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気象予報士Kasayanのお天気放談

故郷長野に帰ってきたヨットオタクの気象予報士Kasayan。 天気予報は当たるのか?天気予報がハズレたらどうなるのか?天気予報の安全マージンは? 一般的な天気予報とは異なる視点からの解説をモットーに、日々の天気を放談?します。

2012年12月

Twitterでは、今日の記事の内容をひとことでまとめています。お時間の無い方・更新時間を知りたい方はご利用ください。https://twitter.com/kasayangw

今朝の長野市街地・・・・


南から北へと雲が流れていた昨日とは打って変わって、北から南へと雲が流れていて・・・夜明け直前から一面を雪雲が覆い視程1Km以下・・・大粒の雪が降り始めました

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(できれば拡大・HD設定でご覧下さい)

今朝の実況をチェックしてみると・・・・


昨日、広範囲に雨を降らせた低気圧や前線が東海上に抜け、気圧配置は西高東低 冬型に変化しています。

水蒸気画像を見ると、日本海に年末寒波(暗域:白くないエリア)が南下していて、冬型の気圧配置+寒気=年末寒波が始まったことがわかります。
このため、日本海沿岸の降水は雨から雪に変化してきたようです。

ちなみに、レーウィンゾンデ等、気球による観測によって解析された昨夜21時の高層実況天気図ですが・・・


年末寒波の上空の寒気が朝鮮半島付近まで南下していることがわかります。


では、この年末寒波・・・元日にかけてどのように変化していくのか?
まずは普通の天気図で、気圧配置と空模様の関係を大ざっぱに把握しておきましょう。


西から強まり始めた西高東低 冬型の気圧配置は、オホーツク海の低気圧が猛烈に発達することで今夜ピークに
等圧線が混雑して、北日本中心に北西の季節風が強まり、-36°C以下の強い寒気も南下して、北日本中心に風雪が強まってきます。

そして年が明けて元日・・・低気圧の北東進とともに等圧線の間隔が緩んで、風雪も一段落しますが・・・今夜、黄海に発生した低気圧が日本海を発達しながら北東進
低気圧には、南から暖湿気=雨の原料が流れ込んできますから、昨日ほどではないにしろ、西から低気圧に伴う降水域が東進することになります。

もっとも、昨日とは異なり上空の寒気は居座ったままですから・・・日本海側の雪は断続的に降り続き、暖気の影響で湿った雪に変化することが考えられます(山陰では雨混じりの雪になる可能性も)。

いずれにせよ、荒れ模様の年末年始になることは確かですから・・・・今日も気象庁からは、「暴風雪と大雪に関する全般気象情報」が発表されています。


一昨日あたりから、北アルプスをはじめとする長野県の山々に入山している方も多いと思いますが、今日・明日の行動は特に慎重さが求められます。


それでは、専門の天気図で、今日から明日にかけての空模様を、詳しくチェックしていきましょう。
まずは今日大晦日の天気から。


まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・今日日中、上空の気圧の谷が日本の上空を通過
今夜、東海上に抜け、西高東低 冬型の気圧配置の骨格が整います

このため・・・下段の図・・・上空の気圧の谷から悪天パワー(低気圧や雪雲を活発にするチカラ)が降り注ぎ、オホーツク海の低気圧は猛烈に発達・・・・そして、日本海の雪雲が活発化
JPCZ(日本海寒帯気団収束帯:季節風の収束によって発生する雪雲の帯)が指向する北陸を中心に、降雪が強まることが計算されています。


続けて、上空の寒気の様子


上段の図・・・実況でチェックしたように、昨夜朝鮮半島付近まで南下していた年末寒波の寒気日本海沿岸まで南下・・・-36°C以下の寒気が北海道を覆います。
この状態は、異常と言えるほどの寒波ではありませんけど、寒気としては一級品

下段の図・・・地上付近にも西から強い寒気(平地で雪の目安=上空約1500m-6°C以下)が南下してきますから、等圧線の混雑によって風が強まることもあって、年末年始の登山や行楽にとっては注意を要する状態といえるでしょう。


そして、明日元日の天気


午前中は、今夜の冬型のピークを引きずって、北陸を中心に活発な降雪が続きます。
九州西岸にも雪雲の帯が形成されることにも注意。

一方、太平洋側は、冬型の天気分布・・・・基本的に冬晴れになることが予想されていますから、初日の出を拝むことができそうですね。

そして・・・・


日本海を次の気圧の谷(相対的に周囲より気圧が低い場所:低気圧など)が通過。
例によって、低気圧には南から(相対的な)暖湿気=雨の原料が流入しますが、上空には、寒気を運ぶ偏西風が居座っていて、-30°C以下の寒気が北陸以北にありますから・・・・降るモノは雪主体

暖気が流れ込みやすい九州北部や山陰では雨混じりの雪や、雨になる所もありますが、全般に雪の性質が粉雪から湿雪に変化すると考えたほうがよいかもしれません。

ということは、昨日の雨、今日の粉雪、明日夜の湿った雪と、性質の異なる雪が層状に積もることになりますから・・・・それぞれの境界面が滑りやすくなって、雪崩の恐れが高まります。
天気回復のチャンスをうかがって頂上を目指すにしても、雪崩には通常以上の注意を払うととともに、適切なルート選択をしていただきたいと思います。


それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ、今日から明日朝にかけての空模様を、MSMシミュレーションで具体的にイメージ。


日本海にJPCZの雪雲の帯が形成され、北陸で雪が強まる様子がハッキリと見てとれます。
また、平地で雪の目安=-6°Cラインも太平洋まで南下
まさに年末寒波ですよね。

続けて、中部地方にズーム。


今回の寒波では、JPCZが北陸を指向し、東西に寝たカタチをしているので、北陸の平野部で降雪が増える里雪型の降雪になることが計算されています。

一方、長野県内には西寄りの風に乗って、石川県沖や富山湾の雪雲が流れ込むことになるので、北アルプスが、県内への雪雲の流入をブロックするカタチになります(その代わり北アルプスの降雪は多くなります)。
もちろん、雪雲は北アルプスを乗り越え、北側、南側を迂回して流れ込み、県内に風の収束線を形成して雪雲を再発達させることになりますが・・・・県西部を除いて、明日朝までは、全般に降雪が少なめになる可能性があると思われます。

もっとも、冬型の気圧配置が強まるタイミングと、弱まるタイミングで、雪雲が流れ込みやすい長野県北部ですから・・・いずれにせよ、明日夜までには、数発?の雪があると考えておくのが無難でしょう。

そんなことを思い出しつつ、最寄りの地域の府県天気予報をキチンとチェックしておいてください。


府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/


府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm

専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2

さて・・・今年最後のブログ更新は以上ですが・・・・

今日の更新は、元日に当ブログに移行してから366回目の更新にあたりますから・・・この一年、一回も休まずに天気チェックを続けてきたことになります

ただ・・・毎日天気チェックしていても、全く同じ気圧配置や天気変化は一度もありません。
理科の教科書や試験では、天気のパターンを問われることが多いですけど、そんなパターン通りの天気は一つもないと思って、人知を超える地球の営みを素直に読み取るべきだと痛感した一年でした。

天気予報の現場から早めにリタイアした、自然と戯れることが大好きな気象予報士が、朝のジョギングのような気持ちで書きつづっている頼りないブログですが・・・・来年も続けるつもりでいますので、なにとぞよろしくお願いいたします

また、拙著、航海のための天気予報利用学 〜ロングクルーズを夢見るあなたへもよろしくお願いいたします。

ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
可能な限り返信いたします。

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今朝の長野市曇り空
気温は3.5°C(08時現在)ですから、かなり暖かく?感じます。


そんな空をよーく見ていると、長野市の南にある美ヶ原高原方面から雲が北へと流れていくのがわかります(微速度撮影 33分1000枚)。

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(できればHD設定でご覧ください)

全国各地で、南から北へと流れる雲がみられるんじゃないかと思いますが・・・・というのも・・・・・


日本海を低気圧が発達しながら北東進中で・・・・低気圧に吹き込む南風が、太平洋の湿った暖かい空気=雨雲の原料を運び込んでいるから
すでに西日本では、東シナ海の低気圧付近を中心に活発な雨雲が観測されています(8時現在では西日本をすっぽりと雨雲が覆い、東日本や北日本日本海側にも拡大してきました)。

気象庁レーダー画像: http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/

また、水蒸気画像を見ると、大陸には年末寒波の寒気(暗域:白くないエリア)があって、明日の大晦日にかけて日本付近への南下をうかがっていることがわかります。

この空模様がこれからどのように変化していくのか?
まずは、普通の天気図を使って、気圧配置の変化と空模様の関係を大ざっぱに把握しておきましょう。


日本海と太平洋の2つの低気圧が、発達しながら北日本まで北東進
等圧線の本数が急激に増えて、風が強まり、海上はしけてくることが予想されます。

また、低気圧の発達によって、南からの暖湿気=雨の原料の流れ込みも強まって・・・・雨が強まることはもちろん、日本付近に残っている寒気と暖湿気がぶつかって、大気の状態が不安定(落雷や突風などの恐れ)になることが考えられます。

そして・・・・暖湿気は日本海の低気圧まで吸い上げられて、北海道まで流れ込みますから・・・・全国的に降るモノは雨主体
強い寒気が残る北海道でも、暖湿気が流れ込みやすい道東中心に湿った重い雪になると思われます。

こんな荒れ模様の天気ですから、気象庁からは「大雪と暴風雪に関する全般気象情報」が発表されています。


湿った雪による大雪が道東で・・・ということになると、数週間前に、電線着雪による鉄塔倒壊によって長時間の停電が発生したことが思い出されます。
年末年始・・・再びそんなことが起こらなければイイのですが。


それでは、専門の天気図で、今日はもちろん、明日明後日・・・年末年始の空模様を、詳しくチェックしていくことにします。

まずは、2つの低気圧が発達しながら北東進する今日30日の空模様から。


まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・今日日中、2本の上空の気圧の谷が日本を縦断
それぞれの気圧の谷が、日本海の低気圧と、南岸の低気圧に悪天パワー(低気圧を発達させるチカラ)を与えるため・・・下段の図・・・2つの低気圧が発達しながら北東進し、活発な降水エリアも強まりながら北東へと進むことになります。

そして・・・再び上段の図・・・今夜次の上空の気圧の谷が朝鮮半島まで南下
この上空の気圧の谷が、明日朝にかけて、寒気を引きづり下ろしながら日本上空を通過して・・・・大晦日の冬型の気圧配置(年末寒波)を形成すると考えられます。


続けて上空の寒気の様子


今日いっぱい・・・上段の図・・・・冬将軍の寒気は南下せず、むしろ南西方向の偏西風によって、上空にも暖かい空気が流れ込むことがわかります。

また・・・・下段の図・・・地上付近(上空約1500m)にも、低気圧に吸い上げられるように暖気が流れ込み高い山で雪の目安=0°Cのラインさえ北海道付近まで北上することが計算されています。
ということは・・・全国的に降るモノは雨主体で、北海道でも湿った雪・・・場合によっては雨になることが予想されます。

一方、暖気の後ろ側からは、平地で雪になる目安=-6°Cの寒気が南下してきますから、低気圧周辺では暖気と寒気がぶつかり合い・・・等温線が非常に混雑してきて・・・前線が活発化・・・そして、大気の状態が不安定になることが考えられます。

気象庁の全般気象情報の根拠・・・なんとなくでも理解できましたでしょうか?

それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ、MSMシミュレーションで、今日の空模様を具体的にイメージ。


必要なことは書き込みましたから、あえてコメントは必要ないと思いますが、「全国的に荒れ模様」ということは一目でわかりますよね。
(アニメの切り替わりが早いと思われるようでしたら、ブラウザの「Esc」ボタンを押すとアニメが停止するはずです(IEとFirefoxで確認)。再始動は再読み込みをしてください)


続いて、明日31日大晦日の空模様



上空の気圧の谷が寒気を運び込み、西高東低 冬型の気圧配置が強まることがわかります。
JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の雪雲の帯が北陸を指向していますから、北陸を中心に降雪が活発になることが予想されます。

もっとも、北陸や長野県北部で大雪になる目安のひとつ・・・上空約5500m-35°Cの寒気は北陸まで南下してきません
異常なまでの大雪になるとは思いませんが・・・・普通の大雪?にはなりそうですから、今日の雨の後の新雪ということもあって・・・雪崩や屋根の落雪には注意したいところです。


そして、明後日1日元日の空模様



等圧線が緩んでいったん冬型の気圧配置が緩んでくると思われますが・・・・日本海沿岸には寒気を運ぶ(さらに運び込みはしませんが)偏西風が吹き続け、断続的に上空の弱い気圧の谷も通過して、雪は弱まれど止みそうにありません

年末寒波のピークは大晦日から元日の朝・・・ということになりそうですが・・・・上の図、右側寒気の様子を見ていただくと・・・年始寒波の寒気(-40°C以下)がしっかりと控えていることがわかりますよね?


向こう一週間の気温の変化傾向を見ても、年末寒波が1日から2日にかけて緩んだあと、3日から再び気温が急降下して、平年を大きく下回ることが予想されています。
年末寒波の後は年始寒波・・・・

以上、年末年始の天気や気温の変化・・・つかんでいただけました?
もちろん、府県天気予報や週間予報で最寄りの地域の詳しい情報も、忘れずに把握しておいてくださいね。

府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/


府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm

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昨日の長野は、夕方からベタベタ湿った大粒の雪が降り出し、みるみる積もり始め・・・・今朝の積雪は19センチ(07時現在)。

そんな雪が降り始める前の昼前後・・・雪雲近づく長野市南西方向に、こんな雲が見られました。

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(できればHD設定でご覧ください)

例によって、2時間、約1400枚の写真をつなげて1分弱の動画にしたもの(微速度撮影)ですが・・・波々の波状雲が形成され、雪雲が厚みを増すにしたがって消えていく様子がわかると思います。


これは微速度撮影中の昨日11時のレーダー画像と、ウィンドプロファイラ(上空の風の様子)の観測値。
長野県付近上空(北アルプス稜線付近、3000m付近)は南西風が卓越していましたから、愛知県や岐阜県付近の雪雲が長野県内に流れ込むタイミングで、北アルプスを越えた南西風が上下の波動を形成し、このような波状雲を形成したのかもしれません。

それだけ長野県内の天気は、3000m級の山々の影響を受けやすいということでもあるわけですが・・・・


今朝の長野市は、まだまだ雪雲がかかっているものの、その厚みは薄くなっていて、雪雲を通して青空が透けています。
また、南岸低気圧の通過によって、太平洋の(相対的に)暖かい空気が流れ込んできましたから、気温も高め
午前7時現在+1.4°Cを記録し、昨日より8°C近くも高い暖かい?朝になっています。


そんな今朝の実況は・・・・


午前3時・・・いわゆる南岸低気圧が通過していて、関東東岸を中心に活発な雨(雪?)雲がかかっていますが・・・・午前7時には、すでに東海上に抜けています。

東海地方や関東にも雪を降らせることで知られる南岸低気圧・・・昨日は関東北部や東部の山沿いを中心に降雪も観測されたようですが、大きな影響はなかった模様。
今日は、南岸低気圧が過ぎ去って、天気が回復すると思われます。

ただ、黄海付近では次の気圧の谷(低気圧)が東進中
水蒸気画像を見ると、次の気圧の谷の後ろ側には、寒気を運ぶ偏西風が吹いていて、年末寒波の寒気(白くない部分=暗域)が南下していることがわかります。
つまり・・・今日の回復は一時的で、今夜以降、次の気圧の谷が通過して・・・・年末年始の寒波がスタートすることになります。

そんな様子を、まずは普通の天気図で概観しておきましょう。


南岸低気圧が東海上に遠ざかって・・・今夜にかけては北海道付近に中心を持つ高気圧に覆われますから、天気は回復・・・冬晴れのエリアが拡大します。

でも、黄海の低気圧が日本海に進み、年末寒波の寒気が朝鮮半島まで南下
このため、寒気と暖気の混ざり合おうとするチカラによって低気圧が発達し、前線も顕在化します。

そして・・・明日になると、南岸にも低気圧が発生し・・・日本付近は急速に発達しながら(等圧線が混雑)北東進する二つの低気圧に挟まれて、風雪(雨?)強まる荒れ模様の天気になることが予想されます。

もちろん、その続き・・・大晦日には西高東低 冬型の気圧配置が強まることになるわけですが・・・・
今朝は専門の天気図で、今日はもちろん、大晦日にかけての年末の天気を詳しくチェックすることにしましょう。

まずは、今日29日を詳しく。


上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・南岸低気圧をもたらした上空の気圧の谷が東海上に抜けて、日本付近には上空の気圧の尾根がやってきます
上空の気圧の尾根は、地上の高気圧を強めるチカラがありますから・・・・下段の図・・・日本付近は高気圧に覆われて天気回復へ。
南岸低気圧の降水エリア(青の点線内)が東海上に抜けていく様子がわかります。

ただ・・・再び上段の図・・・大陸東岸には次の上空の気圧の谷が南下
これに伴って、上空の気圧の谷から地上に悪天パワー(低気圧や雨雲を発達させるチカラ)が降り注ぎ・・・下段の図・・・低気圧が発達しながら日本海に進み、東シナ海や日本海西部の降水エリアが広がりながら東進してきます。
ということは・・・雪国では今日が今年最後の晴天。


続いて、上空の寒気の様子をチェック。


上段の図・・・天気予報番組で天気図上に描かれる寒波の原図ですが・・・今日いっぱい、日本上空に-30°C以下の寒気は南下してきません
ここまで寒気が抜けるのは、本当に久しぶりという感じがしますが・・・・ご覧のように、朝鮮半島の北には年末寒波の寒気がしっかり南下中
中心は-40°C以下の一人前の冬将軍ですから・・・・南下に伴って、低気圧を猛烈に発達させたり、日本海で活発に雪雲を発生させたりと・・・様々な影響をもたらすことが予想されます。

それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ、MSMシミュレーションで、今日から明日朝にかけての空模様を具体的にイメージしておきましょう。


紫色は下層雲。

今日日中は東日本太平洋側で雲が広がりやすいものの、全国的に冬晴れが広がります。

ただ、今夜から明日にかけて、活発な降水域が東進
日本海の低気圧に向かって暖気が流れ込むので、降るモノは雨主体ということになります(北海道付近を除く)。
また、降水域を挟んで寒気と暖気がぶつかり合いますから、大気の状態も不安定に。

いつものように、最寄りの地域の空模様は、府県天気予報でチェックしておいてください。

府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/


続けて・・・・明日30日の空模様。



午前中は、MSMシミュレーションと同じですが、になると、日本海の低気圧は北海道の西へ・・・南岸低気圧は関東沖に。
雨主体とは思いますが・・・・上空約1500mの気温は昨日と似ていますから・・・雨・雪の判断は、明日朝の最新の観測値と計算値で再チェックする必要があります。


そして、31日大晦日の天気は・・・・



誰が見ても西高東低 冬型の気圧配置
JPCZ(日本海寒帯気団収束帯:北西季節風の収束によって発生する雪雲の帯)が北陸を指向しますから、北陸を中心に活発な降水(雪)が予想されます。

紅白歌合戦の時間には、平地で雪になる目安=上空約1500m-6°C以下の寒気も太平洋岸まで南下してきますから、雪雲が流れ込めば、太平洋側でもチラチラということになりますよね。

ただ、太平洋側は基本的に晴れですから・・・初日の出・・・寒いですけど、見ることができるでしょう。

最後に一応、年末寒波がやってくる様子・・・・立体アニメにしておいたので・・・・・


偏西風の強風帯(オレンジ)が南下するのに伴って、寒波が南下してくる様子・・・イメージできました?


ところで、この年末年始、北アルプスの冬山登山をされる方は、今日あたりから入山していることと思いますが・・・・今日は快適な雪山歩き(雪はちょっと重め?)になると思いますけど・・・明日は天気急変・・・ベタベタの重い新雪に、吹き荒れる強風が予想されますから、かなりきつい登攀になるかも?
(今日のペースは続かないということになります)

そして大晦日・・・・


ベタベタの雪が横殴りの粉雪に変化し、稜線付近(700hPa 上空約3000m)の風速は20m/s(平均風速)が予想されています。
あくまで計算値に過ぎませんから、地形によってはさらに厳しい状況も想定されます。
(決して異常というまでの寒波ではありませんけど・・・・・・)

今日から明日にかけて通過する低気圧の状態次第で、計算値に大きな変化があるかもしれませんから、入山後も最新の予報で頭の中の空模様のイメージを更新して、柔軟かつ賢い判断をお願いしたいと思います。

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昨日夕方に撮影した北アルプス 槍ヶ岳

年末年始の冬山登山を予定している方なら、吸い込まれるような景色だと思いますが・・・ご存じのように、年末年始には再び寒波がやってきます。



計算値が変化し、降雪が強まるタイミングや降雪の程度が変わる可能性はあるものの、年末年始に寒波がやって来て、多かれ少なかれ北アルプス方面に降雪が予想されることは確か


そして、気温が平年を下回ることもほぼ確実です。

無理はもちろん、たぶん大丈夫だろうという気持ちで、この美しい景色を悲しい景色にしてしまわないよう、ご自分の技量と相談するとともに、最新の予報で計画を変更する柔軟さを忘れないでくださいね。

府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm



こちらは、今朝の長野市東部・・・菅平高原方面の朝焼けの様子。
快晴だった昨日とは異なり、今朝は曇天・・・青空を見ることはできません。
気温は昨日より2°Cほど高い-6.3°C(07時)。

そんな今朝の実況ですが・・・・・


東シナ海を低気圧や前線が北東進中・・・すでに西日本では雨が降り始めています。

冬型の気圧配置が緩み、次のステップ・・・気圧の谷が日本付近を通過する段階に入ったということですが、水蒸気画像を見ると、気圧の谷の西側・・・大陸では上空の気圧の谷が東進中
この上空の気圧の谷から悪天パワー(低気圧を発達させるチカラ)を受け取って、低気圧が発達しながら南岸を通過すると思われます。

いわゆる南岸低気圧の東進というカタチになるわけですが・・・・南岸低気圧のお約束・・・太平洋側で雪は降るんでしょうか?
そんなことを意識しながら、まずは普通の天気図で、気圧配置の変化と空模様の関係を概観しておきましょう。


東シナ海の気圧の谷ですが・・・今夜にかけて近畿地方までゆっくりと東進
低気圧の降水エリアも東に進んで、今夜には東北南部付近でも雨または雪が降ることになりそう。
雨・雪どっちが降るのか?は上空や地上の気温次第ということになりますが、普通の天気図だけではわからないので、後で専門の天気図でチェックすることにしましょう。

そして明日・・・低気圧は関東の東海上に抜けますが・・・・次の気圧の谷が朝鮮半島付近を東進
今回の気圧の谷は、南北2ステップで進行し・・・その後、年末寒波に突入・・ということになりそうですね。


それでは、専門の天気図で詳しくチェック。


まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・水蒸気画像でチェックした大陸の上空の気圧の谷が、今夜、九州方面まで東進
このため・・・下段の図・・・東シナ海の低気圧が、上空の気圧の谷から悪天パワーを受け取り、発達しながら近畿地方まで進むことが計算されています。
(上空の気圧の谷は、今夜以降あまり深まらないので悪天パワーも頭打ち。低気圧は今夜以降イマイチ発達しない見込み)

また・・・再び上段の図・・・昨夜から北海道を通過していた上空の気圧の谷は東海上へ抜けたようですが・・・今夜にかけて次の上空の気圧の谷が南下
断続的に悪天パワーが北海道に降り注ぐので・・・下段の図・・・北海道の降水(雪:青の点線内)は、強くはないものの断続的に続いてしまいそうです。


それでは、上空の寒気の様子
南岸低気圧の通過で、降るモノが雨になるのか?雪になるのか?・・・・気になりますが・・・・


上段の図・・・-30°C以下の冬の寒気はオホーツク海まで北上してしまいますから、クリスマス寒波はすっかり抜けてしまいます。

反対に・・・下段の図・・・地上付近(上空約1500m)には低気圧に吸い込まれるように、南海上から暖気が流れ込み・・・・高い山で雪になる目安=0°Cラインは西日本の日本海沿岸まで北上。
気温が上昇し、西日本では山陰も含めて降るモノは雨主体・・・積雪の多い所では雪崩や融雪洪水に警戒が必要になります。

一方、平地で雪の目安=-6°Cラインは東北北部まで北上
今夜までに降水が始まる中部地方や関東・東北南部方面のグレーゾーンに降るモノは????

3°Cの暖気が北上してくる関東南岸は雨主体と思われますが、0°Cラインが横たわる関東北部・東北南部・中部山岳地帯は、地上気温が下がる夕方以降、雨混じりの雪(雪優勢)になると思われます。
ただ・・・低気圧に吹き込む東よりの風が寒気を運んできたら・・・関東南部でも、丹沢や奥多摩、秩父方面などを中心に、夜から雪が混じってくることが十分に考えられます。


それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ、MSMシミュレーションで、今日の空模様を具体的にイメージしておきましょう。


低気圧の東進に伴って、雨のエリアが東北南部まで東進してきますが・・・・

850hPa(上空約1500m)の気温はかなり微妙
今夜、関東東岸に計算されている南風と南東風の収束線が計算値より弱まり、関東北部まで吹き込むことが予想されている北東風が強まれば、関東の降雪の範囲が広がることが考えられます。

また、能登半島付近に計算されている収束線の位置が南寄りになれば北陸や長野県北部では、湿った雪が活発になることも予想されます。

様々な条件を十分に考慮して作成された府県天気予報を軸に空模様を把握するのが一番ですが、想定外の雪に驚かされないよう、予報の安全マージンを考慮して、最寄りの地域の空模様をイメージしておいてください。

府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
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今朝の長野市は快晴ですけど・・・・最低気温は-8.3°C(06時03分)。
長野県内の白馬や松本市奈川などでは12月の観測史上最低の気温を記録しています。

クリスマス寒波が抜けるタイミングの晴天で強烈な放射冷却が発生したためですが・・・・昨日クリスマス寒波の最後の一撃もすごかった・・・・
ちなみに昨日の長野市の気温


一日中、気温が氷点下の真冬日を記録しました。

真冬日の長野市街地には粉雪が降り、アスファルトの路面を積もった雪が小さなつむじ風のように(ミニチュアのカルマン渦のよう?)、踊っていましたが・・・・

[フレーム]
(できればHD設定でご覧下さい)


そんな寒さの中・・・・カメラを持ち出して、長野市街地に流れ込む雪雲の様子微速度撮影(30分1000枚の写真を30秒に加工)したものがこれ。
青空が見え、暖かそうに感じるかもしれませんが・・・・実は凍るような?青空


冬型の気圧配置が弱まるタイミングで長野市街地に雪雲が流れ込むことが多いのですが・・・昨日も、その典型的なパターン。
長野市北部の北信五岳(飯縄山・黒姫山・戸隠山など)の東側を、雪雲がすり抜けるように・・・・そして、地面をはうように、長野市街地に粉雪をもたらしていました。

12時15分追記
今日日中の長野市街地は冬晴れ。
志賀高原から菅平高原まで、東方連山方面が美しく輝いています。




では、今日も予報のスタートライン・・・今朝の実況からチェックしていきましょう。


まず気圧配置・・・高気圧が張り出し、西から西高東低 冬型の気圧配置がゆるみ始めています。
もっとも、北日本の等圧線はまだまだ混雑していて、北西の季節風が吹き荒れている状態。

このため、北陸以北の日本海側には、しぶとく雪雲がかかり続けています。

ただ、水蒸気画像を見ると・・・北日本上空の偏西風は寒気を運ぶ北西風になっているものの、本州上空の偏西風は東西の流れに変化していて、寒気を南下させるチカラが弱まっています。


このまま長かったクリスマス寒波が抜けて、天気が回復してくれるのか?
まずは普通の天気図で、明日夜までの気圧配置の変化と空模様の関係を、概観しておきましょう。


今朝の気圧配置は、高気圧が張り出してきたとはいえ、西高東低 冬型の気圧配置を保っていますが、今夜になると高気圧の中心が西日本まで南下してきますから、冬型のカタチはおさらば。
西日本を中心に、冬晴れのエリアが拡大してきます。

ただ・・・北日本は、沿海州の高気圧とオホーツク海の低気圧がセットになって、西高東低 プチ冬型の気圧配置が続き、等圧線もまだまだ混雑したまんま、
さらに、クリスマス寒波の尾っぽ?のような-40°C以下の寒気がもう一度通過していきます。
加えて、沿海州の高気圧と、本州上の高気圧に挟まれて、日本海は弱い気圧の谷になりますから・・・・北日本では、今夜一時的に雪雲が活発になることも予想され・・・スパッと回復することはなさそうです。

そして・・・明日になると、本州に張り出した高気圧が北日本にも勢力を延ばすので、北日本も回復へ
一方、西日本には次の気圧の谷がやってきて、西から天気が下り坂ということになりますから・・・なかなか全国的に天気が回復するというわけにはいかないようですね。


それでは、専門の天気図で、もうちょっと詳しく・・・・


まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・午前中、上空の気圧の谷が東海上に抜けますから、上空の気圧の谷から降り注ぐ悪天パワー(低気圧や雪雲を発達させるチカラ)が弱まって、一時的に天気は回復傾向
下段の図・・・日本海の雪雲は残るものの雪の降り方はいったん穏やかに・・・・そして、張り出した高気圧の影響で、冬晴れエリアが拡大すると思われます。

ただ・・・再び上段の図・・・今夜になると北海道に、次の上空の気圧の谷がやってきますから、北海道を中心に北日本では再び雪雲が活発になることが予想されます。
また、大陸東岸には、次の上空の気圧の谷が南下・・・東シナ海に前線が発生し、その雨雲が九州方面に迫ってくることが計算されています。


それでは、上空の寒気の様子もチェック。


上段の図・・・クリスマス寒波の中心、-42°C以下の寒気は、上空の気圧の谷が東海上に去るのに伴って、いったん抜ける傾向
でも今夜、次の気圧の谷が北海道に南下してくるタイミングで、再び-42°C以下の寒気が北海道上空へやってきます。

また、下段の図・・・地上付近(上空約1500m)の寒気は、西日本からゆっくりと北上し、-12°C以下の寒気は北陸から東北北部へと去っていくことになりそうですが・・・北海道ではむしろ-20°C以下の寒気が南下する傾向。
北海道を中心に北日本方面には、回復というコトバが使えない状態です。


それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ、MSMシミュレーションで、今日の空模様を具体的にイメージしておきましょう。


紫色は下層雲の様子。

注意しておきたいのは、今夜日本海に形成される弱い気圧の谷の影響
弱い気圧の谷の南側・・・北陸付近に南西風と北西風の収束線が発生し、雪雲が活発になることが計算されています。
天気予報番組などでは、クリスマス寒波が弱まることが強調されぎみですけど、北陸以北の日本海側では、番組の雰囲気に惑わされないよう・・・・最寄りの地域の空模様を、府県天気予報などでキチンとチェックしておいてください。

府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/


では、昨日に引き続き、年末年始の天気
元日までの空模様の流れは、昨日の記事で概観していただくとして、ポイントになる29日の空模様と、31日から2日にかけての空模様をまとめておきました。


29日は、いわゆる南岸低気圧の通過・・・昨日の計算値に引き続き、暖気の流れ込みが強く、南岸の大都市では「現時点では」雨主体と思われます。

その後、31日から2日まで・・・・




図中にも記載しましたが、25日に当ブログでご紹介した同じGSMの計算値と比較して、寒気の南下が若干弱まって計算されるようになっています。
ただ、南岸低気圧の通過によって、計算値に大きな変化が生じるかもしれませんから、これも一つの参考情報として、週間予報と照らし合わせつつ、年末年始の計画に役立ててください。


府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm

専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2


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可能な限り返信いたします。

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(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
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プロフィール

Kasayan

大昔、気象会社や東京の放送局で天気予報番組を作っていたこともありますが今は故郷長野で2回目の日本一周を夢見るただのヨット好き。山岳ガイドのタマゴたちと気象の勉強中。最近多くの時間を野尻湖畔の山小屋で過ごしています。

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