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BS朝日「カーグラフィックTV」 番組開始40周年で初の公開収録 松任谷正隆氏「最低でも50周年」

[ 2024年4月12日 17:56 ]

<CAR GRAPHIC TV AUTOMOBILE COUNCIL2024>公開収録を行う松任谷正隆(左)と古谷徹(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

音楽プロデューサーの松任谷正隆氏(72)と声優の古谷徹(70)が12日、千葉・幕張メッセで行われたBS朝日「カーグラフィックTV」(木曜後11・00)の番組史上初となる公開収録に参加した。同番組は1984年にテレビ朝日でスタートし、自動車雑誌「CG(カーグラフィック)」の世界を映像で表現する番組。松任谷氏が司会を務め、ナレーションを古谷が担当している。毎月、車好きのゲストが愛車を紹介しつつ、松任谷氏と車にまつわるトークを展開する企画も行われている。

収録で2人は番組40年の歴史で印象的な回の振り返りなどを行った。同会場ではこの日から14日まで車の展示会「AUTOMOBILE COUNCIL2024」も開催され、113社から計147台が出展。松任谷氏は「心が揺さぶられるイベント」と声を弾ませ、「この会場ですきな車乗れるならどれに乗る?」というテーマでもトークを弾ませた。

最後には、今年1月11日放送回から一新された番組オープニング曲「Voci nel Vento」を松任谷氏がピアノで生演奏し、古谷氏がナレーションをあてる豪華共演も披露した。

収録後の囲み取材では、49年目を迎えたテレビ朝日「徹子の部屋」が引き合いに出ると、松任谷氏は「"打倒"は恐れ多いですが、今は車が変わろうとしている時期。それを見届けるまではやりたい。最低10年で50周年はいくんじゃないかな」と負けじと番組が長く続いていくことを思い描いた。

松任谷氏は長く番組出演できていることについて「僕の世代はマイカーなんて夢の時代だった。それを考えると、これだけ車(の存在)が近くなって、こういう番組でもっと近くで車に接することができるのはこれ以上ない幸せ」と笑顔を見せた。古谷も「38年前にナレーションを担当した当時はまだ駆け出しでした。毎週やらせていただいて、テクニックを磨ける番組でした。この番組にナレーターとして育てていただいたという思いがあります」と番組への感謝を口にした。

この日の収録分は5月2日に放送される。

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