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広瀬章人九段が118手で斎藤慎太郎八段破り3期ぶり6回目の挑戦者決定L入り 王将戦2次予選3組決勝

[ 2024年8月30日 17:52 ]

斎藤慎太郎八段(左手前)を破り、3期ぶりの挑戦者決定リーグ入りを決めた広瀬章人九段(撮影・我満 晴朗)
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将棋のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は30日、東京都渋谷区の将棋会館で2次予選3組の決勝を行い、後手の広瀬章人九段(37)が斎藤慎太郎八段(31)を118手で破った。「序盤に軽率な手を指してしまい、作戦負けになるところだった」と反省しきりの広瀬だったが、3期ぶり6回目の挑戦者決定リーグ入りが決定。「秋のスケジュールが大変になるが、頑張りたい。目標は挑戦者争いに加わること」と話した。

藤井聡太王将(22)=7冠=への挑戦権を争う同リーグは前期挑戦者・菅井竜也八段(32)、羽生善治九段(53)、永瀬拓矢九段(31)、近藤誠也七段(28)のシード4人に加え、西田拓也五段(33)が2次予選1組を勝ち上がり、初進出を決めた。残る1枠は9月4日に予定されている佐々木勇気八段(30)―梶浦宏孝七段(29)の勝者となる。

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