エクストリーム・NRV貼りつけ
エクストリーム・NRV貼りつけ(-えぬあーるぶいはりつけ)とは、内容が「どうしようもない」と思われる記事に対し、「どうしようもないこと」の烙印である{{NRV}}を貼り付け、記事の作成者からいかに多くの恨みを買えるかを競うエクストリームスポーツである。アンサイクロペディア日本語版、英語版で盛んに行われている。(※(注記)英語版では正確には{{NRV}}ではなく{{ICU}}だが、そんなこと誰も気にしないだろうからここではスルーする。)また、{{ICU}},{{Fix}}も「どうしようもない」の烙印であることから、これを貼り付ける行為もこのスポーツに含まれる。また、「アンサイクロペディアの記事は誰でも編集できるんだろ」とか、「NRVを貼り付けるよりも、自分でその記事を改善する方がずっと生産的だ」とか言うのは、最も悪質なルール違反となる。
概要[編集 ]
{{NRV}}を貼り付ける行為自体は、アンサイクロペディアから非常に低質な記事を排除し、アンサイクロペディア全体の質を向上させる意味でも重要な行為である。
しかし、記事を作成した利用者からすれば自分の一生懸命書いた記事が「どうしようもない」と言われるのは嫌なものである。また、{{NRV}}を貼り付けられた記事は貼り付けから1週間以内に改善されなければ削除されてしまうわけだから(※(注記){{NRV}}を貼り付けられた記事はかなりの確率で削除される)、自らに非があったとしてもたまったものではない。自らに非があることを理解できない利用者にはもっとたまったものじゃない。
そこで、{{NRV}}を貼られ(またはその後記事を削除されてしまった)利用者はしばしば{{NRV}}を貼った利用者を逆恨みし、心の中で{{NRV}}を貼った相手を恨む。しかし、心の中で恨むだけならまだマシな方で、中には逆恨みの延長線上で{{NRV}}を貼った者にいろいろな「復讐」を行おうとする利用者も出てくる。主に貼った者の利用者ページや会話ページを荒らしたりするのだが、より恨み深い者はさらに厄介なことをしてくる。
当初はこれらの「復讐」に困惑していた{{NRV}}の貼り付けサイドであったが、様々な「復讐」が行われるに従って、いつしか「復讐」されることに慣れていった。もちろん、記事を改善するアイデアがないから、NRVを貼り付けたわけではない。
そうしてこれらの行為は行事化され、やがてエクストリームスポーツ化されていった。それがこの競技「エクストリーム・NRV貼りつけ」である。
ルール[編集 ]
プレーヤーが記事に{{NRV}}を貼り付けることによって得られる通常ポイント100ptsと、プレーヤーの対応の仕方、{{NRV}}を貼られた記事の作成者から受けた行為によるポイントによって競われる。以下はポイント表である。
得点について[編集 ]
- プレーヤーが{{NRV}}の貼り付け理由を特に示さなかった:50pts
- 貼り付け理由が書かれていなければ、記事の作成者側はなぜ{{NRV}}を貼り付けられたのかがわからず、逆恨みして行為に及びやすくなるため。いわゆる技術点。これは決して批判のための批判ではない。
- {{NRV}}を貼った記事が順調に削除された。:50pts
- ここでいう「順調」とは、記事が一度も{{NRV}}を剥がされることもなく、加筆による目だった改善もなくそのままNRVの期限切れ後に削除された場合を指す。
- 記事を削除するのは、{{NRV}}の貼り付けた者でなくてもいい。{{NRV}}を貼られた記事は貼り付けから1週間後に
(削除) 削除権限を持った独裁者 (削除ここまで)管理者によって削除される。 - なお、プレーヤーが管理者であった場合、
(削除) 引導渡し (削除ここまで)記事の削除を自分で行わないと50pts減点されてしまう。 - {{NRV}}を貼り付けた記事の作成者から貼り付けに関して抗議がきた。:250pts
- ただし、これに関してはプレーヤーが間違って{{NRV}}を貼り付けるべきでない記事に貼り付けてしまった可能性もあるので注意が必要。
- というのは、あなたがある記事を読んで「つまらない」「ユーモアがない」と思ったとしても、他の大多数の人から見れば面白く感じられるかもしれないためである。むしろ、改善案があるのなら、改善してやればいいだろう。
- プレーヤーが「ユーモアがない」と思っても、その記事にはちゃんとユーモアがあって、プレーヤーがそのユーモアを理解できてない場合もあるかもしれない。もしかしたらその抗議は正当なものかもしれないので、その場合はよく検討する必要がある。ここで失敗して失格処分になるプレーヤーが実に多い。(記事がwiki文法が全然なっていない・文章がおかしい・分量があまりにも短い・架空の設定を含みすぎていて現実と乖離している・・・など、明らかにひどい場合は、間違いなく自分に分があると考えてよい。また、記事の作成者は記事を書き上げた達成感が邪魔するので、記事を客観的に評価できないことが多い。)
- プレーヤーが自分のほとんど知らない・詳しくない分野の記事に{{NRV}}を貼り付けた:100pts
- これも技術点である。これはアニメ・声優・鉄道など、マニアックとされる分野の記事に当てはまることが多い。これらの記事は、記事自体がきちんどNRV水準以上のユーモアを含んでいても、その記事に書かれている事を知らない(または興味のない人)にはユーモアや面白さを一切理解されないという特徴がある。限りなくいたずらに近い行為である。プレーヤーでないなら、{{査読依頼}}を貼るのが普通である。
- でもそんなことはプレーヤーには関係ない。さっさと{{削除依頼}}を貼り付け、その分野に興味の無い管理者・準管理者達と削除議論し、そして削除意見で可決させ、記事を削除させてしまえ。そして、あなたの嫌いな分野の記事をこのアンサイクロペディアから排除してしまおう。抗議を受けたら「知らない人でもわかる記事を書くべき」と返そう。
- 5000バイトの壁を突破した記事に{{NRV}}を貼り付けた:100pts
- 新規投稿記事が明らかに完成前の状態で立項されていたり、どう見ても分量が少なすぎるような記事であれば、NRVやICUは早押しクイズの如きスピードで叩きつけられる。そうした一次審査(アイドル事務所の写真選考のようなもの)を突破した記事は、ある程度分量があると{{Cleanup}}や{{Expansion}}、よければ{{査読依頼}}や{{ユーモア不足}}など比較的緩やかな拘置所送りになる。そのような「量」を有する記事においてもNRVという死刑宣告を叩きつけるような記事はそうそうないため、このように加点される。
- その場合の理由としては前掲の通り「俺の知らない記事だから」が多いが、他にも「文章が読みにくい」「差別・露悪的すぎる」「妄想記事」などの場合も見受けられる。
- プレーヤーが『記事は「どうしようもない」状態ではない』とわかっていながら、意図的に{{NRV}}を貼り付けた
- ポイント没収と競技参加停止処分。ルール違反につき。
- {{NRV}}を貼り付けた記事が初版投稿者の加筆で改善され、どうしようもない状態ではなくなった:100pts
- 初版投稿者が記事に加筆、自らの手で{{NRV}}を剥がした。しかし記事は相変わらずどうしようもない。:100pts
- 初版投稿者が加筆も書き換えもしてないのに勝手に{{NRV}}を剥がした:200pts
- 初版投稿者が{{NRV}}を不当に剥がしたので、もう一度貼り付けてやった。:200pts
- {{NRV}}を貼り付けた記事の作成者からの抗議がとてもしつこい:500pts
- こうなると厄介である。相手は抗議という正当な手段で攻めてきているため、非常に対応に困る。ここから相手を巧妙に刺激し、「荒らし行為」を行わせてしまうプレーヤーこそ名プレーヤーである。
- 何も特別な侮辱語(「おまんこ野郎」「氏ね」など)を使う必要はない。丁寧な言葉で相手の欠点を正確に指摘してやろう。自分の欠点を正確に指摘された相手は、頭に血を上り、キレて荒らし行為に走りやすくなる。また、「あなたにはアンサイクロペディアは早い」「アンサイクロペディアは幼稚園や保育所ではない」などとキツい言葉を吹っかけたり、相手を刺激できるような「ひとこと画像」[1] を貼り付けてトドメをさしてやるのもいいだろう。なお、ここで「アンサイクロペディアの記事は誰でも編集できる」という大原則を持ち出すのは、あまりにも愚かな行為である。
- プレーヤーの過去に書いた記事が、{{NRV}}を貼り付けられた記事の作成者によって{{Fix}}を貼り付けられた
- その記事が実際に「どうしようもない」レベルだったら250pts、そうでなかったら300pts。
- プレーヤーの過去に書いた記事が、{{NRV}}を貼り付けられた作成者によって荒らされた。:200pts
- ユアペディアで、{{NRV}}を貼り付けられた作成者と同一人物と思われる人に悪口を書かれた。:200pts
- SNSや2ちゃんねる(現5ちゃんねる)において{{NRV}}を貼り付けられた作成者と同一人物と思われる人にプレイヤーの悪口が書かれた。:100pts
- ノートページや利用者ページが、貼り付けた相手によって荒らされた:500pts
- こうなればしめたものである。荒らし行為を行えば完全に相手の負けである。行った荒らしは即時に差し戻され、相手は
(削除) 独裁者 (削除ここまで)管理者によって荒らしの罪で投稿ブロックされるであろう。(SNSや匿名掲示板が低めなのは本人確認が取りづらいため) - プレーヤーは(相手が投稿ブロックされているから)「復讐」されることがなくなり、そしていつまでも逆恨みされることになる。これぞ、プレーヤーにとって最良の終わり方である。逆にいえば、抗議者も冷静にふるまって、NRVを貼ったプレーヤーをここまで怒らせられれば大勝利である。
禁じ手[編集 ]
なお、上記のルールには載っておらず、ポイントも加算されないが、NRV貼り付けの際に恨みを買う方法として以下のようなものがある。
- 多くの場合、{{NRV}}貼り付け専用のソックパペットが使われる。
- 普段ログインして編集しているプレーヤーが、あえてログインしないで、IPの状態で{{NRV}}を貼り付ける。
- たまに全く投稿実績の無いIPユーザーが{{NRV}}を貼り付けているのはこのためだと思われる。
- 自らが加筆した後、{{NRV}}系を貼り付ける。
- 「加筆して何とかしようとしたけどやっぱりクソ記事」という場合。
- 記事の作成者にとっては「文句あるなら自分で書け」を実践しているわけで、一見問題があるようには見えない。しかし、「{{NRV}}を貼り付ける者は一切記事に手を加えてはならない」という暗黙のルールが存在する。そうしないと「わざとクソ記事を加筆して、{{NRV}}を貼り付ける」という行為が横行しかねないからだ。(応用として加筆して削除議論で削除票を投じるというものがある。)
以上は普通に{{NRV}}を貼り付けるよりもさらに恨みを買うことができる素晴らしい方法[2] で、アンサイクロペディアの有力利用者達が直接恨みを買うことなく安心してアンサイクロペディアの自治にあたるために考え出された方法であるが、プレーヤーが本当はどのユーザーなのか判別できないため禁じ手とされている。
脚注[編集 ]
- ^
相手を刺激できるような「ひとこと画像」の例
0721035.jpg バレンタイン監督.jpg そんなことして楽しいかフキダシ版.JPG - ^ {{NRV}}の貼り付け者が、新参者には一見するとただ{{NRV}}を貼るだけのユーザー・もしくは正々堂々としていない姑息なユーザーに思えてしまうため。
関連項目[編集 ]
- Category:アンサイクロペディアに書くと削除されるページ - これを読めばアンサイクロペディアの裏の部分が見えてくる。
- 雛見沢症候群 - 「他のアカウントユーザー達が、自身や自身の編集に対して悪意を持っている」という重度の被害妄想を引き起こす精神病。ウィキペディアを中心に蔓延している病気とされるが、アンサイクロペディアでも徐々に蔓延しつつある。
- Uncyclopedia:どうしようもない記事 - 作成した記事がどうしようもない記事に指定されたら。
- Uncyclopedia:編集の心得 - 作成した記事がどうしようもない記事に指定されないために。
- エクストリーム・エクストリーム記事執筆 - この競技中にもNRV貼り付けは行われる。
- アンサイクロペディア日本語版 - 開催場のひとつ。
- エクストリーム・NRV剥がさせ - 双極を成す競技。
- エクストリーム・NRV貼り付けられ - 攻守交代。
- エクストリーム・即時削除貼りつけ - 似て非なるもの。
- NRVタグ
- 削除主義