関係がグダグダになっているし、昔の定義を持ってきても現在のイメージにはならない気もする。

中国の神は先祖崇拝的な側面が強いと思う。あと生まれながらの神って西洋に比べて少ない気がする。

大雑把なイメージだが私は仙人は人が修行でなるもの、神は生まれながらのもの(例外多数)って所だ。それから神が仙人よりスゴイとは限らないし、仙人が神に直接管理されているわけでもない。

神仙に関しては昔と今ではかなり別のものになっていると思うよ。建国以降、神仙は「許されない存在」となってしまい話題にならなくなり、そのイメージを保てなくなったりもした。最近の中華ファンタジー系の創作でやっとこさネタとして復活してきた気がするくらいだ。



とまぁ、こんな感じで。
神仙に関するイメージについては人によって違うようですが、中国オタク界隈では神様よりも仙人の方が意識されやすい所もあるようです。

ただ、最近はネットで出回る情報や若者向けのコンテンツを中心に新たな神仙のイメージのようなものも形成されつつあるようですし、そういったイメージを反映した作品が今後出てくるのではないかと期待してしまいます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
「艦これ」の春イベの開始の日となりましたが、提督の皆様は如何お過ごしでしょうか。
私は菱餅集め→まるゆ溶鉱炉と資源を浪費してしまったことからちょっと不安なスタートとなりそうです。とりあえず今回は艦これ関係の話題で一つ。

中国でまた新たな艦これっぽいスマホゲーム
「艦娘出撃」(旧題は「艦姫GO」)
というのが出現した模様です。
公式サイトはコチラです。

ありがたいことにこの件に関するネタのタレコミ&質問を複数いただいておりますし、イベント初日の夜はどうせ入れないか安定しなくて猫多発になりそうですし、空いた時間でざっくりと書いてみようかと思います。

この「艦娘出撃」は先週からβテストが始まっているようですが、ゲームの方の評価はまだハッキリしませんし、話題性に関しても現在中国で人気が拡大中の「戦艦少女」などと比べる段階にはなっていないようですが、周辺の微妙な話題に関してはイロイロと出ている模様です。

ちなみに「戦艦少女」の方に関しては当初中国オタク界隈でも「艦これ」パクリゲーだと認定されていたものの、その後独自路線の擬人化艦船やシステムの追加を行い、現在は艦船擬人化系ではあるものの「艦これ」とは別モノといった認識になり、順調に人気が高まっているそうです。

現在は中国オタク界隈で独自ジャンルを形成しつつあり新規参加も増えているそうで、中国向けに作られたスマホのゲームであることや、イロイロな面で相対的に参加のハードルが低いことなどから、ゲームという面から見た場合「艦これ」を追い抜きつつあるとか。


さて、話を「艦娘出撃」の方に戻しますが、このゲームの特徴として目を引くのはボイス付きであること、そしてそのボイスが山新さんをはじめとする中国の人気声優に加えて、日本のプロの声優を起用しているという点です。

公式サイトによれば折笠富美子さんの出演が発表されていますし、
コチラのニュース記事(中国語)
に掲載されている画像には宮原永海さんと金田朋子さんの名前が出ています。

また内容に関してはPVPやインスタンスをうたっているので、「艦これ」とはまたちょっと違うものになっている模様です。
youtubeにアップされていた紹介動画なんかもありましたので、よろしければご参照ください。

解説では「カードゲーム」と言っちゃっていますし、見た感じは普通のカード収集+バトルのゲームっぽい印象ですが......
そう言えば「艦これ」も当初は
「艦娘がカードから飛び出して華麗に戦う」
という設定もありましたけど、そういうものでは無く一般的なカード収集系のゲームのようにも見えますね。

ゲームの内容はさておき、中国のオタク向けのコンテンツでは文字通り一流の声優の起用となりますから、これまで中国で出現した艦これ系のゲーム(?)の中では一番豪華な作品になっているという見方もできるそうです。
ただやはりイロイロとツッコミ所もあるようで......以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんかまた既視感に満ちたものが出てきているなー

ここ最近どんな表情をすればいいのか分からない作品が頻出している気がする。

パクリ以前に絵のレベルが微妙なのが......赤城とかは明らかにダメだろ

これ、課金しないと良いのが建造できないっぽいんだが......そこを変えるなよ!

十連ガチャとかあるからな......カードゲーム系のだわ、コレ。

普通に課金させるシステムだと本家にも先発作品にも勝てんと思うのだが。

システムはさておき、俺が吹いたのは装備関係だ。
ウチの国の艦から日本の戦闘機が飛んできて、日本の艦からJ15が飛んできているんだけど......?

鎮遠から零戦が飛んできたりもするな。スゴイ光景だ。

何でも出し過ぎだ。
第二次世界大戦の艦船、現代海軍の艦船、更には過去の装甲艦まで出ているから何が何だか。

古い艦船と現代の艦船をゲームとして一緒に活躍するためにデータとかかなりトンデモナイことになっているような......
もしや軍事的な考証とかは放り投げないといけないゲームなのか?軍オタついてこないんじゃなかろうか。

装備にミサイルとか、技術レベルが大混乱だな

それよりも気になるのは遼寧が普通に出ていることだ。ウチの国の軍隊、この手の娯楽化を嫌うが商業レベルでやっちゃって大丈夫なのか?

良いデザインかもと思ったら、よく考えたら艦これのプリンツ・オイゲンのパクリっぽいデザインだったりする。

とりあえず声優は豪華。山新とかウチの国の一線級がキャスティングされているし、日本のプロ声優も起用しているのはスゴイが、ゲームはどうなんだろう。

何でこの作品はこんなにスゴイCVなんだ......資金力の差か......?

CVは良いのだけど、ゲームのモデルがどうにもグダグダだ。
他のカード系のスマホゲーとあまり違いが無い。

これカード系のゲームのモデルそのまんまだよね。
艦娘キャラ使ってカードゲームやっているだけ。

艦船の種類は悪くない、しかしその戦力や武装がめちゃくちゃだ。さすがに海軍関係の元ネタから乖離し過ぎているんじゃないか?

なんか全般的に上滑り気味なゲームで、キャラやCVが可哀そうに思えたりもするね。今後どうなるだろうか?



とまぁ、こんな感じで。
ボイスの評判は上々のようですが、他の部分に関してはイロイロと混乱気味な模様です。

それからいただいた情報の中で面白かったのは
この「艦娘出撃」以外の作品も含まれる話ですが、
「中国の艦船擬人化はエロで釣る面が日本よりも強い」
という指摘でしょうか。
確かに中国の艦船擬人化系の作品を見ているとお色気要素の強調がかなり目に付きます。

もちろん「艦これ」にも中破絵などのお色気要素はありますし、ダメージ脱衣グラフィックに関する宣伝もありますが、中国のその手の作品の宣伝を見ると服が脱げるというのが看板の売り文句になっているっぽいですし、通常状態の露出度も含めてその辺りのお色気要素が強めになっている模様です。
中国ではこの手の肌色要素による「引き」もかなり強いという話を聞いたこともありますし、そっち方面の需要も確保しているのかもしれません。

何はともあれ、既に中国で独自ジャンルが形成されている感のある艦船擬人化、今後の動きも気になる所ですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
前回の記事
中国オタク「俺物語の主人公がモテなかったのはなぜだろうか?」
に関して
「日本では猛男は清潔感の無さや汗臭さがマイナス面として認識されるが、中国の学生の感覚だとビジュアルはともかく、清潔感については猛男は及第点なのでは?」
「部活動、それからヒゲ関係については中国と日本ではかなり印象が異なるかと」

というご指摘をいただきましたので、今回はその辺についてさっくりと。

確かに中国の学生の身だしなみ、特に
「ヒゲを剃る」
ということに関しては習慣の違いなどから、日本の感覚だとむさ苦しく見える学生さんがいたりするのも確かです。

そんな訳で以下に中国のネットで行われていた
「ヒゲって何歳ぐらいから剃ればいいの?」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


男はいつごろから、何歳くらいからヒゲを剃ればいいんだろう?
いつかは剃らなきゃいけなくはなるけど、あんまり早く剃りはじめて濃くなり過ぎるのも怖い。

早ければ18歳くらいでヒゲも濃くなるし、そういう場合は剃っても良いと思う。でも一般的には20歳くらいになってからでもいいし、別にそれ以降でも大丈夫。早めに剃り始めると濃くなってしまうからね。

いまだにヒゲ剃ったことのない俺が通りますよ。
自分が不快とかじゃなければ、社会人始めるか彼女の希望があるといったタイミングでも問題ないと思う。

男がヒゲを剃るのは二十歳からでもいい。

俺もヒゲ剃りたいんだけど、オカンがヒゲ剃っちゃダメって言うんだよね。剃ったら濃くなるし、毎日ひげを剃らなければならなくなる!って。

いつ剃り始めようが、毎日剃らないといけない状況になるのは変わらんぞ......今の社会では就職したらヒゲに関する清潔さも要求されるし。

本格的に、毎日剃るのは仕事始めるくらいのタイミングで良いと思う。
不快になったらその都度剃るくらいでも問題ない。

あれ?ヒゲって剃り始めたら毎日剃らないといけないんじゃないの?

体質によるけど、別に何日かに一度でも大丈夫よ。
まぁ剃ると最初柔らかかったヒゲが硬くなって伸びるのも早くなるし、人によっては毎日剃らないといけなくなるケースもあるけどね。

そう難しく考えなくても良い。
自分の気持ちいいようにやればいいんだ。

私もずっと自分のヒゲが不快なんだけど、母親が許してくれなくて......

自分は区切りよく満18歳の誕生日から。
でもヒゲが伸び始めの時は剃らない方が良いよ。密度と濃さが上がるし生えるのも速くなっちゃうからね。

ヒゲに関しては個人差がある。16歳からという人もいれば24歳になってからという人もいる。この歳になったら剃り始めるというのは無いと思う。

私は高校卒業してから髭剃り買って剃るようにした。それ以前はハサミでちょっと整えるくらいだったかな?

アジア人はヒゲ伸ばしてもあんまりカッコよくならないことが多いから、早めに剃る習慣付けても良いとは思うけどね。下手すれば映画の悪役日本兵状態になりかねん。

どのみち剃り始めることにはなるが......気になるなら大学くらいで剃り始めればまず問題ないだろう。

ハッキリ言わせてもらうと顔次第。

私は高三くらいから剃り始めた。毎日剃るのは確かにめんどくさいけど、サッパリするし悪くは無い。

自分はまだ剃ってないわ。長すぎるのを抜くくらい。

私はずっと剃らずにハサミだわ。

抜くのは雑菌が入るからやめた方が......
私は気になったらもう剃り始めちゃっていいと思うんだけどね。電動シェーバーでざっとやればせいぜい数十秒で終わるし、抜いたり切ったりするより楽。

最近はわりとみんな早めにヒゲ剃るようになっているのかね。
私の高校は昔ヒゲ伸びすぎて「そのまま伸びたら美髯公になるぞ」とからかわれてようやくヒゲ剃るようになった生徒がいたらしいし、あまり積極的に剃ろうということにはなっていなかった気がする。

伸び始めはハサミ、追いつかなくなったら剃るくらいでいいんじゃないか?

私もまずは切って、その後剃るようになった。あと爪切り使ったりもしていた。

剃ったらどんどん長くなるけど剃らなくても長いのは変わらん。

大学入ってからは剃っているけど、ヒゲに関しては体質もあるし、濃くなるって話もあるから個人の判断でどうぞくらいにしか言えんわ。

自分は高一からだったな......ヒゲがうっとおしくて。

私は21歳から。さすがに遅い部類に入るかな?

21歳からだとちょっと遅めだな。個人的なイメージだと15,16くらいだと早め、20越えると遅めといった所だわ。

自分は19歳。高三で受験が終わったあとヒゲが伸びすぎているのに気付いて剃るようになった。

俺がヒゲを剃り始めた理由はスーパーで子供に「おじさん」と呼びかけられて道を聞かれたからだ!

分かるぞ。確かに剃らないとスゴイおっさん状態に見えるからな。少なくとも剃ったら外見は若くなる。



とまぁ、こんな感じで。
美髯公といった言葉などもある通り、中国は文化的に立派なヒゲが尊重される社会でしたが、最近ではオシャレ、身だしなみを重視する人も増え、少なくとも社会に出たらヒゲは剃ろう的な空気にはなっているようです。しかし日本と比べるとヒゲに関してはおおらかな所もあるようです。

日本もヒゲに関する習慣は昔と今ではかなり変化していますし、中国も昔とは随分と違うものになっているそうなのですが、日本と中国のヒゲに関する感覚の微妙な違いというのは相変わらず存在する模様です。

そんな訳で、「俺物語」の猛男に関しては、少女漫画系の絵柄というのもあるでしょうけど、作中のビジュアルだけで判断するなら猛男はモミアゲはともかくヒゲに関しては日本の一般的なレベルで手入れしているように見えますし、もち肌ですし、清潔感のイメージに関しては日本ほどネガティブなものにはならないのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
ありがたいことに
「俺物語は中国オタク界隈ではどうでしょうか?」
という質問をいただいておりますので今回はその辺りについてを。

「俺物語」
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は中国の動画サイトでも公式配信されているそうで、それなり以上に好評のようです。
少女マンガ系の作品は原作の情報があまり入らないことから、初動の時点ではイマイチ盛り上がらないことも多いのですが、「俺物語」は主人公のインパクトもあってか、最初から結構な注目を集めているようです。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで行われていた
「俺物語の主人公」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

追記:うっかり原作一巻の後半部分のネタバレのある発言を入れておりました。申し訳ありません。見る際にはお気を付けいただければ幸いです。


俺物語の主人公がモテなかったのはなぜだろうか?
もちろん話の都合だというのも分かってはいるが、彼がモテなかったという設定が説得力を持つ根拠を知りたい。
スポーツマン枠ならモテないわけではないとも思うんだが。

そういわれてみると......しかし俺物語の主人公みたいなタイプって日本だと実際どうなんだろう?

話の都合だろ。
現実だとスポーツのできるヤツは顔が悪くてもモテないわけじゃない。オタクとは違う。

日本の女性は猛男みたいなキャラをどう思うのかは私もちょっと気になる。外見の方ではアウトなだろうけど。

私は日本でもやはりあの手のタイプはダメなのかと再認識したが、そういう感じで解釈していくのは考えもしなかった。私もその方向でちょっと考えてみようかな。

隣に砂川がいるからというのもモテない理由の一つなのではないだろうか。

顔はあれだが体の方はデブではなく、ガタイが良いという方向だしなぁ。
極端な例との比較になるが「アクセルワールド」の主人公に比べてモテない理由は薄いな。

俺の周りだと顔の良し悪しよりも、身長の高さの方が重要っぽい所もあるんだけど。

ウチの国の価値観でもわかるだろ?顔と金だ。そしてこの主人公なのは顔的にアウト。

おいおい......違うだろう。男はまず金、そして顔の順だろうが!
でも昔と今ではイケメンの方向性がかなり変わったなーとは思う。一昔前の感覚ならこの顔もそこまでネタ枠には入らなかったのでは......

彼はいい主人公だ!彼がモテないのはやはり顔じゃないのかな。
ただ個人的にはコスプレのネタを提供してくれたのがスバラシイと思ったりも。最近の作品はキャラ的に美男美女で細身な人でなければいい感じのコスプレにならないのが多いし。

実際にアニメを見てみると近頃の作品で屈指のカッコ良さなんだけどね。この手の男性にも女性にも人気出るキャラは貴重。あと主人公の親友キャラも普通にいい男なのも貴重。

しかし既に告白成功して、ここからどう話を続けるんだろう?
これ2クールのアニメだよね?既にエンディング状態なのはどうなんだろう。

原作は短編的な内容から人気出て長期連載という流れらしいから、この後も普通に話は続く模様。それに少女漫画だとくっついてからのドキドキというかグダグダも定番だからそんなに心配しないでも大丈夫よ。

善良な心を持っていて、男としての気概もある、しかしそれでもモテないとなると......キャラデザ的に問題は明らかだし......物語上の都合もあるのだろうけど......

そう言えば主人公のモデルはカッコイイジャイアンという話もあるな。実は名前がジャイアンの本名のパロディ。

タラコ唇がなければそれなり以上にいい男枠になると思うんだが。
スラムダンクの赤木とかも唇がマイナスポイントだったし、あの唇はイカンと思う。

スポーツができるとモテるのは確かだけど、猛男の場合はできるのがカッコイイとされる、或いは注目されるスポーツではないというのがモテない理由にならないだろうか?

その見方は一理ある。猛男はスポーツはできる(ただしバスケなどのカッコイイ系はダメ)という設定だからな。

考えてみればスラムダンクの赤木より条件的には厳しいのか。

でも三次元だと猛男みたいなタイプは女に不自由しないようにも思えるんだが。

猛男は二次元の方がキツイという珍しいタイプかもな。唇と鼻なんかは特にダメだ。あれが受け入れられないから見ないという知り合いがいる。

作品の要素を分解して考えてみると、主人公のキャラデザが特殊なだけで、ストーリー的には甘めの少女漫画って感じなんだよね。キャラの重要性がよく分かる。

私は俺物語に関しては、こういうアイデアもあるのか!と驚いたよ。

「この主人公のキャラデザもっとマトモな顔にできなかったの?これはヒドすぎる」と私の知り合いのオタが言っていたけど、それやっちゃうと作品の価値が無くなりそうだ。
実際、顔以外は欠点の無い好感の持てるキャラなわけだし。

猛男がギャグ寄り、ある種のギャップ萌え的なキャラになっていることから、日本でも本来なら人気の無いカテゴリのキャラなのは間違いないだろう。
それに他の作品の主人公を見てみろよ!猛男みたいなキャラはいない!

キャラデザに関しては時代による感覚の変化もあるんじゃないかな。ウチの国でも昔は高倉健がカッコイイ男だったけど、その後は細めの美男がカッコイイとかになったりしている。あえて昔の男を主人公に据えたのもこの作品の面白さの一つだろう。

私も他の作品と比較して考えてみるべきだと思う。
他の作品のモテるキャラは容姿に優れている上に、スポーツが出来たり勉強が出来たりして、場合によっては金をもっていたりする。現実とは違う。彼がモテなかったのは二次元において競争する上での最低ラインのカッコ良さを備えていなかったからさ!

なんか納得した。
現実はともかく、学生世代が主要なキャラになる少女漫画では猛男のようなキャラはあこがれの対象にはならないわけか。

それもあるだろうし、あとはおっさんおばさんになってから見るのと、中学高校の頃見るのとでは違うってことなんじゃないかな

その指摘は正しいかもしれん。
アニメではまだ出ていないけど、砂川の姉が実は猛男にホレていたという話があるんだわ。学生と大人では見方が違うというのも彼がモテなかった根拠の一つなのかもね。



とまぁ、こんな感じで。
「俺物語」の主人公の猛男は中国オタク界隈においてもちょっとした衝撃だった模様です。

また猛男のキャラに関しては全般的に受け止められていますし、最近の少女マンガ原作系のアニメの中では男性からの注目度も高い作品となっているようですから、今後の中国オタク界隈における反応や人気の出方が気になる作品ですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
有難いことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

日本のアニメでは
「携帯電話が折り畳み式ばかり」
というのが、中国オタク界隈ではある種の定番ネタとなっているという話があります。

しかし最近そのアニメに出てくる携帯電話が
「だんだんとスマホに切り替わっている」
ということに気付く中国のオタクの人もいるようで、中国のソッチ系のサイトではちょっとした話題になっていました。そんな訳で今回はその辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


気が付いたら日本のアニメの携帯がスマホになってきている件についてどう思う?
最近急に日本のアニメの中でスマホが増えた気がするんだが......

数年前はまだ折り畳み式の携帯電話だったよな。
どんなに先進的な世界であってもそれなのがとても印象的だったが、確かに最近はタッチパネルのスマホになってるのが多くなったな。

個人的に印象深いのは御坂美琴の携帯かな。
日本のアニメの携帯って機能自体はわりと先進的でも、ずっと折り畳みのものだったはずなのに。何があったんだろう。

中身も普通にGPS機能とか動画再生とかゲームとか、メールと電話だけだったのが急に進歩した感じだ。日本の社会でなんか大きな変化でもあったんだろうか?

言われてみると急に進化したような印象も受けるね。最近は「名探偵コナン」なんかも普通にスマホだっけ?

でもいまだに古い携帯、スマホじゃないのもあるぞ。

私はあれが日本のアニメのある種のお約束というか決まり事だと思っていたが、最近の変化を見る限りそうではなかったようだ。

日本はスマホが普及していないのか!?
とかネタになっていたよね。

一応、未来を舞台にした作品だとタッチパネルとか投影スクリーンとかになっているのも出ていたけどね。「マクロスF」の緑のとか。

御坂美琴の携帯は作中でも古いのをあえて使っているという設定はあるぞ。黒子のは未来的なツールになっている。

私は日本では折り畳み式+タッチパネルの形が流行していると聞いた覚えがあるんだけど。

自分はずっと日本人はスマホに興味が無いんだと思っていたんだが、どうやらそうではなかったようだね。

いや、実際日本ではスマホに興味ない層が存在する。そしてその層向けの機種が発売されている。

実際、日本では折り畳み式の携帯が多いからな。
現在の日本ではandroidやiphone使っている人も多いけど、折り畳み式の一昔前の携帯で仕事している人も少なくない。私はバリバリ仕事してそうな人が取り出す携帯が折り畳み式ので意外に感じた経験がちょくちょくある。

日本は携帯電話の機種変更がめんどくさいという話を聞いた覚えがある。日本はsimにロックがかかっているのが一般的だから使いまわせないし、購入時のローン契約とかがあるから、ウチの国と比べてスマホが普及していないそうだ。

社会的な普及だけでなく、視聴者となる層への普及というのがあるんじゃないかな。日本の場合は中学生や高校生がターゲットだ。ウチの国の大学生とは装備が異なる。

言われてみて気付いたが御坂美琴のアレは読者ウケを狙った設定なのかもしれないな。

日本にはスマホ嫌いの人もいまだにいるそうだ。スマホに切り替えない、ガラケーの需要が存在するというニュースがある。聞いた話では、ガラケーの形やボタンで機能はスマホなんてのもあるとか......

変化のペースが違うから、アニメの携帯も折り畳み式のままの状態が続き、最近になって徐々に変化が起こってきているということなのかな。

ウチの国の社会の変化とは違うということなのでは。良くも悪くもウチの国はイロイロすっ飛ばしてとりあえず最新のを導入する。それに対して欧米なんかはその前の段階からの変化となるから、急激に変わるわけではない。
日本のアニメの中の携帯電話がスマホに完全切り替えにならない、変化が遅いのはこういう事情も影響しているのではないだろうか?

同意。それに加えて、作品自体が完成するまでに一定の時間はかかるだろうしね。

現代を舞台にした作品であっても、原作とアニメが作られたタイミングでイロイロと変化はあるんだろう。

アニメに限らず、昔の作品の「未来の」記録メディアや通信手段を見ると結構衝撃的だよな。マクロスとかガンダムとか、ストーリーは面白いけど作中の設備にたまに引っかかる

携帯電話の出現で様々なすれ違いのシチュエーションが使えなくなったなんて話も聞くよね。そう言えばFateで遠坂凛の機械オンチという特徴が、作品が世に出た当時はともかく現代の感覚ではわりと大きな弱点になりかねないなんてネタもあったな。

作品が作られた時代か......そう言えばアニメ化の際にそういったアイテムが時代に合わせて書き換えられるってことは少ないのかな?

「氷菓」は時代的にスマホ前の原作だけど、アニメだとスマホになっていたような。ただ携帯電話持っていない学生も珍しくない時代の感覚によるストーリーだから所々無理やり感が出てしまっていた覚えがある。

アニメ化の際の変更というのもあるけど、長期連載の作品だと作中の時代は変わっていないのに、装備だけ変わっていくとか普通にあるぞ。例えば「ハヤテのごとく!」の携帯電話は時代とともに変化していたりする。

確か「デュラララ!」は第一期と第二期で変化していたような。それと「シュタインズゲート」もゲームとテレビ版と劇場版で違ったはず。

「名探偵コナン」なんて始まったときは携帯電話すら無かったからね。

日本だとさすがにあるはず。さすがに子供が普通に持つものではなかったろうけどね。それとコナンの初期はポケベルなんかも使っていた。そしてそれが今やタッチパネル。時代の変化の激しさを実感する。

しかしツッコミ入れたりネタにしたりしたけど、自分は日本のアニメの折り畳み式携帯がなくなるのはちょっと寂しい。私はあれに萌えを感じていたのに......



とまぁ、こんな感じで。
アニメの中の描写ではあるものの、中国の変化の速さによる感覚と、日本の携帯市場のガラパゴス具合が合わさって、日本の携帯電話事情に関する認識は少々混乱している模様です。

またオタクとしてアニメを見ている間に慣れ親しんだこともあってか、作中に出てくるガラケー的な携帯電話がスマホに切り替わることに対して、なんとなく寂しさを感じてしまう人もいるようでした


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので、Fate関係のネタが続いてしまいますが今回はそれについてを、

中国ではテレビドラマの制作の際に関係機関に制作する番組の内容を届出る必要があり、その内容が一般に開示されていたりもするのですが、最近中国のネットでは
「もの凄いFateな設定のドラマの届出が行われた」
と話題になっているそうです。

このドラマ
「伝奇英雄伝之夢想飛躍」
というタイトルらしいのですが、中国のネットではコチラコチラ(どちらも中国語)のニュースなどで報道されたりしているそうです。

ニュースによればこの作品の内容は

・現実とは違った世界で、どんな夢でも願いでもかなえてくれる「玉璽」を巡って300年に一度行われる「夢想之戦」
・伝説の英雄の名によりスゴイパワーが使える
・その伝説の英雄の名を持っている者達が「夢想之戦」の参加者として選ばれ、自らの望みをかなえるために戦いを繰り広げる
・様々なキャラがそれぞれの諦めきれない夢をかなえるために戦いに身を投じる
・主人公の劉克は自分の夢が何なのか分からない軟弱者。多くの相手との戦いの中で自分の夢を探し、最後には夢は大小に関わらずどれも大切なものであると悟る。そして最後に夢想之戦の優勝者となる。


といったもののようで、言ってしまえばファンタジー世界で行われる聖杯戦争みたいな感じなんでしょうかね。
参加者が英雄をサーヴァントとして召還して戦ったり、英雄が現代によみがえって戦うのではなく、参加者が英雄のパワーを自分に宿らせて戦うのかもしれません。

個人的には玉璽を巡って戦うのになんだか浪漫を感じてしまったりもするのですが、中国のネットでは
「Fateの聖杯を玉璽に、キャラを世界の偉人英雄から中国の偉人英雄に変えただけ」
といった感じでボコボコに叩かれている模様です。
(ちなみに作中に出る英雄が中国の英雄なのかはまだ不明っぽいです)

そんな訳で以下に中国のネットで行われていたその辺りに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


Fateをパクったテレビドラマだかアニメだかが制作されるようだ。ああ、そうだよ。これがうちの国やり方さ!

この既視感......またパクリかよ!?

もうツッコむ気にもならないよ。
パクリが我が民族の正当なスタイルとして受け継がれている。ウチの国のアニメはこれでいいのか!?発展とかそういう話以前の問題だ。

このアニメ化の情報はなんでワクワクしないんだろうなー
Fateの設定を初めて見たときはスゴイ!と思ったのに。

パクリかよ。恥知らずな!

届出からすでに漂うとても偽物っぽい空気が逆にスゴイ。

うーむ......中国なら珍しくない話だと普通に受け止められてしまうのがとても、その......

一人のFateファンとしては我慢できん!なんなんだ、コレは!?

確かにFateに設定が似ているけど、似たような設定の作品は昔からあるし、内容を見ないことにはパクリと断ずることはできんだろう。このレベルでパクリとか言っていたら似たようなジャンルの作品が全部パクリになりかねんぞ。

パクるのは罪ではないかもしれないが、気持ち悪い。

ここまでパクリ元がハッキリしているのも珍し......いや、ウチの国だとそうでもないな!

既視感が満ち過ぎているわ。これが噂のFateシリーズのドラマ化というヤツかな!?

いいえ。世界に厚顔無恥を宣伝するシリーズの新作です。

こういう「参考にした」で押し通すパクリを認可しないとかできないの?
日頃有害とされる作品よりも、よほど「有害」だろ。

日本のアニメを禁止して、自分たちのパクリ作品を作るってか。
海外の技術やサービス、コンテンツでよく行われるやり方だが自分の好きな作品でやられるとキツイわ。

もういっそのことFateだけじゃなくて北京喰種とかも制作するべき。

これってウチの国の作品だから、恐らく子供向けになるんじゃないかな......少なくとも大人のオタクが見て楽しい作品になるとは思えん。

自分の国を悪く言いたかないけど、こういうのホントどうにかならんかね。
日本のアニメや漫画禁止にしまくっているのに、ウチの国のテレビの作品は日本の作品をパクリまくっている。そしてそれを見た子供が「日本が我が国の作品をパクッた!」とか本気で言いだすのとか、もう勘弁してほしい。

パクリの程度はともかく、さすがに安易過ぎる......ウチの国の「ファンタジー」はどこに向かっているのだろうか。SFも既にどうしようもないし。

恥知らずなことを......こんなことやるくらいなら実写化の権利とか買えよ......過去には漫画原作でそういうのやった所もきちんとあるのに。

きっと、ネタにするために見るやつは出るさ!

俺はネタにしろ何にしろ、まずは内容次第だと思う。

ところでこれテレビアニメなの?ドラマなの?

現時点ではちょっとハッキリしないな。アニメとして報道されたりもしているけど、確定ではないと思う。実写の可能性も否定できん。

制作が中影動画産業有限公司って会社だからアニメっぽいね。52話の長編という情報からもアニメの可能性が高いと思う。

それにしてもこの作品出てくる英雄ってどうするんだろうか。架空の英雄だと一気にダメな方向になりそう。かと言って現実の英雄だとまた不安が。

中華系の英雄だと誰にするんだろうね。曹操、孫子、個人的にはヌルハチなんかもアリ。

ウチの国の「人気の英雄」でまとめたら三国演義率高過ぎということになりかねん。
お前ら聖杯戦争じゃなくて自分の時代に帰れ!というツッコミが入る。

ランサー趙雲、バーサーカー呂布、キャスター諸葛亮が鉄板だよな。あとウチの国だと意外にセイバー枠がいない。そしてアサシン枠が荊軻一択になる可能性も。

アサシン枠の解釈はウチの国だと文化的常識に引きずられる感があるね。李書文をアサシン枠にするようなのはウチの国だとなかなか出てこない。
そしてウチの国の歴史人物の英霊ネタって、物語上のパワーバランスの調整も難しいから更にグダグダに。リスト作っている時は面白いんだけどね。

毛沢さんが出てきたらどうしよう。知名度も制作側への補正も最強すぎる。

毛主席周総理孫中山を出せるなら俺は評価するぞ!
キャラデザが良くて、キャラの設定の元ネタも安全策を取らないならばウチの国でも見る人多くなるんじゃないかな!

実際やったとしても、よくある少年しろまるしろまる的なアレンジになるんじゃないか?

しかしこれ、届出の時点で勝者が主人公だと壮絶なネタバレをしているのはどうなんだろう。



とまぁ、こんな感じで。
本気で嘆いて叩いている人もかなりいるようでした。

個人的にはキャラやストーリーを丸パクリするならともかく、聖杯戦争っぽいスーパー中華英雄偉人大戦くらいは構わないと思うんですけどね。Fateの聖杯戦争にしても「魔界転生」のような源流があるわけですし。
それに中国の感覚で行われる英雄のアレンジやキャラ能力の設定といったものも興味があります。

しかしこういうのを見ると、中国でもFateやFateの聖杯戦争フォーマットによる妄想ネタはかなり広まっているのを実感すると同時に、Fate関係ので行われているパロディやオマージュの元ネタがどの辺りまで認識されているのかというのもイロイロと気になってしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
そのバトル描写や残虐描写から中国での配信を危ぶむ声もあった
「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」
[フレーム]
ですが、とりあえずは配信開始となり順当に人気となっている模様です。
ありがたいことにFate関係の話題に関するリクエストもいただいておりますので今回はその辺りについてを。

Fateシリーズのギルガメッシュは中国オタク界隈でも人気キャラの一人となっていますが、Zeroからシリーズに入った人が多い中国オタク界隈ではstay nightのギルガメッシュの描写にショックを受けるといった事件も多発している模様です。

先日中国のソッチ系のサイトでそんなギルガメッシュに関して
「Fate以前のギルガメッシュの知名度はどうだったか」
といったやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国では「金閃閃」(金ぴか)が人気キャラになっているし、最近のUBWでの描写に関するショックでプチ炎上っぽいことになったりしているが、ギルガメッシュの広範な人気ってわりと最近のものだよね?
そもそも、Fateが無かったら皆ギルガメッシュを知らなかったのではないだろうか?

ギルガメッシュの人気が本当に爆発したのは「Fate/Zero」からだろう。それ以前はFateキャラだとセイバー一強、他のキャラは知識はともかく思い入れは無いような感じだったと思う。

ウチの国ではFateの人気自体がZeroから爆発したようなものだしね。
英霊関係のネタ、召喚バトル面での興味もそう。だからギルガメッシュに関しても昔は歴史好きとかでないと知らなかった、少なくとも意識したりはしなかった。

ギルガメッシュに関しては、数年前までかなり微妙な印象だったからね。「Fate/Zero」で人気が一気に拡散したというのには同意。愉悦関係の評価もそれと同時かと。

ちょっと前のFateのギルガメッシュに対するFateファン以外の反応はスーパーサイヤ人か黄金聖闘士?みたいなことになっていた。
それ以外だと郭敬明の小説に出てくる方の「ギルガメッシュ」と混同されたりも......

郭敬明の小説との混同はあったな。コスプレ写真もソレと混同されたりしていた。「ギルガメッシュってウェーブのかかった金髪ロンゲじゃなかったっけ?」と髪型にツッコミを受けたこともあった。

そうそう。私はスーパーサイヤ人との混同にも何回か遭遇した覚えがある。

ギルガメッシュって日本ではどの程度の知名度だったんだろうか?Fate前も有名だったの?

「ギルガメッシュ」「ギルガメス」で検索すると結構出てくるし、シュメール文明ネタの作品とか普通にあるでしょ。ただギリシアネタやケルトネタに比べると少ないのは間違いないだろう。

神話に興味持っていればどこかで知ることにはなると思うんだけど。

私の場合、ギリシャ神話だとかアーサー王と円卓の騎士とかはかなり早い段階で知っていたけど、ギルガメッシュというキャラについてはFate以前は全く意識したことなかった。
シュメール文明やギルガメシュ叙事詩は知っていたはずなんだが。

私はFate前にも知ってはいたけど、名前だけしか知らないような状態。しかもどこで見たかもあやふやだった。

アーサー王やイスカンダル辺りとはやはり違うよね。

私もFate以前は意識していなかった。
みんな中学の歴史で勉強しているはずなんだけどな!

え......?記憶に全くない。
本当に中学で教えていたの?

そりゃ世界文明関係で言及はされるだろ。
でもそこに興味を持って調べるというのはほとんどいないと思う。

中学の歴史の教科書が残っていたら見てみろよ。きっと紹介している。

確か世界史の最初の方で、写真付きで言及されていたような......

西洋系だとギリシャ神話がメジャーすぎるからね。マニアとかでないと記憶から消えてしまうのはしょうがない。

日本ではFFが大人気だから、ギルガメッシュは普通に知られていると思う。

ギルガメッシュはFFシリーズの常連だし、日本ではFFを通じてギルガメッシュを知った人はFateより多いだろう。ウチの国でもゲーマーならそうじゃないか?

でも、ウチの国ではFFのギルガメッシュとFateのギルガメッシュが同じ元ネタだと結び付けられた人は少なかったと思う。ギルガメシュ叙事詩ネタも含めてとなるとやはりFateからだろう。

その意見に同意。昔はギルガメッシュの中国語表記も安定しなかったしね。
元ネタが歴史関係だから漢字による中国語固有の表記はあるのに、訳した人間が知らなかったのかそのまま適当な音訳になっちゃっているのもあった覚えが。

上のレス見てちょっと考えてみたが、自分は確かに中学の歴史でギルガメッシュのことを知った。しかし、最初にFateを見たときはそれと結びつくことは無かったな......

ギルガメッシュは日本だとFate以前もゲームの題材としてちょくちょく出ていたみたいだね。

「デビルメイクライ」とかにもあったな。装備だけど。

日本のゲームだとギルガメッシュは人気というか、知名度高いよ。日本のゲーム界における最初期の人気RPG「ドルアーガの塔」の主人公がギルガメッシュだぞ。

そうそう。そしてそのドルアーガ版ギルガメッシュが今の金ぴかギルガメッシュの元ネタの一つなんだよな。

ギルガメッシュが日本の聖杯戦争で強いのは、日本のRPGの最初期の超有名主人公ということによる知名度補正がかかっている可能性も否定できんな
少なくとも奈須きのこにはその補正がかかっていると思われる。

そう言えば、「ギルガメッシュ」ってアニメがあったはず。

ドルアーガの塔のアニメのことか?

いや、それじゃなくて普通に「ギルガメッシュ」というタイトル。確かアニメは10年位前のもの。石ノ森章太郎原作で、マンガは70年代だから実は結構歴史のある作品。

とりあえず、ウチの国ではギルガメッシュ関係の書籍は簡単には見つからないという事情がすべてを物語っていると思う。

歴史関係で取り上げられるけど、今のように印象深い存在にはならないといった所かな。

実際、私はFateに出会わなければいろんなことを知らないままだったと思う。

そう、だからFateは歴史文化振興を大きく推し進める作品なのさ!Fateをきかけに勉強したくなる!

聖杯戦争ネタは妄想する上で「勉強」しておくと楽しくなるのも間違いないしな。私は海外だけでなく、自国の神話伝承にも詳しくなってしまったよ。



とまぁ、こんな感じで。
やはりFate以前と以後では中国オタク界隈におけるギルガメッシュの知名度は段違いのようです。

Fateシリーズは聖杯戦争が世界中の英雄や偉人を呼び出しての戦いということもあってか、そこから知識を蓄えたり興味が広がり結果として知識が深まることになった中国オタクの人もかなりいるようです。

そんな訳で、上のコメントにもあるようにある意味ではとても「勉強になる」作品なのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
4月の新作アニメが始まり、直前に取締りの嵐が吹き荒れた中国の動画サイトでも配信の始まっている作品が出ています。しかし、やはり今までのようにはやれなくなったようで、取締りを意識したと思われる動きがイロイロと出ています。

例えば
「血界戦線」
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は原題が先日の取締りの理由の一つでもある「暴力」「血腥さ」を意識させるという判断でもあったのか、配信直前に急遽
「幻界戦線」
という中国語タイトルに変更しての配信開始となったりしている模様です。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで行われていた、
「取締りの影響と思われる血界戦線の中国語タイトル変更」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


取締りのせいで血界戦線が幻界戦線になっちゃったか......
こんな所にまで取締りの影響が......

「血界戦線」というタイトルがバーンと出て、その下に現れる「幻界戦線」の字幕......シュールだよなぁ

あれには思わず笑ってしまった。今季一番のギャグだ!

どうやら俺達は漢字が読めないと思われているらしい。

あれはいったい何のつもりなんだ?
なんで血界戦線を幻界戦線にしちゃったんだよ......?

元々は「血界」だよな。あえて変更する必要もないのに、なんでこんなヘンな名前が?

冗談じゃねぇぞ!
漢字の意味も違えば、日本語の発音でも違うじゃないか!
名前の書き間違いってレベルじゃない。早く元に戻せよ!

ここ最近のニュースやこの作品に対するつぶやき、コメントを見てないのか?
ウチの国ではこの作が直接取締りになる恐れがある、だから名前を変えたんだよ。「血界」とか血腥い、暴力的だ、そんな見方をされてしまうのは明らかだ。

まぁ、わざとこういう名前にしたということなんだろうな。

そういうことだわな。これも一種の機転と言えるかもしれん。

この「幻界戦線」は日本のオフィシャル公認のタイトルじゃなかったっけ。

確か楽視の方ではこの名前変更に関して「察してくれ!」といった心の叫びが滲むアナウンスがあったな

確かアナウンスでは「日方」の決定といった書き方だったからどの程度までオフィシャルなものかは分からんが、少なくとも権利上は正規なものだろうし、アニメ配信はこのタイトルが正式なものという扱いと見て問題ないだろう。

これはしょうがないよね......

タイトルはともかく、内容は結構面白かったし自分はこのまま追っかけるつもり。好き嫌いの分かれる作品だけど、バトルシーンはなかなかだ。

一話二話と良い感じだったよね。今後の展開にも期待したくなる。
ただ血がバシバシ飛び散る話だから、今の空気だとタイトルくらい変えないとイカンのは理解できる。

作品自体のクオリティは良いと思う。
個人的にはなんか「バッカーノ!」や「カウボーイビバップ」と重なるものを感じた。

キャラデザは「カウボーイビバップ」と同じ人だよ。
あと原作は「トライガン」の人なんだけど、今の若い人は知らないかな?俺の世代では結構流行ったんだけど。

こっちだと内藤泰弘の漫画は注目されていないからな。「トライガン」の漫画もあんまり話題になっていなかったし。

OPとEDも良い。男ばっかで血みどろバトルだからbilibiliとかではあんまり流行らないかもしれんが、全体的に見ればウチの国で人気になる可能性は十分にあるかな。それだけにタイトルのゴタゴタや内容の自主規制がちょっと不安。二話はとりあえずそんなに無いようだが。

weiboのつぶやきを見ても好評だし、爆死ってことは無さそう。
個人的には今期のダークホースになるのではないかと期待している。

ところで百度百科の方はまだ血界戦線のままだな、こっちも変わっちゃうのかね。

「其他名称:幻界戦線」
となっているし、まぁいいんじゃないの?

名前だけ変えて別の作品を装うのってどうなんだろう?

焚書的なアレコレを避けるために名前を変えるなんてのは昔からあるぞ。ネタっぽい名前でごまかすというのも。

我が国で流血表現が許されるのは革命烈士だけだ!

うむ。革命烈士以外は流血を禁じられている!
もうこうなったらバイオレンスで血が飛び交う作品を普通にアニメでやるには、で烈士関係のネタしかないな!

しかしこれからも、こういうのあるんだろうな......

今気が付いたんだが、「暗殺教室」のタイトルがいつの間にか「章魚老師」になっている......!
(訳注:中国語の「章魚」はタコのことなので、「章魚老師」は「タコ先生」という意味になります)

うわ、本当だ。テンセントだから公式配信か。
内容、ビジュアル的には間違いではないような気がしないでもないし、機転を利かせていると見るべき......か?

「章魚老師」......案外内容に合っているんじゃないかと、ちょっとだけ思ってしまった。

今後、我が国では血界は幻界に、殺せんせーはタコせんせーになってしまうのか......



とまぁ、こんな感じで。
入れ替えられた名前がアレなものではあっても、どうしてこんなことになったかがハッキリ分かるのもあってか、微妙な気分になってしまう人が少なくないようでした。

しかしこの手のタイトルを「気を使って変更した」作品には
「東京残響」
という中国語タイトルで配信された
「残響のテロル」
なんかもありますが、以前の記事でお伝えした通り「残響のテロル」は先日の取り締まりで名指しの規制対象となってしまいましたし、実際の所どれだけ効果があるのかは分かりませんね。

何はともあれ現在中国の動画サイトでも規制を逃れるためにイロイロなことが行われている模様です。タイトルの変更もそうですし、作品によってはお色気シーンなどに中国独自の自主規制的な修正が加えられたものが配信されたりしているようです。

また、事前に配信が告知されていた番組の中には恐らく配信中止になったと思われる作品も出ていますし、中国の動画サイトにおける日本のアニメ配信に関しては、まだしばらく難しい状態が続きそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
全く安心はできないものの、3月末からのゴタゴタに一区切りがついたような気がしないでもない今日この頃ですが、今回はちょっと軽めのネタで一つ。

ありがたいことに
「日本のアニメや漫画のお約束ネタについてのやり取りは無いか?」
という質問をいただいておりますので
今回は中国のソッチ系のサイトで行われていた
「味方になった敵は弱くなる。敵になった味方は強くなる」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元では敵が味方になるというのはある種の定番だが、その手の強敵は味方になると弱くなる。また、味方が敵に寝返ったり敵に操られると強くなる。
あれ何なんだろうな。

ストーリー上の都合というのが主な理由だろうが......面白くないよね。
それ以外の理由をどうにか解釈できないもんだろうか。

その手のキャラは多い。
とりあえず自分の中ではピッコロ大魔王が代表的な存在。

ベジータも味方になって弱体化、操られて再パワーアップするキャラかな?

ピッコロはともかく、ベジータは普通にどんどん強くなってないか?
最強ではないってだけ。単純に敵がインフレ起こした。

個人的な印象。悪くなると5〜7割の強さ、味方になると能力半減以下。

敵に寝返るからには様々な葛藤があるわけで、その過程で自分のパワーに目覚めたとかはどう?

でも、操られて強くなっても主人公にやられるのは変わらんよな。

寝返るキャラ、操られるキャラは主人公側の情報を持っているからとか、主人公側の精神状態が悪化するとか、そもそも「殺しちゃいけない」といった特殊な状況での有利さもあるのではないだろうか?

主人公側の情報が多い、戦い方を理解しているってのは大きいし、そこを付く強さはあると思う。あとは、味方の時は手を抜いていたってのもなんかの作品ではなかったっけ?

弱いとか言われるならまだいい。
モブキャラ扱いになってしまうと、もう......

それにしても味方になってもきちんと強さを感じられる元敵のキャラって珍しいよね。私は「幽遊白書」の飛影と蔵馬をようやく思い付いたくらいだ。

一方通行とかはどうかと思ったが、人気は上がっても戦力的には落ちているか......?

主人公側の能力で「節操なし」に戦えればそりゃ強くなるよ。
逆に敵から味方になるとその手の手段が使えなくなる。

戦いにおいて使えるリソース、主人公側の倫理的な縛り「被害を気にせずに」「後のこと、他の相手を気にせずに」ってのはデカイかもしれない。

敵の強さが「敵の環境」を活かしてのものという面もあるんじゃないだろうか。軍団にしろ、部下にしろ、能力の源にしろ。

敵になった場合は大体が「待ち構えている」「罠などで有利な状況を作って戦う」的な展開が多いしね。

ゲームとかだとプレイヤー基準になっちゃうから。

制限どうこうで思い付いたが「コードギアス」のジェレミアは味方になってからの方が強い。精神的にも特殊能力的にも強化される。

ちょっと助太刀をして去っていくようなキャラは味方(或いは敵対しない)になっても強さを維持できる気がする。フェニックスの一輝とか。

スパロボだと説得や選択肢次第で仲間になるような元敵キャラは使えるのと使えないのが極端かな。ボス補正の場合はHPとかがガタ落ちになることもあるが、隠しキャラ的な扱いで妙に強いのがいたりもする。

ゲームではスパロボ以外だと「デアラングリッサー」も印象深い。ルート分岐で敵になったキャラ、どいつもこいつも味方だった頃より強くなりやがって。

良くも悪くも主人公、プレイヤーの引き立て役だからってことなんだろうな。
苦戦、ピンチからの勝利という流れが必要なるがそれはあくまで主人公がメインの話になる。味方になって主人公以上に活躍したら困るが、同時に敵となった場合もあんまり弱いと意味がなくなる。

よくある例は、新たな敵は前の強敵より更に強いといった、比較対象としてのやられ役化だな。

それに関してはストーリーの都合という面もあるが、ストーリーが「進んでしまう」というのも問題だと思う。バトル系の作品は能力の基準が跳ね上がるから、成長の余地や理由のないキャラは相対的に弱くなる。

ゲームで言えば、レベル固定か次のレベルまでの経験値が多い、成長率が引くといった辺りかな。

成長性が高いのが主人公だけだから
味方になった敵はその時点から強さの上では置いて行かれる存在になってしまう

話戻るけど、それだと寝返ったら強くなるのは?

やはりリソースじゃないだろうか。
敵の方がたくさん「資源」を持っているのがほとんどだし。

個人的には敵の方が強いのは手段を選ばないでいいからと理由が一番しっくりくるわ。
例えば世界を守るという目的というか建前があったとしても、敵側だったら手段を選ばず何でもできるけど、主人公側だと視聴者の感情やロジック的に制限がかかってしまう!

考えてみれば主人公側だと制限多いよね。手段としての弱者の切り捨てもそうだし、戦闘関係の能力でもエグイ毒とかの状態異常、精神操作とか主人公側だとあまりおおっぴらに使えない能力もあるしね。ダークヒーロー系の作品でも完全に制限が取っ払われるわけではないし。

一発ネタというか、ギャグ展開なら主人公側が非道な手段を選択できるが、長編作品として成立させる上では難しいね。あと読者や視聴者がいる以上、卑怯な手段を使うにしてもある種の爽快感が必要になるから主人公本人はともかく、周りにはマイナス補正がかかってしまうかもな。

味方になって弱くなる、或いは寝返って強くなるキャラは主人公の陰でに隠れていなければスゴイというキャラなのかもしれん。主人公補正は、味方にとってはある種の逆補正だ。

敵に寝返って落ちるのは、知力くらいか?主人公補正の影響でもあるが。

なるほど。敵になると確かに知が低下するというか、主人公補正のご都合主義に巻き込まれて頭が悪くなったように見えるケース多いな。



とまぁ、こんな感じで。
アニメや漫画のお約束的なネタは中国にもイロイロと広まっているようですが、その話題の扱い方に関しては徐々に変化してきているような印象もあります。

お約束を受け入れてネタにしたり、ツッコミを入れつつ考察を行ったりするというのが、最近の中国オタク界隈ではちょくちょく行われるようになってきていますし、面白いやり取りを見かけたらまた紹介させていただきたいと考えております。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

有難いことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

映画などが入っていたのもあってか、昔から中国では旧日本海軍関係の方にハマる人もちょこちょこといたようなのですが、艦これの出現以降はその手の分野に興味を持つ人が急増している感があります。

そんな訳で艦これも絡んでの旧日本海軍に関する話題も増えているようですし、今回は中国のソッチ系のサイト行われていた
「戦艦大和が有名になった経緯は?」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近知ったんだが大和は戦時中は機密扱いだったそうだ。
そこで疑問が出てきたんだが、戦艦大和っていつから日本で有名になったの?日本海軍のアイドル的存在になったの?

ミリタリーファンなら基礎知識として知っていそうだが......日本では一般知識的な人気だよね。確かにその流れは気になるかも。

少なくともアニメの題材になるくらいだから、「宇宙戦艦ヤマト」の前後には既に知名度は高かったと見ても良いんじゃないか?

軍艦のプラモとしては昔から定番だったそうだし、戦後は普通に情報が広まっていたんじゃないか?

でも旧日本海軍のアイドルというなら長門だろう。
その最期も含めて印象に残る戦艦だ。
実際、日本では第二次世界大戦中までは長門の方が人気が高かった。

大和がホテルや旅館呼ばわりネタは昔からの定番という話だけど。

大和が現存した当時は機密で、一般には知られていなかった。しかしその後の日本では、彼女を日本海軍のフラグシップ的な戦艦だと見るようになっている。
ある種のアイドルという言い方も間違いではないか?

なんで人気になったんだろうね。
大艦巨砲の象徴ではあるけど、実際は時代遅れの歴史上最も高価な対空砲台にしかならなかったわけだし。

実際に活躍して情報も多かったゼロ戦辺りとは違う扱いだろうし、どうなんだろうなぁ

大和は戦果的にはUターンしたり、特攻したりでパッとしないんだよね。
テルピッツみたいに引きこもってるだけでそれなりの戦略的な効果アリってわけではなかったし。

日本人の美学やロマンには合うという話だし、人気については敗者の美学と合わせっての認識が固まってからのものじゃないの?

一般の方に情報は伝わっていなかったようだしアイドル扱いとはちょっと違うような気もするが、大和は良くも悪くも旧日本海軍の象徴ではあったんだろう。

艦隊のアイドル那珂ちゃんダヨー

那珂ちゃんは艦これ限定だろう。
あと当時の海軍にとっては間宮がアイドル的存在だったらしいぞ。間宮が沈んだ時は全軍の士気が大きく落ちたとか。

昔の日本人にとっては海軍の象徴、連合艦隊の旗艦というのは長門だったそうだし、アイドル扱いするなら大和ではなく長門の方だと思うんだけどな。
それがいつの間にか大和になっていた......言われてみれば不思議かもしれん。

映画の方を調べてみたら「戦艦大和」という作品が53年に制作されているようだから、戦後になってから結構早い段階で情報は広まっていたんじゃないか?

いつごろから長門と大和の人気が入れ替わったんだろう?
艦これ以前は長門とかミリタリーマニアしか知らない戦艦だったそうだし。

私は大艦巨砲の末路としての意義や浪漫はなんとなく分かる。空母、ミサイルが強いのも分かるが、やはり戦艦が強くあって欲しい。

ところで、大和以外に日本で一般レベルで人気の高い旧日本海軍の船ってどんなのがあるんだろう?長門は大和が有名になってからは軍オタ以外は知らないというレベルになってしまったらしいが。

綾波や赤城、飛龍とかはかなり知名度高かったという話だ。

日本の知り合いに聞いたら艦これ以前と以後でその辺りのイメージや人気が随分変わったのは間違いないようだ。それ以前だと艦船の区分すら怪しい人が多かったそうだし。

確かウチの国だと艦これ前は大和と雪風が有名だったけど、更に昔になると雪風の知名度がそんなに無かった時期もあるそうだ。

航空戦艦というトンデモカテゴリの伊勢は俺の中では人気艦。

艦これの影響に関しては、北上と大井の知名度がものすごい勢いで上昇した気がする。しかし大和は旧日本海軍のアイドル......そうか、じゃあ那珂ちゃんを旗艦にして溶鉱炉に突撃すれば......!

待て!冷静になるんだ!既に春イベントは告知されている!
そもそも仮に建造成功してもレベル上げの資源が必要になるんだぞ!!



とまぁ、こんな感じで。
いつの間にか「昔は長門の方が大和より有名で人気があった」的な話が広まっているのはすごいもんだと思ってしまいます。ただ中国オタク界隈でも日本のミリタリー関係の情報、特に一般的な認識についての情報を集めるのはなかなかに難しいようです。

しかしこの
「戦中は機密扱いだった大和が日本で人気になったのはいつから?」
というのは私もよく分かりませんね。

私は生まれたときから既に
「戦艦と言えば大和」
な世代ですし、オタク趣味にハマったあともミリタリー関係は艦これ以前はほとんど知らず、せいぜい「無責任艦長タイラー」にハマった関係でちょっと調べた時期があったくらいですし。

この辺について分かる方いらっしゃいましたら、ツッコミ&情報提供お願いいたします。
とりあえずこんな所で。
大混乱となってしまった中国の動画サイトにおけるアニメ配信ですが、一時閉鎖となったPPTVのアニメチャンネルも復活したようですし、4月の新作アニメの配信もどうにか行われている模様です。

ありがたいことに
「アルスラーン戦記のアニメの反応は?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

中国では田中芳樹作品の人気が非常に高く、
「アルスラーン戦記」
[フレーム]
も中国語タイトル「亜尔斯蘭戦記」として翻訳出版されています。
また日本のアニメの正規配信を行っている中国の動画サイトの全てで配信が行われるなど、中国オタク界隈における4月の期待作の一つとなっている模様です。

そんな訳で中国のソッチ系のサイトでも作品に関するやり取りが行われていましたので、その辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「アルスラーン戦記」のアニメが始まった!
......漫画化もあるし流れとしては納得できるんだが、実際にアニメを見るまで現実のことに思えなかった。

私は「アルスラーン戦記」に関しては「牛おばさんの帰還」という副題が脳内でついている。現時点では公式のキャラ紹介見たら「鋼の錬金術師」にしか見えん!

まさかこの小説がアニメ化されるとはな......終わらないままどれだけ引っ張っているんだろう。

私がまだ学生やっている頃に読んだ作品だし、ストーリーほぼ忘れている。おかげで一話から楽しめてはいるが。

私は原作小説読んでない。入ったのは漫画版から。

第一話はオリジナルか?なんかモヤモヤしたものを感じてしまう。

何か自分の知っている話じゃなくて不安になったが、第一話オリジナル展開だったのか。でもクオリティ自体は悪くないね。このレベルが続いてくれることを祈る。

キャラデザが「鋼の錬金術師」過ぎるというか、昔のOVAと比べて荒っぽい......いや、「力強過ぎる」所があって心配だったけどそれは杞憂だったようだ。でもEDの女の子は誰よ!?

第一話ってオリジナルだったの?荒川弘の漫画の第一話はアニメと同じような展開だったけど。

なるほど、そういうことか!漫画で加わったオリジナル展開ということね。私は漫画の方は見ていないから知らなかった。
小説の方は第一話の最後のシーンから始まるのよ。

自分はアニメの絵がどうにもダメだな......これ受け入れられるのって原作の挿絵見たことない人くらいじゃないの?
絵柄どころかキャラの描き方が大きく変わっちゃっているし......

私もキャラデザや声のイメージとか、変わっているのが不安だったけど、記憶が薄れていたのもあってか普通に楽しめた。

私は小説読んでないんだけど、現在EDで出ている主要キャラと思われる連中はどれくらい生き残れるの?

田中芳樹作品で死人が出ないわけがないだろう!主人公やヒロイン格ですら安全ではない!安全なのはビッテンフェルトやポプランくらいだ!

まぁ十六翼将!とか言ってどんどん死亡させていく作品だからな。
個人的には銀仮面の行く末が気になる所だ。

キャラが多いけど、現時点で既にキャラの関係が整理された情報として出ている。この辺の情報がハッキリしているのは昔の作品の良い所かな。
キャラの一覧表なんかはストーリーの理解に役立つだろうね。

私は牛おばさんファンで見始めたけど、噂の殺戮王田中芳樹の作品というのは不安になる

牛おばさん作品もわりと死ぬけど、それに加えて田中先生だからなぁ......orz

「アルスラーン戦記」は田中芳樹の作品の中では死亡キャラが少ない部類に入ると思うから、少しだけ安心しても良いと思うよ!

ええい、だからネタバレするなというに!
フォーラムでも弾幕コメントでも後の展開のネタバレが飛ぶから油断できん。

安心しろ。私はかなり前に小説を読んだけど、自分が何巻まで読んだとかまでとっくの昔に忘れているからネタバレしようにも不正確で断片的だ!

ところで、小説は終わったの?

もちろん未完!

私が12巻を読んだのはいつだったかな......まだ10年は経っていないはずだが......
ただ、「タイタニア」はアニメ化から少し経って最終巻が出たそうだし、新たな進展に少し期待してもいいんじゃないだろうか。

しかしエンディングはまたしても女性キャラ書いて「設定は男!」なやり方なのか。

EDで急に絵柄が変わったのは私も驚いた。
あの王子、いくら何でもアレンジし過ぎでしょ。アルスラーンまでこんな可愛い子が女の子のはずがない!と言う話になるのだろうか。

私はEDの絵柄好み。むしろこれで本編もやって欲しいくらい。
4月新作アニメの期待作が期待通りで嬉しい。

EDが1話の余韻を持って行ってしまった......
しかし田中芳樹ってBL嫌いじゃなかったっけ?良いの?あれってBL系の流れでしょ?

それ初耳。どこの話?
銀英伝とかBLが普通にあるジャンルなのに?

噂によれば田中先生に過激なBLを送りつけたファンが過去にいて、田中先生が激怒して問題になったとかいう話だ。そしてその結果露骨な同性愛関係の二次創作が公式で不許可になったそうだ。

おお......それは......ダメだな......
銀英のBL同人とかウチの国では最初期のBLジャンルの一つなんだけどね......

そう言えば、こっちの声優イベントでもその手の注意が厳重に行われた覚えがあるが日本では現実に起こり得るアクシデントというか、テロというかな話なのかな?

話を戻すけど、EDのアレはBL方向じゃなくて「耽美」の方向のアレンジらしいね。少女漫画的な美形の描写と見るべきものだとか。

耽美とBLってどう違うんだ?調べてみたら同じものにも思えるんだが。

確か「BL」というジャンルの前身が「耽美」という話だけど、耽美はBLの同性愛と「=」ではないとかだったかな?私は美形描写の一ジャンル+場合によってはBL要素くらいにとらえているがいまいち自信が無い。

とりあえず、あのEDは制作側の意図が「90年代の耽美テイスト」ということで、日本の一昔前の流行の再現でもあるらしい。



とまぁ、こんな感じで。
中国では田中芳樹ファンが多いのもあってから、いろんな話が飛び交っていました。ただ原作を読んでいる人は結構いるようですが、内容に関しては既に記憶の彼方状態な人も少なくないようです。

アニメに関しては原作小説になかった1話の展開、それからEDのキャラクターのアレンジに関しても、どういうことかと驚いた人が多いような印象ですね。

また中国オタク界隈では作中でどのキャラが死亡退場するかというのは非常に注目を集める話題ですし、「銀河英雄伝説」などの中国で非常によく知られた例があることから、先の展開を知らない人の間では
「誰が死ぬのか」
「いったいどれくらいのキャラが死亡退場するのか」

というのもかなり心配されている模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので、今回はそれについてを。

なんだかんだで中国オタク界隈でも
「艦これ」
[フレーム]
は話題になっていますが、その中には先日放映されたアニメの評価や影響についてのものもあるようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「艦これのアニメの評価は?影響は?」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


艦これのアニメって成功と見ることも可能なの?ユーザー相変わらず増加しているそうだけど。

公式のつぶやきによれば、今年になってからユーザー数が大幅に増加しているのは間違いないようだ。既に登録者数290万人で300万も目前だとか。

確か200万から250万の時は結構時間かかっていたよね。
このユーザー数の増加はアニメ効果だろうし、そう考えるとアニメも失敗と単純に決めつけることはできないか?

アニメ単体だと評価は......でも、全体としてみた場合はどうなんだろうね?その辺りの扱い、評価は私も知りたい。

話題性というか、炎上商法としてはそれなりの成功になるんじゃないか?
ウチの国でもアニメ関係で話題が飛び交ったし。

ディスクの売り上げはどうなの?

2万しか言っていないからゴミ。爆死確定。

1月新作で言えばその数字は上位だぞ。
ただ1巻はかなり良いが、特典がイベント抽選権だから特典効果の面も大きい。恐らく今後は減少していくと思われるが......

そもそも最近は日本もディスク販売中心のビジネスモデルが変化しているからこれまでのようなディスク販売だけで爆死認定はできんよ。
それに艦これのアニメの販売数で爆死だったら、こっちで評価されている作品に爆死以下が続出することになるぞ。

アニメの売り上げランキングみたいなのを気にするようになってから、「アニメは単なるコマーシャル」なんて話も聞くようになった。
原作付きの作品、或いは玩具展開のある作品はディスクの売り上げ単体で判断できるものじゃないというのも理解できるが......オタク向けの場合はディスクの売り上げも重要だよね?ビジネスモデルがそうなんだから。

実際ゲームのCMとしては良かった。ストーリーを無くして時間を短くすれば完璧だった。

アニメの効果じゃなくて同人誌の効果じゃないの?エロは強い。

エロの強さは圧倒的だからな!
実際の所、ウチの国ならともかく日本だと同人ってことはないだろう。アニメの強さは簡単にアクセスできる、理解できることだ。同人誌はその辺りに関して明らかに不便。

ウチの国の場合、艦これアニメで一番潤ったのはVPN業者じゃないかと思うんだが。

わりと真面目に「戦艦少女」は漁夫の利を得たと思う。
運営の信用が蓄積されつつありイベントなんかも行われるタイミングに艦これのアニメが重なっていた。

当初はパクリゲー認識だけだったけど、最近はそれなりに独自要素アリという見方も出ているよね。てか私も艦これのアニメ見て戦艦少女始めた。

艦これは中国ホストでは遊べない、ブラウザでしか遊べない、アカウント獲得のためにPC前に張り付かないと遊べないというハードルがあるからねぇ。

とりあえず、艦これのアニメは作品単体で見た場合は褒められたものじゃないけど、CMとして見れば成功だろう。ユーザー数増加ペースを再びアップさせたんだから。

でもそれなら結局、なぜアニメに余計なストーリーつけたんだという話になるぜ。
ストーリー部分だけスキップできるわけじゃないし!

既存のファンへの影響はどうなんだ?
アニメに失望して作品から離れていくってことは無いの?アニメ展開でこけて熱が冷めるなんてのも珍しくない気がするんだが。

あまり歓迎されてはいないみたいだけど、現状ではそこまで問題にはなっていない模様。アニメ以外に漫画やラノベの展開もあるしね。
現時点ではアニメの失敗で「原作」の価値が下がるわけではないのが艦これの強みじゃないかな。自分は序盤で切って菱餅探し、資源備蓄を黙々とやっていた。

「アニメ」になること自体が露出の増加につながる。ネットの特定ジャンル以外にも広まる。

poipoiとか個別ではネタとして広まっているのもあるから、影響力についてはそれなりにはあったんだろう。

しかし艦これユーザーの数字の中にウチの国のユーザーがどれくらい入っているんだろう?他のネトゲと違ってアカウントの売買とかもそんなに無いから実態が想像し難い。

ウチの国のユーザーがいなければこの数字にはなっていないはず。ランキング見ればわかるけど三分の一はウチの国のユーザーだ。

一人一アカウントじゃないだろうし、こっちのフォーラムの注目者数からすればアカウント数だけで100万は中国からだろう。あとは欧米系のユーザーもいる。日本のユーザーは数の方では弱小勢力よ。

そのわりにはウチの国で語れる人間が思ったよりいないような......
それと艦これは複アカやる意味ないぞ。開始直後のリセマラも意味ない。
そもそも、こっちのフォーラムの数字ベースで推定するのは無理がないか?こっちだって複数登録で数膨らませていたり、注目リスト入りだけしてゲームの方は遊んでいないとかいるわけだし。

ウチの国でも艦これのアカウント販売とか見つからないしね。探せばあるだろうけど、検索して簡単に引っかかるものではない。
艦これはウチの国の一般的なネトゲのイメージで語ると間違いやすい作品だと思うよ。まぁだからこそ、アニメの影響というのが想像し難い作品でもあるんだが。

ランキングに関してはサーバによって状況が異なる。
それに艦これはイベント突破、レベル上げとランキングが直結していない。課金も含むゲームシステムがランキング成果とあまり関係ない所があるからランキング=ユーザーの傾向にはならん。
個人的にはやはりアニメによって増えたユーザーがどうなっているのかが気になるね。

今年になってから開設の佐伯湾泊地サーバは恐らく中国人な提督が多い。演習でよくぶつかる。ここは新しいサーバだから、ウチの国での流行の波に乗って始めた人が多いのかも......というか、これも時期的にはアニメ効果じゃないか?

去年登録した俺のサーバは中国人っぽい提督あんまりいないわ。

アニメ効果は分からんが、DMMプラットフォームのブラウザゲームのユーザーが艦これ効果で増えたのは間違いない。「アイギス」とか「かんぱに」とか「刀剣乱舞」とか、こっちで話題が明らかに増えた。

しかしアニメ本体に関しては、ゲーム原作アニメの悪い所が片っ端から出てしまったから、間違っても良い作品とは言えないが、作品全体で見るとどうなんだろうなー

なんだかんだで日本のネットでも炎上して話題が増えたのは確かだろう。効果はあった、とは言える。

艦これのアニメに関してはFateの劇場版みたいなもんだと思えば我慢できる。妄想の素材にできるというか、スパロボの戦闘シーンというか......

ユーザーが増加ってことは「アニメは失敗ではないけどもっと上手くやれた」くらいに見ておけばいいのかな?
何はともあれ、300万の記念家具に期待している。今回は誰が書くんだろうな。



とまぁ、こんな感じで。
アニメの評価、影響という点に関してもそうですが、原作ゲームの実像に関しても、結構混乱しているような節が見受けられました。

中国オタク界隈では日本の売り上げの数字、ランキングが作品人気に関する比較的「分かり易い」情報であることから、その手の情報による不毛なバトルが、ある意味日本以上に繰り広げられたりもしていますが、最近は作品人気や評価に関する情報の増加により
「アニメが制作される意図」
についての考察がちょくちょく行われるなど、以前とは違う見方をする人も出てきているようです。

ただ既存のファン向けの要素の強い作品、例えば1月のアニメでは「アイドルマスターシンデレラガールズ」などが苦戦し易い傾向は相変わらずのようですから、こういった分析の動きと人気については分けて考える必要もありそうです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
文化部の取締まりで現在大混乱中の中国の動画サイトにおけるアニメ配信、相変わらず予断のできない状況が続いている模様です。
しかし4月からの新作アニメの配信に関しては予定通り行われていたりもします。

とりあえず今回はちょっと早めに、暫定で出ている情報をまとめてみました。
配信開始を確認してのものではない作品も多く含まれますし、独占配信に関しても現時点ではハッキリしない所があります。いつもより更に不正確で申し訳ありませんが、どうかご容赦を。


楽視(leTV)
Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
アルスラーン戦記
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ
終わりのセラフ
ガンスリンガー ストラトス
血界戦線
聖闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-
旦那が何を言っているかわからない件2スレ目
電波教師
トリアージX(配信中止?)
長門有希ちゃんの消失
ニセコイ
ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン
パンチライン(配信中止?)
響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ

独占?
俺物語

楽視はアニメだけでなく、企業本体がマズイのではないかという話も出たりするなど、経営に関する不安も大きく、先日のアニメ規制に関しては「ダメかもしれん」的な見方も出ましたし、株の取引きにまで影響が出ちゃったりするなど、なかなかに厳しい状況にも見えます。
しかし4月の新作アニメに関しては久々に気合を入れて取っているようです。


愛奇芸(iqiyi)
Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
アルスラーン戦記
シドニアの騎士 第九惑星戦役
食戟のソーマ
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続

独占?
「グリザイアの迷宮」「グリザイアの楽園」
4/16追記:
えとたま
血界戦線
電波教師
ベイビーステップ

ここしばらくは他の動画サイトを圧倒するパワーを見せつけていた愛奇芸ですが、4月は比較的おとなしいようです。しかしそれでも中国オタク界隈における4月の期待作はきちんと押さえているようですね。


騰訊(テンセント)
Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
アルスラーン戦記
ヴァンパイアホームズ
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ
終わりのセラフ
攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE
響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ


テンセントの配信する作品はゲーム関係の作品が目に付くのが面白いですね。
テンセントは動画サイトを中心に発展してきた他サイトとは異なり、QQなどのコミュニケーションツールやそのインフラを活かしたゲームコンテンツの展開による強みを持っていますから、アニメに関しても他サイトとは異なる戦略で作品を配信している節も見受けられます。


優酷土豆(youku、tudou)
アルスラーン戦記
ヴァンパイアホームズ
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ
終わりのセラフ
ガンスリンガー ストラトス
血界戦線
攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE
シドニアの騎士 第九惑星戦役
電波教師
トリアージX(配信中止?)
長門有希ちゃんの消失
ニセコイ
ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン
パンチライン(配信中止?)
響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ
えとたま
ベイビーステップ

独占?

境界のRINNE
銀魂
ハロー!!きんいろモザイク


今期は随分と元気な土豆、銀魂の独占配信をはじめ中国オタク界隈の定番人気作品を確実に押さえていますし、若い世代から年上の世代まで、幅広い層にアピールできる作品が揃っています。
前評判だけで判断した場合、今期は土豆のラインナップが一番良いかもしれません。


PPTV(アニメチャンネル閉鎖中。現時点では復活見通し不明→復活した模様です)
アルスラーン戦記
終わりのセラフ
ガンスリンガー ストラトス
血界戦線
旦那が何を言っているかわからない件2スレ目
ニセコイ
響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続

独占?
ダンジョンに出合いを求めるのは間違っているだろうか
高宮なすのです!〜てーきゅうスピンオフ〜
てーきゅう
放課後のプレアデス
山田くんと7人の魔女


発表されている版権確保作品だけを見るなら非常に頑張っているPPTVですが、現在アニメチャンネルが閉鎖中ということで、配信が行われるのかは不明です。PPTVは楽視と並ぶ、今回の取り締まりのダメージが大きい所だという話も聞こえてきます。


bilibili
Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
アルスラーン戦記
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ
終わりのセラフ
血界戦線
攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE
シドニアの騎士 第九惑星戦役
食戟のソーマ
旦那が何を言っているかわからない件2スレ目
ニセコイ
響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続

独占?
魔法少女リリカルなのはvivid
雨色ココア


bilibiliは商業化に踏み切って以降は他動画サイトとの衝突も増えていることから、正規配信のアニメなども含む自前のコンテンツをどれだけ用意できるのかという点に関しても注目されていますが、4月は積極的に作品をとった模様です。
bilibiliは中国のオタク業界のビジネスモデルを良くも悪くも破壊するような方向に走っているという話ですが、その影響がどう出るのかとても気になりますね。



以上です。
「パンチライン」や「ニンジャスレイヤー」など、先日の取締りから考えると不安になる作品の名前も混じっていますが、どうなるんでしょうかね......
それから捜狐(sohu)は4月の新作アニメに関しては情報が出ていない模様です。
もっとも、以前の記事でもお伝えしましたがここは「ONE PIECE」や「FAIRY TAIL」などの一般枠の日本のアニメをかなり押さえていますから、日本のアニメが無しというわけではないですね。

4/12追記:「パンチライン」は配信中止になった可能性があるそうです。

とりあえず、こんな所で。
今回の情報は我ながら正確性に自信が無いものになってしまっているので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。
前回の記事でお伝えした中国の動画サイト界隈におけるアニメ規制の流れ、その影響は現在も止まらず、ついに日本のアニメの公式配信も行っている動画サイトの一つPPTVのアニメチャンネルが閉鎖となってしまいました。これが一時的なものなのか、それとも致命的なものなのかは分かりませんが、難しい状況はしばらく続きそうです。


それはさておき、有難いことに
「日本のネットのエイプリルフールに関して、中国のオタクな人達には伝わっているのでしょうか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

中国ではエイプリルフールは「愚人節」と言われていますが、中国オタク界隈でも日本のエイプリルフール関連のお遊びに関する情報は伝わっていますし、毎年様々なエイプリルフールネタがまとめられたり紹介されています。

今年は直前のシャレにならない現実に飲み込まれてしまった感もありますが、例年通り追っかける準備をしていた人や、記事の投下を準備していたニュースサイトもあるようで、中国オタク界隈でもそれなりに楽しまれていたようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた、主に日本のオタク関係のエイプリルフールネタについてのやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


4月1日、愚人節だ!
日本ではオタク関係の分野においても様々なネタが炸裂する!

そうだ!これが4月1日の大ニュースだったんだよ!もう楽しむしかない!

とりあえずまとめニュースと自分の好きな作品関係のサイトを巡回してみるが、相変わらず暴走しているね。笑い過ぎてヤバイ状態になってしまった。

毎年4月1日、日本のネットは狂う。

オフィシャルサイトが暴走するからな。何が彼らをあそこまで動かすのか。

実際、日本の4月1日のオタクネタの暴走はトンデモナイよね。もうカーニバル状態だ!

ネタ自体も面白いのがあるけど、日本のパロディ、ネタの方向性が見えてくるのも良い。こういうのが日本だとウケるのかとか。今年は丸太ネタが日本の定番ネタの一つだということを知った。

私はフリーザ編集長に驚いた。新作の映画にも出たし、あいつ日本だとスゴイ人気の高い悪役らしいね。

バンダイのガンダムのやらせ問題会見は面白さがよく分からなかった。

「WIXOSS」の実写がヒドイ、ヒド過ぎる!

あれは自分も笑ったわ。今年一番暴走しているんじゃないか?

TYPE-MOONは例年通りの一日続く大型企画だな。
バンバン更新されるからキツイが、新規描き下ろしや作品の背景に関する情報が出てきたりするからな......

私の日本語力ではリアルタイムで追うのは無理だから、どっかのまとめを後でまとめて読むつもりだったが......今年は何?以前は実際に声優呼んでの艦これや聖闘士星矢ネタだったよね。

今年はアイドル事務所開設がネタだ。恐らくアイマスとかアイカツとかのアイドル系作品のパロディ。
ただ、メインストーリーは様々なキャラのネタと日常の交錯。ケイネスと成長したウェイバー(エルメロイII世)の交差する話とか面白いよ。でも今までの全ジャンルのキャラやネタが乱れ飛ぶから私も現時点では理解しきれていないわ。

驚いた後に笑ったのが貞子vs伽椰子。
公式サイトはいったい何を考えているんだ!あとこういうクロスオーバーネタって権利的に難しいんじゃないの?もしや無断で敢行?

いや4月1日限定だと案外通るみたいだよ。
商業レベルだとさすがに無断では無く、相手方の了解を得て行われるらしい。ある種の限定コラボイベントと言えるね。

今年の合作ネタだとニセコイと物語シリーズのコラボは手間かかってんな。

アニメやゲームの公式HP以外に、個人でも結構ヘンなことやっているんだよね。「とある科学の鈴科百合子」とかは背景がどうなってんのかと結構慌てて調べてしまったよ。

え......あれオフィシャルによるエイプリルフールネタじゃなかったの!?釣られた!!

個人的にはタカラトミーのロゴが某Bな会社的にギリギリなデザインで笑った。

アイドル系ゲームが不人気だから18禁になって再スタートとかいう生々しいゲームの話はエイプリルフールネタだっけ?

いや、あれは普通に本当の情報。
艦これと同じDMMで展開されるゲームで確定。

オタク関係では実写化やあさっての方向への新展開、ヘンなコラボ企画の発表が多いという印象だ。
そういや、艦これのアニメ続編制作決定というニュースもあったが、あれもエイプリルフールネタだよね!?

円谷のが面白かったんだが、今年はやらなかったのかな?

残念ながら企画した人がいなくなって以降は行われていない。私も好きだったし、円谷は最近怪獣の「娘化」を展開したりもしているから、なんかやるんじゃないかと思っていたんだが。

円谷はやっていないけどバンダイはウルトラマン関連で暴走しているぞ。
全高約40mのリアルサイズウルトラマンの発売で、早期予約特典はM78星雲ツアー78泊10,000日だ!

色んな作品が公式レベルで遊んでいるよね。
日本語があまり分からないからって当日の追跡を諦めるのはもったいないぞ。こっちのまとめニュースに載らないのもあるから、自分の好きな作品の公式サイトくらいは訪れてみるのをオススメする。

今年も楽しませてもらった......しかし日本のネットではなぜ狂ったように盛り上がるのだろうか?

1日だけやって消せるから、様々なネタに走ることが許されるってことなのでは。元々パロディの多い国だし、関係者も色んな妄想を溜め込んでいるんじゃないだろうか。



とまぁ、こんな感じで。
基本的に4月1日限定のお遊びですし、日本語で展開されているのもあってか、リアルタイムで追いかけられる中国オタクの人は案外少ないのかもしれませんね。

ただ追っかけてみればそれなりに楽しめる、普通では得られない情報やネタに出会えるということで、頑張って情報収集やしてを追いかける人も出ている模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


4/4追記修正:PPTVの件の誤記、修正しました。止まってるのは動漫頻道ですね。ご指摘ありがとうございます。
日本のネットはエイプリルフールネタが炸裂していますが、中国のネットは
「これがエイプリルフールネタであればよかったのに」
的な状態となってしまいました。

三月下旬辺りからイロイロと噂されていたり、いくつかの作品が視聴不可になったりするなど不安な動きが見えていた中国の動画サイトにおける日本のアニメ配信に関する規制ですが、昨日(31日)CCTVのニュースなどで、
「文化部が多くの動画サイトを、未成年を違法な犯罪に誘導する、未成年を暴力やポルノ、テロ活動、公序良俗を危険にさらすことをさせる内容のアニメ作品を提供した疑いで調査処分リスト入りに」
といった内容が報道され、現在
「中国の動画サイトで多数の日本のアニメ作品が視聴不可になる」
といった状態になっています。

この件に関するニュースの動画はコチラ(中国語)などをご参照ください。
またコチラなどの中国の各ニュースサイトでも報道されています。

今回の件は文化部によるものなので、昨年の当ブログの記事
中国の日本アニメ公式配信全滅か? 政府の通知をそのまま読めば現状の配信形式は不可能に
でもお伝えした、今年4月から始まるという国外コンテンツの配信に関する規制とはまた別の方向からのもののようですし、動画サイトの規制という方向から見た場合どういったものになるのかは現時点では何とも言えませんが、中国の動画サイトにおける日本のアニメ配信に対する大型の規制なのは間違いないようです。


・今回批判の対象となっている作品

まず、ニュースで名指しされている作品ですが
「残響のテロル」
「Blood-C」
「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」

の三つで、「残響のテロル」はテロ活動や犯罪行為の美化、「Blood-C」はホラーや血なまぐささ、「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」はエログロが問題とされている模様です。
暴力やポルノ以外に、テロ関係も明確に言及されているのがアニメの規制では新しいケースかもしれません。
ちなみに「残響のテロル」は正規に権利を取得しての配信が行われていたはずですが、残りの二つは正規で入っていたかどうかは私もちょっと分かりません。


・正規配信で現在視聴不可になっている作品

現時点では具体的にどの作品が規制の対象に、調査処分のリスト入りとなっているのかは明確になってはいませんが、テレビのニュース内でも今回の件に関連したアニメ作品のリストが映されていましたし、現在中国の動画サイトでは古いのも新しいのも、配信権取得の有無も関係なく、イロイロな作品が視聴不可となっているようです。

正規ルートで入っているとされる作品では「残響のテロル」の他にも
「進撃の巨人」
「寄生獣」
「東京喰種トーキョーグール√A」
「ソードアート・オンライン」
「PSYCHO-PASS」

といった辺りが視聴不可状態だそうです。

ただ「東京喰種」は現時点ではなぜか第二期だけが消えて第一期はまだ残っているそうですし、上記以外の「恐らく規制対象、作品取り下げではないか」とされている作品の中には視聴不可になったサイトと視聴可能なままのサイトが混在しているもの(正規配信も含まれます)もあるなど、規制の基準や対応に関してハッキリしない所も見受けられます。

4/1追記:
以下の作品も現在視聴不可となっているそうです。
「デート・ア ・ライブII」
「東京レイヴンズ」
「BLEACH」



それにしても今回の規制に関しては、イロイロと判断の難しい所もありますね。
ニュースでも日本のアニメと名指しされていますからしばらくは厳しい状態が続くでしょうし、最近の人気作品がかなり消えているのでかなり大きな規制、日本のアニメ配信へのダメージというのは間違いありません。

しかしこれまで聞いた話によれば中国の動画サイトにおける配信に関しては、一定の自主規制はあったものの商業的な競争から「やり過ぎ」的な面が目立つようになり、それに加えて動画配信が中国ではグレーゾーン的な位置で野放し状態が続いていたことから、どこかで歯止めがかかるのは必至だったそうです。

正規配信のアニメに限ってみても、深夜枠の放映になる日本の地上波放送と比べて、常時配信状態になる中国の配信では同じ扱いにするのは問題があるという話も聞きます。
そんな訳で、中国国内の一般的な倫理感覚やそれに基づく規制という面から考えると、想定内というか比較的マシな部類に入るという見方もできるそうです。

何はともあれ、中国オタク界隈の今後に大きな影響を及ぼす問題ですし、これで終わりというわけではないでしょうから引き続き追っかけていきたいと思います。
それと今年4月からだという海外コンテンツ配信の管理の厳格化についてはまだ明確な動きは無いようですが、そっちの方はどうなるのでしょうかね......


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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このブログの親玉やネタ元

北京留学日中交流

日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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