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八代英輝弁護士 ケーキ破損の高島屋会見に「消費者の一番知りたい部分に...」

[ 2023年12月28日 11:54 ]

八代英輝弁護士
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弁護士の八代英輝氏(59)が28日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。大手百貨店の高島屋がオンライン販売したクリスマスケーキの一部が破損して届いた問題について言及した。

高島屋は27日に会見し、ケーキの製造後の冷凍期間を昨年の2週間から今年は約1日に大幅に短縮したことを明らかにした。ただ「原因の特定は不可能」と結論付けた。横山和久専務は「多くの客の期待を裏切った。責任は自社にある」と謝罪した。

「レ・サンス」の「ストロベリーフリルショートケーキ」で税込み5400円。全国向けに約2900個を販売し、26日午後8時までに、807件の破損を確認、これまでに購入客から被害の申し出など問い合わせが1200件以上寄せられているという。

ケーキは菓子メーカーのウィンズ・アーク(埼玉県羽生市)が製造、冷凍し、ヤマト運輸が配送。23日ごろから、購入者とみられる人が箱の中で崩れているケーキの画像をX(旧ツイッター)に続々と投稿。購入者に届いた時点で溶けて崩れていたものや、崩れた状態で冷凍されていたものもあったという。

八代氏は「私は、専務の会見が非常に気にかかっていまして、お人柄の誠実さというものは感じたんですけれども、原因の特定は不可能と言ってしまうと、消費者の1番知りたい部分に答えるということに対して背を向けてしまったと」と自身の見解を述べた。また「引き続き調査するとか、可能性を指摘するとか、私は記者とのやりとりをすべて把握しているわけではないので断言はできませんけれども、少なくとも原因の特定をあきらめてしまった時点で、消費者はこの事業から来年は撤退することを示唆していると受け止めると思うし、来年に注文することに対して当然、不安も感じると思う。そういう意味ではトップの会見とし、あれが正しかったのかなと非常に残念だなと感じています」と語った。

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