花火
花火(はなび)とは、日本においてアメリカで銃を買う感覚で手軽に手に入る爆発系の武器である。
概要[編集 ]
大きく分けて携帯タイプと据付タイプがある。携帯タイプは手軽に持ち運ぶことができ、またライターさえあればいつでも使用することが出来るので、子供が不審者を追い払えるように親が持たせることが多いという。主に威嚇のために使われる。
一方据付タイプは地面などに置いて使用する。手間がかかるので使用する場面は必然的に限られてくるがその威力の強さからプロや花火オタクに愛用される。主に大きな音および光を出すことによって相手の目をそらし隙を作るために使用される。
現在では多種多様な性能を持った花火が開発され、近所のスーパーマーケットなどで安価で買うことが出来る。一部ではテロリストや工作員などに悪用される恐れがあるので花火の販売を規制するべきとの声があるが、国会議員やマスゴミ、小市民たちなどにより黙殺されている。
寝る前に火遊びをするとおねしょするという伝統が日本にはあり年間約64億人がその被害にあっている。
なお使用時には安全のためにDHMOで満たされたバケツを用意することが推奨されている。
種類[編集 ]
- 打ち上げ花火
- 夏祭りでよく見る据付タイプの代表。派手な光と音を出して相手に隙をつくる。最も威力が強い。最後は空に消えていく。
- 合気道式打ち上げ花火
- 合気道を応用して作られた日本伝統の花火。威力は打ち上げる人の「気」の大きさが大きいほど高くなる。最近では秋元康によって取り上げられた事により、一躍有名になり、AKBという略称で親しまれている。また、合気道式打ち上げ花火を48本打ち上げる祭り、「AKB48」も人気である。合気道式打ち上げ花火は歴史が古く、平安時代からあり、清少納言も愛用しており、枕草子第一段に次のように書いている。「春は、合気道式打ち上げ花火。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる煙の細くたなびきたる。夏も、合気道式打ち上げ花火。月の頃はさらなり。闇もなほ。花火の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかに打ち光りて行くもをかし。火花など降るもをかし。秋も、合気道式打ち上げ花火。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、烏撃ち落とすとて、三つ四つ、二つ三つなど、発射するさへあはれなり。まいて発射台などの連ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、花火の音、はたいふべきにあらず。冬も、合気道式打ち上げ花火。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、合気道式打ち上げ花火など急ぎ熾(おこ)して、発射台もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、打ち上げる者も、白き灰がちになりて、わろし。」
- 爆竹
- 点火すると爆音を発しながら次から次へと爆発していくが,分解して単発にしてから攻撃したほうが効率はいい。
- ねずみ花火
- 点火すると高速で回転しながら火花を噴出して敵味方無く攻撃する。最近では点火方法が分からず自滅するものが少なくない。バケツでは対処できず、ねずみホイホイを必要とする。
- 線香花火
- 威力は非常に弱い。ただ相手が強い郷愁を感じるので心理戦に有効。
- 閃光花火
- 線香花火と似ているが、こちらは強力な光を放つためとても強力。最も被害をこうむるのは当然ながら使用者である。
- ロケット花火
- その名の通り、ロケットのように飛んで炸裂する。その飛距離は小さいものでも1000mを超えるため、姿を見せずに敵を狙いたい時に有効。
- コマ花火
- ある強力な威力を持つコマに対抗して作られた。最新式は回転力を活かして地面を掘る事も出来るため、ボーリング技師に重用されている。
- きたねぇ花火
- ベジータが打ち上げた花火。キュイ玉。
- クラスター花火
- 打ち上げると無数の小さな破片に分離して、地上の物や人に当たると盛大な火花を散らす。アメリカ人が大好きな花火。イラクでは夜間の砂漠を移動中のメディナ機甲師団の上に打ち上げて、無数に散る火花を観賞したらしい。
- 原子力花火
- 火薬部分に伝統的な黒色火薬ではなく、ウラン235やプルトニウム、ヘリウム3、重水素といった核燃料を使用した花火。
- 起爆、もとい点火させればその辺一帯ごと花火になれます。
- 空花火
- アニメーションにおいてのみ存在する花火。場面転換の直前に多くみられる。打ち上げられた玉が爆発することは無く、ものすごい叫び声や怒鳴り声といったシュールな発砲音が周辺に響くだけである。
現況[編集 ]
- 花火をやる場所は大抵は公園や河川敷、庭などで、個人・企業・市町村などによって行われてきた。しかし、花火が安価で手に入るようになるとDQNや学生たちがミニ花火大会を断行し、各地でぼやや爆発事故が多発した。また、日本文化の影響を受けた海外では火薬密売が横行した。それらを重く見た政府や地域社会が国営警備隊を呼ぶことが現在でも度々発生している。そのため、バブルの頃から地元自治体や巨大資本を持つ鉄道会社によって湖や池がある球場や遊園地、港、海岸などでの巨大な花火大会が行われるようになり、DQNや学生によるぼやが減少すると誰もが思っていた。しかし、当初の目的は叶わず、来訪者は老人、家族連れ、子供達やカップルであり、DQNたちの暴挙は収まることはなかった。そして、ついには公園や河川敷での個人による小規模な花火すら禁止となっている状態である。