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日大アメフト部薬物疑惑 通報までの13日に元捜査官は隠ぺいの可能性指摘「その期間、置いたのかなと」

[ 2023年8月4日 15:14 ]

日本テレビ社屋
Photo By スポニチ

元厚生労働省麻薬取締部捜査第一課長の廣畑徹氏が4日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜後1・55)に生出演し、日大アメリカンフットボール部員の違法薬物所持疑惑について自身の捜査員経験からコメントした。

日大側は匿名の情報提供を元に、部に対する調査を開始。7月6日には東京・中野区にあるアメフト部の寮から植物片や錠剤が見つかったが、日大が側から警視庁に連絡したのは19日。13日もの期間が空いていた。植物片は乾燥大麻で、錠剤には覚醒剤の成分が入っていたことも後に分かった。

廣畑氏はこの2週間のタイムラグについて、「大麻、THC(大麻の有害成分)の代謝物が尿中から出るのがだいたい2日から3日。覚醒剤の場合はそれが10日から12日くらい」と解説。「私は捜査官として、その期間、置いたのかなと思いましたね」と、尿検査を見越した隠ぺいだった可能性を指摘した。

番組が捜査関係者に取材したところでは、薬物は個人のカギ付きの保管庫から見つかったという。廣畑氏は「ブツの支配権、処分権はこの学生が持っていたと思う。使う人間はその他にもいたと思います」と、他の人物も薬物を使用していた可能性も口にした。

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