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アナログエンジニアにも企業内で学生相手の仕事をやっていた時期がある。総仕上げ/評価は試験かレポート。
試験監督の際には、「質問があれば手を上げること」と説明した後に、最後部に座る。
最後部なら、受験生からは監督者の様子は振り向かない限り見えないので、振り向くなどの挙動をしない限り判らない。監督者は、時々位置を変える。靴は殆ど音のしない運動靴。
この方法なら、監督者は全時間、受験生を見渡している必要性は少ない。
それでも、カンニングペーパーを持ち込んだ不届き者がいたことがある。カンニングは摘発するより、させない施策が肝要だ。されてしまうと後始末が大変である。そんなときには、問題のありそうな学生の近くを重点的に監視して、あからさまにメモを取り出せない態勢をとる。
自分の試験問題なら、自筆のメモ(A5程度)の持ち込みを可とし、暗記しても意味のない応用問題を出すのも一つの方法である。もちろんメモは回収する。多くは、1mm強の細かい字でぎっしり教科書の要約が書かれているものが多い。メモを作る過程で一通りの勉強はしてくれる。
レポート提出の評価は案外難しい。オリジナルがあって、それを翻案したと思われるものが複数出現する。オリジナルに比べ、コピーは内容が希薄になる。もっともオリジナルのものであっても、本人が考えたものとは限らないリスクがある。
今も昔も学生対先生の駆け引きは続く。
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こんばんは入門者にゅーきちさん
歳とともに、いろんなストレスに弱くなってきています。緊張は一番声に出やすいのかも。
投稿: 5513 | 2010年3月24日 (水) 21時03分
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こんばんわ5513さん
試験と言えば緊張・・・昔はよからぬこともやりました。
最近、緊張のせいなのか、ここ何日間かまったく声が出ない日がありました。
特に生活には困りませんでしたが、人に言われてびっくりしました。
学生の頃は夢中で体も不調をきたすことはなかったのですが・・・
投稿: 入門者にゅーきち | 2010年3月23日 (火) 22時26分