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宝塚雪組「ベルサイユのばら」開幕へ トップ彩風咲奈「この世界に入って幸せ、宝塚に入ってよかった」

[ 2024年8月30日 18:04 ]

彩風咲奈(左)と夢白あや
Photo By スポニチ

宝塚歌劇団雪組公演「ベルサイユのばら―フェルゼン編―」が31日、東京宝塚劇場で開幕する。宝塚史上最大のヒット作「ベルばら」は初演から50年、そして10年ぶりの再演。おなじみの華やかな演出に新たな曲も加わり、何年経っても輝きを増し続ける。

数々の名シーン、名曲など歴代の出演者にもファンにも愛され続けている作品だが、この公演で卒業するトップスター、彩風咲奈(あやかぜ・さきな)も「ベルばら」を見て宝塚を目指したという。

通し舞台稽古後の囲み取材で彩風は「私自身が"ベルサイユのばら"を愛しているので、上演できて幸せ、この世界に入って幸せ、宝塚に入ってよかったとすごく思っております。その気持ちをずっと大劇場の公演から東京の初日を迎えるまで紡いできました」と語った。

今回、フェルゼンを演じるが11年前の新人公演でも演じている。

「新人公演でフェルゼンをした時は、男役としても未熟で、フェルゼンのカッコイイところだけを見ていた。時がたって演じるフェルゼンというのは、王妃さまを愛しているのはもちろん強さでもあるが、弱さでもあるというのをすごく感じています。その弱さを強さに変え、助けに行く。改めてどんな人にも弱い部分があるんだなということを大切にして演じています」と役への思いを述べた。

フィナーレにほぼ出演している彩風だが「気づいたら16分間出ているんですけど(笑い)。でもまったく感じなくて。今までの感謝の気持ちとこれからの雪組への思い込め踊っています。また、皆様の思いも全部受けたいと思っています。素敵なフィナーレを作っていただけたことは、本当に幸せです」と話した。

10月13日まで。12日の15時半公演と13日13時半公演は全国の映画館でライブ中継される。また前楽、千秋楽と9月12日18時半の新人公演は「タカラヅカ・オン・デマンド」でライブ配信される。

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