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西野カナ「精いっぱい歌わせていただきたい 6年ぶり10回目の紅白出場決定 活動再開後初のテレビ歌唱

[ 2024年12月14日 05:00 ]

6年ぶりに「NHK紅白歌合戦」に出場する西野カナ
Photo By 提供写真

今年活動を再開した歌手の西野カナ(35)が、大みそかの「NHK紅白歌合戦」(後7・20)に出場する。13日、同局から発表され、紅組歌手に追加された。紅白出場は10回目。活動再開後初のテレビ歌唱となる。

11月13、14日に横浜アリーナで復活コンサートを行い、ステージ復帰を果たした。同19日に紅白の出場歌手が発表されたが、同局関係者は「ブランクを感じさせないステージを目の当たりにした紅白スタッフが、出場者発表後も粘り強く出演交渉を続けてきた」と説明。西野も覚悟を決め、2018年以来となる出場が決まった。

西野は「今年は復帰ライブを開催したり、とても思い出深い年となりましたが、そんな2024年の締めくくりに、素敵なステージで歌わせていただけること、とてもうれしく思います」と感激している。

恋に悩む女性の心情などを歌った自作の歌詞が注目され同世代を中心に人気を集めてきた。19年2月に活動を休止し、翌3月に一般男性と結婚。昨年に第1子を授かった。6月に5年ぶりの活動再開を発表すると、新曲「EYES ON YOU」の配信、ミニアルバム「Love Again」の発売に続き、11月に復活コンサートを開催。来年4月から全国ツアーを開催することも発表し、完全復活を印象づけている。

メモリアルな1年を過ごしてきただけに紅白側にとってもぴったりな人選となった。10年から9年連続で出場した常連組の復活。西野は「一人でも多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、精いっぱい歌わせていただきたいと思います」と気合をみなぎらせている。

◇西野 カナ(にしの・かな)1989年(平元)3月18日生まれ、三重県出身の35歳。大学生だった2008年2月にシングル「I」でメジャーデビュー。16年に「あなたの好きなところ」で日本レコード大賞を受賞。17年には平成生まれの女性ソロ歌手として史上初のドーム公演を開催。愛称はカナやん。血液型A。

≪副音声はロッチ≫今年の紅白の「副音声実況トーク」はお笑いコンビ「ロッチ」が務めることになった。主音声では伝えきれない出場歌手の魅力などを副音声で視聴者に届ける。5月に結婚を発表した中岡創一(47)は「親と妻にすぐ報告しました。紅白歌合戦のいろんな楽しみの一つになれるよう頑張ります」と気合十分。コカドケンタロウ(46)も「"家で見る番組"だと思っていた紅白歌合戦に自分が関わることができるなんて」と喜んでいる。

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