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【アジア大会】日本 金52個!前回大会から23個減も尾県団長「評価できる」 メダル総数は188個

[ 2023年10月9日 04:11 ]

杭州アジア大会の閉会式を終え、引き揚げる日本選手団
Photo By 共同

杭州アジア大会最終日は空手の男子形団体で日本が金メダルを獲得した。アーティスティックスイミング(AS)のチームで日本は銀メダル。日本の金メダルは52個で、前回18年ジャカルタ大会の75個を下回った。国・地域別の金メダル獲得数で日本は2大会連続の2位で、201の中国がトップ、42の韓国が3位だった。日本は銀67、銅69でメダル総数は188となり、中国、韓国に続く3位。総数が200に届かなかったのは、189だった02年釜山大会以来となった。

金メダル52個を獲得した日本選手団の尾県貢団長が8日に記者会見し、18年の前回大会から23個減ったものの「評価できる。それぞれの競技で持てる力を発揮してくれた結果だ」と総括した。尾県団長は初制覇のハンドボール女子や53年ぶりに優勝した水球男子、若手が躍進したスポーツクライミングや卓球を挙げて「中長期の計画を協議し、医科学のノウハウも取り入れてきたことが要因だ」と来夏のパリ五輪に向けた収穫を強調した。

≪ASチームFR 中国の壁高く銀 パリ出場権逃す≫日本は優勝国に与えられるパリ五輪出場権を逃した。AR、TRに続き、技の成功が認定されず大幅減点となるベースマークはなし。力を出し切ったが、中国の壁は高かった。今年から技の難易率(DD)がより重視される新ルールに変更。7月の世界選手権からDDを大幅に上げたが、手の内を読まれたかのように中国は全演技で日本より高いDDを用意した。中島監督は「ノーミスは成長だけど、そこにとらわれてばかり。質を上げないと」と痛感。来年2月の世界選手権(ドーハ)が五輪切符獲得のラストチャンスとなる。

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スポーツの2023年10月9日のニュース

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