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気象予報士Kasayanのお天気放談

故郷長野に帰ってきたヨットオタクの気象予報士Kasayan。 天気予報は当たるのか?天気予報がハズレたらどうなるのか?天気予報の安全マージンは? 一般的な天気予報とは異なる視点からの解説をモットーに、日々の天気を放談?します。

Twitterでは、今日の記事の内容をひとことでまとめています。お時間の無い方・更新時間を知りたい方はご利用ください。https://twitter.com/kasayangw

(追記) (追記ここまで)

終了したはずのブログ更新・・・実は2022年7月1日から、再びひっそりと更新中(再開というほどのモノではありません)。

というのもXのツブヤキはストーリー性に欠けるので「ブログで再構成・補足してみよう」という趣旨。

以前のように千日回峰行的に毎日更新するつもりはないのですが、ブログがどんなカタチで進化?あるいは退化?するのか・・・模索をしながら「そこそこ」続けてみたいと思っています(2022年7月12日記)

ですから・・・休むこともあるでしょうし、超超超超簡易更新になることもあるでしょうし、殴り書き(ほとんどメモ)の場合もあるでしょうし・・・内容にはあまり期待しないでくださいね。(2023年1月31日記)(2024年元日もこの調子を維持)


(追記) (追記ここまで)

善光寺〜長野地方気象台〜長野市郊外〜須坂市 自転車でぐるり40Km。
盆地の中に淀んだ空気の中の水蒸気の多さを肌と目で感じる曇り空。
最低気温は昨日より2°C高い22.9°C(05時34分)。
寒暖差で美味しくなると言われる果物だけど、味は大丈夫なんでしょうかね??#善光寺 #長野地方気象台 pic.twitter.com/Hn1zxje2wP

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) September 21, 2024


今日も備忘録・・・失礼します。

昨日(20日)4時〜今日(21日)4時まで24時間のレーダー画像と4時の空模様の概要(上空の高気圧や偏西風、下層暖湿気や上空寒気の動向等)をアニメ化。

「太平洋高気圧の縁を回って日本海の秋雨前線に暖湿気が流れ込んでいる」という様子がハッキリ。
さらに朝鮮半島の西を北東進する台風14号も参戦! pic.twitter.com/Pve9KFnvGA

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) September 20, 2024


続いて・・・

アニメじゃせわしないので最終画面を静止画で。

「日本海の秋雨前線に高気圧縁辺や台風の暖湿気が流れ込んで大雨に」という解説がされるけど、大雨は一様でなく位置を変えたり息をするように強弱を繰返したり。
その目安になるのが前線上空の偏西風や上空の高気圧の縁辺流のユラギ(南北の蛇行)。 pic.twitter.com/Pv72Zglj6V

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) September 20, 2024


昼前、能登半島に特別警報が発表されたので、最終画面をもとにコメントを付け加えておきました。

前線上の低気圧に暖湿気が集中!

そんな低気圧が昼前後に能登半島付近を通過。
低気圧後面の寒冷前線的にシャープで活発な雨雲の帯が能登半島にかかり大雨のピークに!

後続の上空の気圧の谷に対応する低圧部(キンク部)や台風14号崩れの低気圧が通過する際は同様、場合によってはさらなる大雨に。 https://t.co/QE3blK25SM

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) September 21, 2024


もひとつオマケに・・・

前線上の低気圧後面に冷たい(秋の空気を運ぶ)風が吹き込むとシャープな降水帯がさらにシャープに、そしてさらに活発化するおそれ。
そんな寒気は台風14号の後面に南下を開始。
明日、温低として通過する際に本領発揮?

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) September 21, 2024






それでは、いつのように・・・秋探しの北半球・・・

「秋はどこまで?」

-30°C以下の冬の寒気を伴う寒冷渦が北極圏を出発した13日(金)から20日(金)まで8日間の北半球上空の気圧配置と寒気の様子をアニメ化。

-6°C以下の秋の空気は引き続き東北北部まで。
中東から北太平洋にかけては地球の腹巻のように高圧帯に覆われ寒気が南下しにくい状況。 pic.twitter.com/V3vqK3bOZK

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) September 21, 2024


今日は秋と夏のせめぎ合いの強まりによる大雨。

明日は夏側に台風という助っ人が加わり、秋側には寒気を伴う上空の気圧の谷が応援に。
せめぎ合いががっぷり組み合うカタチ(台風が温帯低気圧として活発化)の明日は、低気圧の発達に伴う(今日と場所の異なる?)大雨はもちろん風・波にも要注目。

で・・・例によってアニメじゃせわしないので・・・

最終画面を静止画で。

当初 シベリアを南下して分裂した寒冷渦の取り残された気圧の谷が朝鮮半島に接近中。

また、台風14号が上空の太平洋高気圧のコアの縁辺流に乗って転向し朝鮮半島付近に北東進中。

明日にも台風は上空の気圧の谷と一体化し温帯低気圧となって前線上を東進。
大雨のピークに? pic.twitter.com/bX5HzpRKFc

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) September 21, 2024


分裂して取り残された寒冷渦の残骸が台風14号と関連して悪さをするとは驚きました。

そしておきまりの・・・

とりあえず向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データ。
気象解説で「秋らしく」的なコメントがあると思うけど、月末にかけての気温傾向を見ると、手放しで喜べないような・・・???#週間気温 pic.twitter.com/UyYqDBhTDD

— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) September 21, 2024















(追記) (追記ここまで)


府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/

気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): https://apps.ecmwf.int/webapps/opencharts

専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
「可能な範囲」で返信いたします。

(注記)当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています。
(注記)当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。
(注記)私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。


(追記) (追記ここまで)

タグ :
#偏西風
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#UCL
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#北半球上空の寒気
#太平洋高気圧
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プロフィール

Kasayan

大昔、気象会社や東京の放送局で天気予報番組を作っていたこともありますが今は故郷長野で2回目の日本一周を夢見るただのヨット好き。山岳ガイドのタマゴたちと気象の勉強中。最近多くの時間を野尻湖畔の山小屋で過ごしています。

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(追記) (追記ここまで)

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