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デビュー30年で映画初主演の苦労人56歳俳優 感激の舞台あいさつ「見終わったら優しい気持ちに」

[ 2024年9月25日 07:05 ]

映画「Good Dreams」の完成披露試写会舞台あいさつに出席した江東区長・大久保朋果氏、寺坂頼我、渡辺隆二郎、松田有咲、井上竜太監督
Photo By スポニチ

デビュー30年の俳優・渡辺隆二郎(56)が初主演を果たした映画「Good Dreams」(監督井上竜太)の完成披露試写会が24日夜、東京・豊洲のユナイテッド・シネマ豊洲で行われた。

東京都江東区の下町・亀戸を舞台に、売れない役者・りゅうちゃんが人助けのために奔走する笑いと涙の物語。ある日、なじみの中華料理店の大将に頼まれて、大将の親戚・リンちゃんを駅まで迎えに行くと、光を感じる程度の弱視と知り、何かと気に掛けて手助けをしていく。そんな中で2人の距離は縮まり、「花火を見てみたい」というリンちゃんの願いをかなえるため、りゅうちゃんは一世一代の大芝居を決意するというストーリー。亀戸出身で苦節30年の渡辺をモデルにした作品だ。

渡辺は「見終わった後、優しい気持ちになって、あの人に会いたいなと誰かの顔が浮かぶような映画になっていると思います」と感慨深げに語った。

東京では珍しいご当地映画。会場には、江東区長の大久保朋果氏も駆け付けた。

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