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藤井王将に敗れた豊島九段「チャンスを逃している。結構色々、悪手を指してしまった」と反省

[ 2023年8月4日 21:36 ]

将棋の第71期王座戦挑戦者決定戦で、藤井聡太七冠に敗れた豊島将之九段
Photo By 共同

第71期王座戦挑戦者決定戦が4日、大阪・関西将棋会館で行われ、藤井聡太王将(21)=名人、竜王、王位、叡王、棋王、棋聖含む7冠=が豊島将之九段(33)に159手で勝利。敗れた豊島九段(33)は「結構色々、悪手を指してしまった」と悔しそうに語った。

終盤、AIの評価値もめまぐるしく変わる展開。豊島九段は「難しい将棋だったと思う。多分チャンスを逃していると思います」と語り、特に双方1分将棋となった136手目に、藤井王将が「3三歩」を打った時の対応を「間違えたと。そこに至るまでも結構いろいろ悪手を指してしまった」と振り返った。

さらに、藤井王将の印象を聞かれても「う〜ん、めまぐるしく局面が変わっていったので、対応を考えるのが一番で、印象はない」と言葉を絞り出し「結構、もうちょっとうまく指せそうな場面が多かった...反省が多い」と語っていた。

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