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気象予報士Kasayanのお天気放談

故郷長野に帰ってきたヨットオタクの気象予報士Kasayan。 天気予報は当たるのか?天気予報がハズレたらどうなるのか?天気予報の安全マージンは? 一般的な天気予報とは異なる視点からの解説をモットーに、日々の天気を放談?します。

2021年10月

Twitterでは、今日の記事の内容をひとことでまとめています。お時間の無い方・更新時間を知りたい方はご利用ください。https://twitter.com/kasayangw

・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
読みにくい、難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報よりずっと多くの情報が得られる・・・はず?

(追記) (追記ここまで)

「気象予報士Kasayan番外編」のTweetから。

メンテ後の試運転中、釣り糸を垂れたらチビシイラが。
今夜ソテーで。
日没の早い佐渡海峡。#日本海 pic.twitter.com/fDZZpgYJ4D

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 30, 2021

というわけで、今朝は出港前のヨットの中からのブログ更新。

貧弱なPC環境と昨日の記事に書いたようにルーター故障も加わって今日のブログは超超簡易更新。

なんですけど・・・

Twitterのタイムラインやニュース蘭に おかえりモネの最終回とか、気仙沼という文字が躍っているのを見て、ふと21年前の日本一周航海中、1週間ほどヨットで滞在した気仙沼を思い出し、ブログというものが存在しなかった当時、モバイルで書いた航海日誌「気仙沼編」を読んじゃいました。

ネットがそれほど普及していなかった時代、知人に安否確認を伝えるつもりで書いたもの。
(初公開?日記中に21年前のKasayanの横顔が写っていたりして・・・)


楽しいながらも、マストの音を立てる弱い風や船体をたたくさざ波の音におびえながら過ごした半年。

気象予報士として必死に考えた気象現象の「理由」が唯一の安心材料でした。





1,今日の空模様・・・下り坂ではあるけれど・・・降る、吹く地域は局地的?それとも?


それでは早速今日の空模様


(1)今朝の実況・・・予報のスタートライン

出港前の儀式。
暖かい日本海に浮かんでいても足元から冷えてきます。 pic.twitter.com/EbOmlxzy0G

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 30, 2021

こんな状況なので、予報のスタートライン=実況は昨日までの記事を参考に以下のURLでチェックしてみてください。








(2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


それでは今日これからの空模様・・・

気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

(図をクリックすると拡大します)

上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
下段の図は、地上気圧と降水量、そして地形の影響や日変化の少ない上空約1500mの気温の様子。

太平洋側の気圧の谷による雨が目立ちますけど、日本海にも気圧の谷(低圧部)が発生。

潜在的な前線(収束線)の影響などにも気配りしたいところです。





(3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・

解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日〜明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

紫色は下層雲。

関東付近、北東風収束線の位置次第で降り方が大きくブレるかも?

またKasayanの目と鼻の先、日本海の低圧部の発達の程度も気になるところ。
海上では雲の帯(シアーライン)の様子と波と風の方向の対応に気配りしたいと思っています。

といことで・・・今日も超超簡易更新、失礼しました。

(追記) (追記ここまで)


府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/

気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): https://apps.ecmwf.int/webapps/opencharts

専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
「可能な範囲」で返信いたします。

(注記)当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています。
(注記)当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。
(注記)私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。


(追記) (追記ここまで)

タグ :
#偏西風
#上空の寒気
#上空の気圧の谷
#初雪
#雪の目安
#冬型
#週間天気図
#週間気温
#台風20号
#週末の天気

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・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
読みにくい、難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報よりずっと多くの情報が得られる・・・はず?

(追記) (追記ここまで)

「気象予報士Kasayan番外編」のTweetから。

午後から新潟県境 信濃町 野尻湖畔へ。
信濃町アメダスの最高気温は12.3°C(14時03分)。
紅葉が急速に進んでいるけど今年は黄色中心で赤がイマイチ、今後に期待。
艇庫に入ったディンギー、屋根のペンキ塗り、薪割り、雪囲いの組み立て、そして煙突から立ち上る煙・・・湖畔は早くも冬間近の雰囲気。 pic.twitter.com/71qSgiQxQg

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 29, 2021

こんな山の中の野尻湖畔。

ですからモバイルルーターが使い勝手の良い通信手段なのですけど、朝っぱらから勝手に再起動の繰り返し。
ファームアップの確認からSIMの接触確認など、あらゆる手段を尽くしても回復せず・・・orz

幸い楽天モバイルの1年無料SIMを契約していたおかげで、パートナー回線(au)の1Mbpsでの接続は確保している状況(当然 楽天回線は繋がりません。DOCOMOのテザリングは温存したいので)。

こんなことをしていたので、ブログ更新は・・・ご察しのとおり。

外出の時間も近づいているので、今日は(今週前半は)超超超簡易更新の連続になると思いますので ご容赦ください。





1,今日の空模様・・・高気圧は張り出すけれど北偏


それでは早速今日の空模様

とりあえず明日 日曜日の空模様は次項で・・・


(1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


新潟県境 信濃町 今朝の野尻湖畔・・・

新潟県境 信濃町 今朝の野尻湖畔。
急速に紅葉が進む森を透かして見える範囲の空は快晴。
最寄りの信濃町アメダスの最低気温は今季最低の-1.1°C(06時02分)。
いよいよ氷点下・・・
赤が弱いけれど、今年も緑一色だった窓がカラフルになりました。#信濃町 #野尻湖 pic.twitter.com/Q1yy1AyGyh

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 29, 2021

気持ちも気温も氷点下・・・orz

そんな今朝の実況

(図をクリックすると拡大します)

特に実況天気図の書き込みは超手抜き・・・ごめんなさい。







(2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


それでは今日これからの空模様・・・

気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

(図をクリックすると拡大します)

上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
下段の図は、地上気圧と降水量、そして地形の影響や日変化の少ない上空約1500mの気温の様子。

特に西日本南岸の弱い気圧の谷の位置・・・超大雑把と思って御覧ください。





(3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・

解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日〜明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。


紫色は下層雲。

収束線等の書き込みも最初と最後の2枚だけ。

書き込みを参考に、ご自分で考えていただければ幸いです。



2,日曜日の空模様・・・下り坂?


最後は明日 日曜日の空模様・・・

(図をクリックすると拡大します)

今日の空模様と同様・・・
上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
下段の図は、地上気圧と降水量、そして地形の影響や日変化の少ない上空約1500mの気温の様子。

残念ながら途中まで。

今日の空模様の延長と考えて、ご自分で偏西風強風帯や上空の気圧の谷をイメージしてください。

いずれにしても今日はバタバタの中でのブログ更新。
いつも以上に集中力に欠いていたので、眉にツバを塗りながらご覧いただければと思います。

ということで・・・今日はこれから日本海へ。
例によって明日も超超超超超超?簡易更新になると思いますので。

(追記) (追記ここまで)


府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/

気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): https://apps.ecmwf.int/webapps/opencharts

専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
「可能な範囲」で返信いたします。

(注記)当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています。
(注記)当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。
(注記)私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。


(追記) (追記ここまで)

タグ :
#偏西風
#上空の寒気
#上空の気圧の谷
#初雪
#雪の目安
#冬型
#週間天気図
#週間気温
#台風20号
#週末の天気

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読みにくい、難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報よりずっと多くの情報が得られる・・・はず?

(追記) (追記ここまで)

「気象予報士Kasayan番外編」のTweetから。

昨年、粗大ゴミを捨てにきた人から恥をしのんでいただいた石油ストーブ。
物置から引っ張り出し分解掃除をして芯を替えて復活!
炎🔥が見える暖房ってイイよね! pic.twitter.com/V3cn1dswGl

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 28, 2021

便利で安全な世の中になるにつれ、炎から遠ざかっているような気がします。

炎を扱えるのは人間だけ・・・と言いますけど、今の世の中 本当に炎を扱っているのは機械やコンピューターなのかも?

それだけに電気のいらない昔ながらの石油ストーブや薪ストーブ、火鉢で炎を扱った時、エアコンやファンヒーターでは得られない満足感?達成感?が得られるのかもしれません。





1,今日の空模様・・・冬型緩み高気圧張り出す


それでは早速今日の空模様

金曜日なので週末の空模様は次項で・・・


(1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


今朝の長野市街地・・・

善光寺〜長野地方気象台〜城山公園周辺ヒルクライム、傘のいらない時雨の中を自転車で往復25分。
降るモノが白ければ、日本海側の雪雲の南端に位置する善光寺平の冬空そのもの。
最低気温は平年並みの6.7°C(01時36分)。
新装なった城山公園、半年かけて景色に馴染んできたようです。#善光寺 pic.twitter.com/pmhRupVZxN

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 28, 2021

そんな今朝の実況

(図をクリックすると拡大します)

寒冷渦直下の低気圧がオホーツク海に抜け、西高東低 冬型の気圧配置。

冬型が整っている(サウナ?)北陸以北の日本海側で時雨れ模様になっています。
(今朝は長野県北部まで時雨れ雲が流れ込むパターン。冬なら意表をついた積雪)

ただ冬型の気圧配置の原因・・・寒気を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)は、間もなく東海上へ。

代わって朝鮮半島付近を東進中の上空の気圧の尾根に対応して高気圧が北西方向から張り出し、西から天気回復・・・ということでになりそうですが????







(2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


それでは今日これからの空模様・・・

気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

(図をクリックすると拡大します)

上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
下段の図は、地上気圧と降水量、そして地形の影響や日変化の少ない上空約1500mの気温の様子。

例によって詳細は図中の書き込みをお読みいただくとして・・・

寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)伴う上空の気圧の谷が「スパッ」と東海上に抜け・・・好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行気)が素早くやってくれば、何の問題もありません。

もちろん、天気はそんなに都合よくできていませんから、置いてきぼりになる上空の浅い気圧の谷や、上空の気圧の尾根に挟まれた弱い気圧の谷の影響で、大崩れは無いにしても局地的に崩れてみたり、回復が遅れたり・・・

そんなエリアはどこなのか?自分の頭上じゃないよね?と考えるのが本当に天気予報を気にしている(知りたい)人だと思います。

上空の気圧の谷が予想されているけど降水域が予想されていない場所・・・もちろん空気が乾燥していればいくらでもあることですけど・・・強めの寒気=不安定な大気の原動力が南下したり、暖湿気=雨雲の原料が流入する可能性があるなら、(予報に雨が無くても)要注意ポイントとして心の片隅に記録しておいても決して損にはなりません(そんな場所では降水確率が高かったりすることも?)。





(3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・

解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日〜明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

紫色は下層雲。

今夜にかけて北日本の冬型は緩む傾向。

だとしたら、回復が遅れる場所はないか?回復したように見えても上空の気圧の谷や地上の気圧の谷に対応するような風の収束線はないか?・・・と考えてみるのがおススメ。

また、北日本に高気圧の晴天域が拡大するタイミングで西日本の南岸では気圧の谷の(収束線の)降水帯が活発化。

例えば、気圧の谷の降水帯が早めに活発化したら、あるいは気圧の谷の降水帯が沿岸にかかってしまう可能性があるや否や?なんて考えてみるのもアウトドアで長生きできる方法かもしれません。

2,週末の空模様・・・高気圧優勢ではあるけれど?


最後は週末の空模様・・・

(図をクリックすると拡大します)

今日の空模様と同様・・・
上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
下段の図は、地上気圧と降水量、そして地形の影響や日変化の少ない上空約1500mの気温の様子。

今日の空模様を細かくチェックしてあるので、それをベースに天気変化の原因や計算値が(ハ)「ズレ」た場合の空模様をイメージするために必要な最低限度の情報だけを掲載したつもりです。

今日の空模様の延長線上として書き込み(描き込み)をお読みいただければ幸いです。

Kasayan的には、高気圧南縁・・・太平洋岸で深まる気圧の谷の降水域が計算値通りになるのか?ならないのか?・・・ある程度安全マージンを考えておいたほうがイイかな?なんて気になっていたりして。

最新の情報を追いかけないと・・・?

(追記) (追記ここまで)


府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
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(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
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気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
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「可能な範囲」で返信いたします。

(注記)当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています。
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(注記)私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。


(追記) (追記ここまで)

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(追記) (追記ここまで)

「気象予報士Kasayan番外編」のTweetから。

午後、信濃町 野尻湖畔から長野市街地へ。
途中 飯綱高原の直売所でリンゴと野菜を購入。
リンゴはシナノスイートが主役。
そして早くも野沢菜が店頭に。
遠くの友人に「野沢菜を送るよ」と言っておいて、生の野沢菜を送ったらさぞかし驚くだろうな?と考えながら帰宅。#シナノスイート pic.twitter.com/cpknT4ARzU

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 27, 2021

野沢菜・・・漬物ではなく、おひたしや炒め物にしても美味いんスよ。

ところで、昨夜からipadのアップデートでエラーが出まくり。

天気図チェックをしながら試行錯誤をしていたら、例によってブログ更新の時間が・・・orz

気を散らしながら作図していたのでポカがあるかもしれませんのでご注意を!

今日は作図をしながらつぶやいたTweetを埋め込むカタチでお茶を濁しますのでご容赦ください。





1,冬型の気圧配置が台風20号を追い払うけれど・・・この先の空模様を週間天気図で!

08時過ぎに発表されたばかりの通称 週間6コマと呼ばれる週間予報作成用の資料のひとつ。
超ざっくりと落書きしてみました。
高気圧が目立つけれど微妙に北寄りに移動。
秋晴れの一番美味しいところを外してくる感じ。#週間天気図 pic.twitter.com/n2UKI7tCPs

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 27, 2021

期間の後半を中心に気圧の谷(高気圧「山」と高気圧「山」に挟まれた「谷」)に湿った空気が流れ込んで雨雲を形成。

(今のところ)活発な雨雲は概ね海上主体で済みそうだけど・・・?

(追記) (追記ここまで)

2,今日の空模様・・・とりあえず軽めの?冬型へ 台風は小笠原付近を北東進!


それでは今日の空模様


(1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


今朝の長野市街地・・・

善光寺〜長野地方気象台〜野暮用 自転車で往復5Km。
所々に見える青空に、雲海を海の底から見上げている雲なのか?それとも背の高い雲なのか?
高原のライブカメラで答え合わせすると厚めの雲海???
最低気温は7.4°C(05時34分)。
善光寺の紅葉が加速し始めました。#善光寺 #長野地方気象台 pic.twitter.com/L13ZEHFoFQ

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 27, 2021

そんな今朝の実況

今日も予報のスタートライン=実況とその理由を強引に地上実況天気図上に押し込んでみた。
描き込み無しの天気図を見せられて「上空の気圧の谷の影響で 」とか「湿った空気の影響で」と言われても???ですよね?
少なくとも予報士になる前の自分は???でした。
中高理科の教員免許を持ってたけど。 pic.twitter.com/1V2yDbs1Ar

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 27, 2021

図と無関係なことを呟いているので・・・
詳細は図中の書き込みいただくということで。

冬型の気圧配置に「なりかけ」という印象。







(2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


それでは今日これからの空模様・・・

気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

(図をクリックすると拡大します)

上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
下段の図は、地上気圧と降水量、そして地形の影響や日変化の少ない上空約1500mの気温の様子。

例によって詳細は図中の書き込みをお読みいただくとして・・・

台風20号は、小笠原付近で偏西風に捕まって北東に転向、発達しながら北東進。

そんな偏西風の南下の原因は冬型の気圧配置を形成する上空の深い気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)。

(軽めだけど)初冬と夏の共存・・・秋はどこへ?





(3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・

解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日〜明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。


紫色は下層雲。

宗谷海峡付近をゆ〜っくり東進する寒冷渦直下の低気圧を軸に、日本海を収束線の雨雲の帯が風車の羽根のように短周期で南東進。

このため北海道は荒れ模様、日本海側は時雨れ模様。
長く暗い冬の訪れを予感させる空模様に。

日本海のヨットシーズン終了のサインです・・・_| ̄|しろまる

(追記) (追記ここまで)


府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
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(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/

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アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
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専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
「可能な範囲」で返信いたします。

(注記)当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています。
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(追記) (追記ここまで)

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#上空の寒気
#上空の気圧の谷
#初雪
#雪の目安
#時雨
#冬型
#週間天気図
#週間気温
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(追記) (追記ここまで)

「気象予報士Kasayan番外編」のTweetから。

今日の新潟県境 信濃町 野尻湖畔。
昼過ぎまで冷たい雨が強めに降っていたものの、16時過ぎには青空も。
南岸低気圧が東海上に抜け気圧配置は西高東低 冬型のカタチ。
短時間でも時雨れる?#信濃町 #野尻湖 pic.twitter.com/pFufg0AnGt

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 26, 2021

昨日は新潟県 妙高市でひと仕事。

行きは土砂降り。
帰りは時雨れ。

ひと雨ごとに木々が鮮やかに。





1,冬型の気圧配置が台風20号を追い払う?


台風の進路予想も定まり、台風20号は早めに東に転向しての直接の影響は小笠原のみ・・・ということになりそうですけど・・・
台風が早めに東に転向するということは、偏西風が大きく南下するということ。

そして この時期に偏西風が大きく南下するということは、大陸の寒気がググッと南下して寒くなるとういこと。

これは向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データ。

29日(金)、ちょうと台風が東に大きく転向するタイミングで東日本中心に平年を大きく下回ることが予想されています。

となると、やはり気になるのは29日(金)の具体的な空模様

(図をクリックすると拡大します)

想像通り 西高東低 冬型の気圧配置・・・特に 大陸がらググッと張り出してきた高気圧が台風を東海上に押し出すことが予想されています。

で・・・冬型の気圧配置に伴って南下する寒気ですけど、高い山で雪が降る目安となる上空約1500m 0°C以下の寒気が北陸付近まで南下。

たぶん今季一番の(下層)寒気の南下になると思います(記憶が正しければですけど)。

夏(の終わり?)の象徴 といえる台風と、雪が絡むような西高東低 冬型の気圧配置のコラボ・・・
秋はどうなっているんでしょうね?

(追記) (追記ここまで)

2,今日の空模様・・・下り坂だけど降る場所は限定的?


それでは今日の空模様


(1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


今日も新潟県境 信濃町 野尻湖畔からのブログ更新。

新潟県境 信濃町 今朝の野尻湖畔。
霧の坂道を下って湖畔まで。
蒸気霧も加わって湖上の視程は100m以下。
信濃町アメダスの最低気温は3.3°C(0時11分)。
すでにチェーンを巻いた除雪車がスタンバイ中。#信濃町 #野尻湖 pic.twitter.com/w10Xl5Aa3f

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) October 26, 2021

というわけで、冬の臭いもし始めた今朝の実況

(図をクリックすると拡大します)

一昨日から昨日にかけて太平洋岸に嵐をもたらした低気圧・・・
東海上に抜けずに発達しながら本州東岸に沿って北上し、北海道の東で西高東低 冬型の気圧配置の姿を装うとしているところ。

ただ残念なことに早くも寒気を伴った上空の気圧の谷が朝鮮半島方面に南下。
これに対応して早くも次の気圧の谷が深まりながら沿海州を東進し、(冒頭でチェックした29日(金)に予想されている)次の冬型の気圧配置の準備を始めていることがわかります。

このため日本海側には時雨モドキ?の雨雲が点在するものの、気圧の谷に吹き込む(相対的に)暖かく湿つた南西風の収束線の雨雲が日本海側に向けて南下を開始。

太平洋側でも弱い気圧の谷が発生して東海付近に雨雲がが予想されていて・・・
北と南、挟み撃ちで下り坂??







(2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


それでは今日これからの空模様・・・

気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

(図をクリックすると拡大します)

上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
下段の図は、地上気圧と降水量、そして地形の影響や日変化の少ない上空約1500mの気温の様子。

例によって詳細は図中の書き込みをお読みいただくとして・・・

太平洋沿岸の気圧の谷の(収束線に沿った)降水は関東中心の局地的な雨。

一方、北日本の下り坂はそこそこシッカリ。

-20°C前後の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を伴う上空の気圧の谷(濃ピンクの点線:偏西風の南側への蛇行域)が通過しても短周期で後続の上空の気圧の谷が通過。

仕上げに-30°C以下の寒気を伴う寒冷渦が北海道方面に南下するため、北日本では明日にかけて雨・雪・強風や突風・高波、四拍子の荒天になることが予想されています。





(3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・

解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日〜明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。


紫色は下層雲。

今回、下り坂と言っても降る場所は比較的限られているといった印象。
太平洋側は関東を中心に局地的な崩れはあるものの まずまずの空模様で推移する所が多そうですけど・・・

北陸以北の日本海側には収束線(潜在的前線)の雨雲の帯が短周期で何度も南下。
長い雨になりそうもありませんけど、ブリ起し、ハタハタ起こしの雷鳴が周期的に聞こえてきそうな状況。

灰色の空に風の収束によって帯状に見える雲(灰色の壁に見えることも)が雷鳴とともに沖合から接近する様子が目に浮かびます。

Kasayanのヨットシーズンも秒読み段階。
週間以内に上架、冬支度をしなくては。

(追記) (追記ここまで)


府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/

気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): https://apps.ecmwf.int/webapps/opencharts

専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


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「可能な範囲」で返信いたします。

(注記)当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています。
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(注記)私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。


(追記) (追記ここまで)

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プロフィール

Kasayan

大昔、気象会社や東京の放送局で天気予報番組を作っていたこともありますが今は故郷長野で2回目の日本一周を夢見るただのヨット好き。山岳ガイドのタマゴたちと気象の勉強中。最近多くの時間を野尻湖畔の山小屋で過ごしています。

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