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水原一平容疑者 「やあ、イッピー」胴元との親密なやり取りでみえた違法賭博への没頭

[ 2024年4月12日 15:47 ]

水原一平容疑者
Photo By スポニチ

ドジャースの大谷翔平投手(29)の元専属通訳で違法賭博問題と多額の窃盗によって球団から解雇された水原一平氏(39)について、米ロサンゼルスの連邦地検は11日(日本時間12日)、銀行詐欺容疑で水原容疑者(39)を訴追したと発表した。違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5千万円)以上を不正に送金したとしている。

起訴状では水原容疑者と違法賭博の胴元との親密なメッセージが公開され、いかに賭博に夢中になっていたかがうかがえる。

2023年6月24日頃、水原は「困っているんだ(笑い)。悪い、これが本当に最後の最後の最後で、チャージもらえないかな?マジでこれが最後」と胴元に懇願。胴元は「了解」「イッピー、正直、君が50万ドルを毎週払ってくれるのならいくらでもチャージしてやれるよ。君はちゃんと支払えるって知っているからね」と水原容疑者を「イッピー」と親しげに呼びかけている様子がわかる。

さらに同年11月17日頃、胴元は水原に「やあ、イッピー、金曜日の2時だよ。なぜ電話に出ないの?」とこちらでも愛称で軽く呼びかけたが、「今、ニューポートビーチ(西海岸を代表するビーチ)にいるんだけど、大谷が犬の散歩をしているのを見かけたよ。どうしたら連絡が取れるか聞いてみようと思ってね。すぐに電話をくれ」と、フランクな呼びかけとは裏腹に、大谷とその愛犬・デコピンの名前を使った脅迫めいたメッセージも送っていたことも判明。

当局が入手した資料として、水原容疑者の賭博記録には、この期間中の合計賞金は総額1億4225万6769ドル(約218億円)で、負けた金額は1億8293万5206ドル(約280億)で、損失額は4067万8436ドル(約62億円)にのぼる。

ESPNによれば、米連邦量刑ガイドラインに則り、銀行詐欺には最高100万ドル(約1億5300万円)の罰金及び最高30年の懲役が科される可能性があるという。

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