[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

バスケ女子日本 涙と歓喜の3大会連続五輪出場権獲得!48年ぶりの男女共に自力でパリへ

[ 2024年2月12日 00:51 ]

バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選 日本ーカナダ ( 2024年2月11日 ハンガリー・ショプロン )

3大会連続の五輪出場を決め記念写真に納まる日本(共同)
Photo By 共同

バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選の最終戦が11日(日本時間12日)に行われ、日本(世界ランキング9位)はカナダ(同5位)に86ー82で勝利して3大会連続の五輪切符を獲得した。男女そろっての自力での五輪出場は76年モントリオール五輪以来、48年ぶりとなった。

日本はこれまでの2試合と同じく山本麻衣(24=トヨタ自動車)、宮崎早織(28=ENEOS)、赤穂ひまわり(25=デンソー)、高田真希(34=デンソー)、林の5人が先発出場。

第1クオーター(Q)は残り9分37秒に宮崎のレイアップシュートで初得点を挙げると、その後もスピードを生かしたバスケットで得点を重ね、20―20でこのクオーターを終えた。

第2Qも引き続きスピードを生かしながら残り6分3秒にエブリンがチーム初の3Pシュートを決めると、残り5分25秒に赤穂がレイアップシュートを決めて6点差に広げた。さらに残り5分11秒でもエブリンが2本連続となる3Pシュートを決めるなど、このクオーターだけで10得点の活躍もあって前半は50ー46と4点リードで折り返した。

第3Qは立ち上がり残り8分8秒まで0―6のランで逆転を許したものの、相手に流れを渡さず、残り7分1秒で山本のレイアップシュートで52―52の同点に。接戦の展開が続いた中で、3点リードでこのクオーターを終えた。

第4Qは冷静な日本と焦るカナダという対照的な場面が目立ち、日本が逃げ切って五輪切符を獲得した。

この試合は3本の3Pシュートを決めた山本とエブリンがチームトップタイの21得点をマーク。宮崎は2点シュートを全て決めるなど16得点を記録した。

初戦のスペイン戦は林咲希(28=富士通)が3ポイント(P)シュートを8本試投で6本成功。脅威の3P成功率75%を記録するなど86-75で勝ち、パリ五輪出場へ王手をかけた。地元ハンガリーと対戦した第2戦では完全アウェーの空気にのまれて75ー81で敗れ、五輪出場は最終戦に持ち越しになっていた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2024年2月11日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /