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池上季実子 IKKO&マツコも興奮の名作ケンカシーン秘話「本気で引っ張るんですよ。髪の毛」

[ 2023年1月3日 23:31 ]

池上季実子
Photo By スポニチ

女優の池上季実子(63)が、3日放送のTBS系「マツコの知らない世界 新春SP」(後9・00)に出演し、出演映画の語り草になっているシーンの裏話を披露した。

この日は番組MCのマツコ・デラックス、美容家でタレントのIKKOが、昭和美女たちについて語り尽くす企画を放送。すると、IKKOが番組内で絶賛した池上が、番組にサプライズ出演した。

IKKO、マツコともに印象に残っているのが、池上が出演し、83年に公開された映画「陽暉楼」での一場面。昭和初期の土佐の名料亭・陽暉楼を舞台にした芸妓(げいこ)たちの人間模様を描いた五社英雄監督作品で、池上は売れっ子芸妓の桃若を、桃若に敵対心を見せる珠子を浅野温子がそれぞれ演じた。2人がトイレでびしょ濡れになりながら、激しい取っ組み合いを演じる場面が、映画の名シーンとして語り継がれており、マツコもIKKOも盛り上がった。

当時の映像を見た池上は、「こんなケンカ、したことあります?」と2人に質問。マツコは「ないですよ!」と食い気味に答え、笑わせた。池上が浅野から髪を引っ張られる場面では、「また本気で引っ張るんですよ。髪の毛。痛いんですよね」と振り返った。

2人のライバル心をあおるため、池上と浅野は撮影中、ほとんど会話をしなかったという。池上は、周囲がそう仕向けていたことを後から知ったようで、「温子さんは私に全然、あいさつはしなかったですね。雰囲気を彼女は作ってた」と明かした。さらに「私はその時はあいさつをして、芝居の時だけ(敵対的に)やればいいと思っていて。彼女はそういうタイプではなかったみたいで」とも話した。

本能をぶつけ合うようなケンカだが、池上によると、動きは全て綿密に決められていたという。「あれは衣装を着けて、午前中は全部テストでした。ワンカットでいくので、(カメラ移動の)レールを敷いて、"この時には温子の顔がこっちに来て、私はこっちで抜けるように"とか、全部指導があって」。池上が浅野のほおを思い切り張り手する場面については「(本当に)て たたいてる。手の跡も付いちゃうんです」と明かし、IKKOは「ウオッホホホホホ...」と驚きつつも興奮していた。

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