閉じる

緊急のお知らせ

お知らせはありません。

令和5年度報告書概要

案件名 概要
(1) 良好な電波環境の維持のための設置場所測定方法の調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 工場や病院の大型の電子機器からの漏えい電波が他の無線通信に妨害を与えることのないことを確かめるため、設置場所において取りこぼしなく測定する方法について調査検討を実施する。
(2) 6.5GHz/7.5GHz帯の固定通信システムの高度化のための調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 官公庁や地方自治体の拠点間及び企業または携帯電話事業者の基地局向け等の通信連絡網として、光ファイバ網とともに情報通信インフラの重要な役割を担う6.5GHz/7.5GHz帯「固定通信システム」について、高速大容量化等高度化のための技術検討及びその検討結果を踏まえた技術的条件の取り纏めを実施する。
(3) ミリ波帯におけるOAMモード多重伝送技術の導入に向けた技術的条件の検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 周波数の利用効率を高め、かつ高い周波数帯へ移行するため、ミリ波帯(30-300GHz)におけるOAM(Orbital Angular Momentum:軌道角運動量)モード多重伝送技術に関する技術的検討を実施し、E帯(71-76/81-86GHz)及びD帯(130-174.8GHz)におけるOAMモード多重伝送技術の導入に向けた技術的条件を検討する。併せて、D帯については、当該技術的条件導入の前提となる固定無線通信システムの技術的条件を検討する。
(4) 公共用無線局のデジタル化等のための技術的条件に関する調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます アナログ方式を利用する公共用無線局について、各システム共通で採用可能なデジタル方式等の導入に必要な技術的条件の策定に向けて、前年度に検討した仕様に基づくデジタル方式(4値FSK方式)の試作機作成、当該試作機を用いた試験等を実施する。
(5) V-Low帯域における防災利用の技術的条件に関する調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 災害時に国民に身近で安価なラジオを活用し、自治体から車両避難者等へのきめ細やかな情報提供を可能とすることにより、V-Low帯域(95MHz〜108MHz)における周波数の効率的利用を図るため、V-Low帯域の防災利用に関する技術基準の策定に向けた調査検討を実施する。
(6) 新4K8K衛星放送の普及に伴う衛星放送用受信設備の技術方策等に関する調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 衛星放送(BS放送及びCS放送)の左旋帯域の周波数有効利用に資するため、中間周波数帯における衛星放送用受信設備からの電波の漏洩状況や同一帯域を使用する既存無線システムへの影響等を調査・分析することで、新たな利用可能チャンネルの選定等技術基準の見直しに活用する。
(7) 22GHz、26GHz及び40GHz帯の再編に向けた技術的条件等の調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 22GHz、26GHz及び40GHz帯の周波数全体の電波の有効利用を図るため、5G用周波数の追加割当て候補として26GHz帯及び40GHz帯を検討対象とするとともに、これら帯域の既存無線システムの移行先候補として、利用されている無線局数が少ない22GHz帯の無線アクセスシステム(FWA)の高度化等を行い、各帯域の共用条件・技術的条件等の策定を実施する。
(8) 放送用周波数を有効活用する放送ネットワークの技術的条件に関する調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 放送サービスの高度化など、放送の未来像を見据えた放送用周波数の更なる有効活用に向けて、限られた周波数で効率的に置局できるよう、置局や中継に関する技術的条件等について検討を実施し、地上デジタルテレビジョンの放送用周波数の効率的利用及び放送中継用周波数のひっ迫状況の解消を目標に調査検討を実施する。
(9) セキュリティ監視用レーダー運用の共用等に関する技術的調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 不審物認識システムを構成するミリ波帯アクティブレーダー及びハイブリッドイメージャを国内で使用することができるように制度化するに当たり、必要な技術的条件の検討及び既存無線システム等との周波数共用検討を行う。
(10) 次世代移動通信システムの早期社会実装に向けた要素技術の実証・評価リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます HAPS(High Altitude Platform Station:高高度プラットフォーム)の早期社会実装に向けて、同一・隣接周波数帯を使用する他システムとの周波数共用技術に関する技術的検討を実施し、技術基準に反映することで、周波数の利用効率の向上を図る。
(11) 5.9GHz帯への運転支援システムの導入に係る技術的検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 5.9GHz帯V2X(vehicle to everything)通信に関して割当周波数帯や通信方式などの技術的検討に資することを目的として、欧州・米国を対象とした海外動向調査を行うとともに、ユースケース・通信要件の整理、技術的評価、既存無線システムとの周波数共用検討などを実施し、令和7年度の総合実証に向けて実験計画を検討する。
担当:総合通信基盤局電波部電波政策課

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /