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橋下徹氏 名古屋市教育委の金品授受に憤り「みんなが疑う。お金が動いていたら」「贈収賄ですよ?」

[ 2024年2月12日 16:22 ]

橋下徹氏
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元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が12日、フジテレビ系「Live News イット!」(月〜金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、名古屋市の教育委員会が、教員らで作る団体から金品を受け取っていた問題に憤りを口にした。

同市教育委は、教員などで作る団体から、校長に推薦する名簿ととも、金銭や商品券などを受け取っていたとの内部調査結果を公表した。今年度だけで総額200万円を超えており、20年にわたり続くなど、常態化していたとみられる。河村たかし市長は「子供さんのための学校じゃなくて、内部で上手に出世する一部の教員のための学校になっちゃう。そういう裏切りは絶対に許さん」と厳しい口調で批判した。市は第三者を含めた委員会で今後、調査する。

この問題に橋下氏は「最悪ですね」と憤りを口に。「教育委員会制度というのは、政治的な中立性を保つために、政治から距離を保つ、政治から独立性を保つということで、それまで知事、市長が口を挟む余地がなかったんですよ」と、政治と教育委員会の独立性を解説した。

自身が大阪市長時代も「いろんな問題があった」といい、故・安倍晋三元首相と協議の末、各自治体の首長が教育委員会に介入できる法律ができたと明かした。それを踏まえ、「河村さん、ぜひその法律の趣旨も踏まえて、政治的な中立性じゃなくて、しっかり教育委員会をただすという趣旨で政治の力を発揮しないとダメですよ」と、市の積極的な介入が不可避であることを訴えた。

教育委は飲食代、激励費として受け止めており、人事に反映されることはないと釈明している。しかし、橋下氏は「教育委員会もなんやかんや言い訳していますけど、贈収賄ですよ?これ。この釈明の仕方が、世間の一般の親御さんにどう受け入れられるか、まったく読み間違えているような釈明」と厳しく糾弾。「人事に反映されるようなことはないと言っているけど、みんなが疑うんだから。そこでお金が動いていたら。教育委員会はもう1回、会見を開き直して、謝罪から」と、さらなる説明の必要性を主張した。

教員たちの意識にも疑問を向け、「これ、本当に大変なことで、危ないと思わないのかな?教員たちは。贈収賄だという危機意識を持たないと。20年とか言ってるからね」と首をかしげていた。

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