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ジュラシック木澤 来季での引退を宣言「来年20回目の日本選手権が僕のボディビル競技最後のステージ」

[ 2023年10月9日 13:49 ]

第69回日本男子ボディビル選手権に出場した木澤大祐(撮影・猪俣 健)
Photo By スポニチ

筋肉美の最高峰を決める第69回日本男子ボディビル選手権大会(8日、東京・江戸川区総合文化センター)で準優勝した木澤大祐(48=ゴールドジム熱田)が9日、自身のインスタグラムを更新し、あらためて来季限りの引退を宣言した。7日で自身のユーチューブチャンネルで表明していた。

恐竜のような筋肉を持つことから"ジュラシック木澤"と呼ばれるボディービル界のレジャンド。8日の日本選手権で、19回連続のファイナリスト(上位12人)入りし、自己最高タイの2位となった木澤は「来年20回目の日本選手権が僕のボディビル競技最後のステージになります」と宣言した。

そして「冷静に考えて50代で今の身体を更に進化させるのは厳しいと感じます」と明かし、「来年49歳を人生の区切りとして決断しました。沢山の方が応援してくれる様になったからにはこれが最後だと宣言するのが礼儀かと思います。来年ラストステージは30年の競技人生の全ての想いを伝えられる身体で挑みます」などとつづった。

近年は、常に日本選手権で上位に食い込み続けていたが、17年に自信を持って臨んだにもかかわらず11位に終わった。誰もが「木澤は終わった」と思い、木澤自身も「来るところまで来てしまった」と感じた。しかし、過酷な練習を乗り越え、不死鳥のようにどん底からはい上がってきた男が来季、集大成のシーズンに挑む。

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