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北口榛花 やり投げ界の意外な"あるある"「誰か持って来てるっしょ、みたいな」「ルールなので」

[ 2023年10月9日 22:56 ]

やり投げの北口榛花
Photo By スポニチ

陸上の女子やり投げで世界選手権、ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルともに初制覇した北口榛花(25=JAL)が、8日放送の日本テレビ系「しゃべくり007 2時間SP」(月曜後9・00)にゲスト出演し、やり投げ界の意外な常識について明かした。

世界女王になってから初のバラエティー番組出演。首には世界選手権の金メダルを提げ、手にはやりを持ってスタジオに登場した。やりの重さは「600グラムしかないです。めちゃくちゃ軽いです」という。

試合用のやりは「自分のも持って行けるし、大会側が用意したものもあって」といい、「試合の場所に出されたら全部、誰のでも使っていいんです」と明かし、一同を驚かせた。

試合で使う用具は自分に合わせて調整し、管理するのかと思いきや、試合に持参すらしない選手もいるという。理由を聞かれた北口は「めんどくさい...?」とぶっちゃけた。「手ぶらで来て、"誰かやり持って来てるっしょ"みたいな」と他人頼みな選手もいるといい、「(試合会場が)遠かったりすると、自分のやりを持っていて、飛行機で壊れたりするのが嫌だったり、荷物になるのが」と、やり投げ選手あるあるを次々と披露した。

北口自身も大学時代、やりを持って行かなかったことがあったという。「全部、人のやりで。"借りま〜す!"って」。MCの「くりぃむしちゅー」上田晋也から「持って来てるやつ、腹立つだろうね。私の借りて優勝したみたいに」と返していた。

自身は投げる際に、やりに滑り止め用の粉を付けるが、中には松ヤニを使う選手もいるという。「突然、自分のやりがベトベトになっていたりするので、やめて...って思いますね」と本音もポロリ。「でも誰でも投げていいというルールなので」と、割り切っていることを明かしていた。

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