罵声大会
罵声大会(ばせいたいかい)は、鉄道教信者のうちの車両派に属する人の上位者のみに許される神聖な儀式、文化であり、エクストリームスポーツの1つである。
概要[編集 ]
やり方はとても簡単。鉄道教信者の車両派の信仰対象(被写体)に背く行為を行ったものにひたすら大音声で怒鳴り続けるだけである。 元々は、フラッシュを車両に浴びせたり、信仰対象以外のものをフレーム内へ入れようとするものへの怒りの気持ちを言霊にし、地を震わせるような声量で叫ぶのが一般的であるが、他の一般利用者、また車両派に属さない鉄道教徒からは冷たい目で見られたり、煙たがられることが多い。時には幼稚園児以下などと罵られるが、神聖な儀式であるためやめることはまずない。大宮駅 (埼玉県)と京都駅(大阪駅の場合もある)が罵声大会のメッカであるが、現在は全国津々浦々で当たり前のように行われる。 いつからこの儀式が行われたのかは不明だが、DQNな鉄オタが最初に行ったというのがネット上では一般的な説である。映像として残されているのはSNSや動画共有サイトが普及し出した2000年代後半以降のものが多いが、その歴史は意外と古く、1960年代末期〜1970年代のSLブーム期からこの競技は行われていたとされている。
現在は前述の通り、動画共有サイトやSNSで競技そのものの知名度が向上し、参加者が増えて開催頻度も増えたことから、2006年頃に日本鉄道罵声大会競技委員会(略称:JRBC、正式名称:Japan Railway Basei Committee)によって競技大会化された。競技は加算式ポイント制であり、より多くのポイントを取った者の勝利である。個人だけでなく団体としての参加も認められている。
別名BSE(狂鉄病)大会とも言われる。
ルール[編集 ]
本競技は基本的に団体種目であるが、個人での参加も可能。ただし、競技者の精神的プレッシャーを考えると個人での参加はあまりお勧めできない。 無事に競技を終えることができれば競技は成立、合計得点が高いチームが優勝となる。ただし、競技中や競技終了後であっても後述のルール禁止事項に抵してしまうと失格となる。
得点[編集 ]
基礎点[編集 ]
- 参加人数
- ×ばつ10点
- ×ばつ100点
- 個人参加の場合は500点
- 開催場所
- 駅の場合は開催時間帯の乗降人員に応じて50〜500点が加点
- 駅以外の場所の場合は人通りの多さに応じて10〜100点が加点
- 学校や病院、警察署、宗教施設などの特定施設が近くにある場合、審査によって更に加点される
- (学校(特にテスト期間中)や、警察署や交番の近くであれば高得点が加算される)
- 有料の鉄道会社公式の撮影会であれば参加費が1万円を超えた場合に1万円を超えた額1000円ごとに10点(小数点以下切り捨て)が加点される
- 撮り鉄の間で有名な沿線の撮影地(通称:お立ち台)の場合は加点はない
- 開催日・時間帯
- 平日(夏休み、冬休み、春休み期間は対象外)であれば50点が加点される
- 通勤・通学ラッシュ時間帯であれば更に50点が加点される
- 深夜帯(23時〜5時)の開催であれば曜日に関わらず100点が加点される
撮影対象による得点[編集 ]
- 引退が近い列車や車両・・・10〜100点(引退日が近づくほど高得点)
- SLなどのイベント列車やジョイフルトレインなどを用いた団体列車など走行機会の少ない車両・・・内容に応じて50〜150点(つい最近引退した185系等もここに入る)
- ただしSL列車でも「SLやまぐち」など定期的に走っているものは20点に減点される
- 工事列車、甲種輸送列車、特大貨物列車、配給列車、試運転など一般に情報が公開されていない列車・・・内容に応じて100〜300点
- 情報は非公表だが割と走行機会の多いドクターイエローの場合は50点に減点される
- お召し列車や自衛隊機材輸送列車、現金輸送列車(現在は廃止済)など秘匿性の高い列車・・・500点
- 日本国外の場合、将軍様専用列車や大統領専用列車など日本以上に秘匿性の高い列車であれば1000点だが、現在までに得点者は存在しないものとされている
芸術点[編集 ]
- 晴れていたのに撮影時に曇る・・・50点(部分晴れ(撮り鉄用語で「マンダーラ」)の場合は20点
- 撮影対象の列車が他の列車などに被られる・・・被り具合によって50〜100点(裏被りの場合は20点)
- 地元住民などの第三者が撮った写真に写り込む・・・被った場合は程度により100点〜300点
- 他の撮り鉄が写真に写り込む・・・程度により150〜300点
- 鳥や鹿などの野生動物が写り込む・・・程度により10〜300点(熊であれば最高得点)
発生するイベントによる加点[編集 ]
- 駅員や保線作業員、鉄道会社社員による注意・・・10点/回
- 一般利用客や地元住民がキレる・・・50点/回
- パトカー登場・・・1台につき80点/台
- 鉄オタ同士の喧嘩勃発・・・100点/回
- 警察官による職務質問が行われる・・・100点/職質された人数
- その怒りを地元住民にぶつける・・・100点/キレた人数
事後ポイント[編集 ]
- X ×ばつ10点
- 検索ワードランキングで上位に登場した場合は500点が加算される
- youtubeやニコニコ動画 ×ばつ10点
- マスゴミにそのことが取り上げられる
- 新聞記事になれば100点
- Yahoo!ニュース掲載なら200点
- 全国ネットで放送されたら500点
- ワイドショーで議論されたら1000点
禁止事項[編集 ]
以下の禁止事項に抵触した場合は競技失格となる。
- 列車がその場で緊急停止するなど列車の運行を止めてしまう
- イベントの場合、そのイベントそのものが開催中止になる
- 競技参加者から逮捕者が発生する
高得点記録[編集 ]
現時点で確認できる最高得点は以下である
2021年8月5日(木)江ノ島電鉄
- 参加者・・・30名ほど(300点)
- 開催日・時間帯・・・夏休み期間中の平日深夜(100点)
- 開催場所・・・深夜時間帯であり人通りは皆無だが、住宅街かつ公道上ということで審査により100点
- 撮影対象・・・ダイヤが公開されていない試運転列車につき100点
- 地元住民などの第三者が撮った写真に写り込む(被り具合が完璧だったため300点)
- ×ばつキレた人数30人=3,000点
- 読売新聞で取り上げられる(100点)
- Yahoo!ニュース掲載(200点)
- テレビ東京で取り上げられる(500点)
- 台湾のニュースでも取り上げられる(特別加点500点)
- Twitter(当時)のリツイート数16,000件(160,000点)
- youtube再生回数100万回(1,000,000点)※(注記)2024年1月現在172万回
総得点1,165,200点 ※(注記)江ノ電自転車ニキも参照のこと
現状[編集 ]
最近では罵声大会への出場者が増えており、また高レベルになっているため優勝するのが非常に難しくなっているのが現状である。また出場者も優勝することは二の次であって目的は車両なので、はっきり言って優勝するかどうかなのはどうでもいい。そのため自己満足の場となりつつあるが、近代オリンピックの精神である「参加することに意味がある」という理由で参加者が増加傾向にあるので、もはや優勝決定はどうでもよくなっているのが現状であったりする。
トレーニング方法[編集 ]
より罵声技術を高めるため、様々なトレーニング方法が考案されている。
- 腹式呼吸の取得
- これにより喉を酷使せずに大声が出せるため、継続して罵声を浴びせることができる。
- 腹筋を鍛える。
- 腹から声を出すためには腹筋の力が不可欠である。腹式呼吸を同時にすることで効果が高くなる。
- 発音練習
- いくら声量があっても、噛んでしまっては意味が無い。声優のように噛まずに罵声を浴びせることも重要である。
批判[編集 ]
鉄道教徒の車両派上位者としては神聖な儀式なのだが、他の人から見れば迷惑な行為であり、大会を開催することに批判が集まっている。しかし開催団体があるわけでも無く、自然に大会が行われるため止めることは不可能に近いとされている。この行為により「鉄道教のイメージダウンに繋がる」という声も多いが、鉄道情報誌が開催自粛を求めることがあまり無いために生かされることもなくネット上に溢れかえるだけとなっている。鉄道情報誌が載せない理由として、「本に動画は載せられない」「載せたところでメリットが無い」「鉄道情報誌は鉄道のことを載せるためにあるもので、DQNを載せる本ではない」というものがあると言われている。罵声大会の特集でも組んでくれれば、結構面白い気がするんだが。むしろフライデーなどといった写真週刊誌に載せられる可能性が高い(ただし本を出しているのが偏見に満ちたマスゴミなのでこのことに気付かないか、鉄道教徒全員を敵に回すような特集になる可能性が高い。)
その他、一部の者からは「花火と喧嘩は江戸の文化。江戸時代の文化を残すことはとてもいいことだ」という意見も出ている。
鉄道教信者以外の罵声大会[編集 ]
鉄道教信者以外の罵声大会も存在する。有名人や芸能人などの握手会やサイン会でも罵声大会は確認されている。基本的にこのケースは女性、とくにオバハンたちに見受けられる。もしくは結果を残せず帰国してきたスポーツ選手を対象にマスコミが制裁として行うケースもある。
関連項目[編集 ]
外部リンク[編集 ]
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