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LiSA 家出同然で上京も「信じ続けてくれた」 音楽活動支えた母の手紙に号泣

[ 2021年1月15日 22:55 ]

歌手のLiSA
Photo By スポニチ

歌手、LiSA(33)が15日放送のTBS「中居正広の金スマ新春SP」(後8・57)にゲスト出演。ブレークまでの道のりを支えた母親の手紙に号泣した。

岐阜県出身のLiSAは女性グループ「SPEED」に憧れて、11歳のころに単身沖縄へ。ダンススクールに入学し奮闘するもデビューはかなわず、14歳で地元に戻った。その際に母とは「音楽への道を目指さない」ことを約束した。

それでも、夢を諦めきれなかった彼女。高校卒業後はアルバイトをしながらバンド活動に励み、プロデビューを目指した。ほかのメンバーがデビューを目指していないことを知ったため、21歳の時に解散。「プロになるため東京で勝負する」と決意した。

その後、母に秘密で上京の準備をした。東京で生活するアパートを決め、出発前日。母に「東京に行く。契約書にハンコを押して」と伝えた。音楽をやらないとの約束を破ったことから、母の怒りを買い、家出同然で上京したという。

東京でデビューを目指すも、厳しい現実を知る日々。そんな中母は電話で「なにやっとんの?」と、何事もなかったかのように明るく話しかけてきてくれた。オーディションを受ける生活が続いたある日、自宅に帰宅すると母がサプライズ訪問していた。「毎日いいことは絶対あるんや。とりあえず今日もいい日だって言ってから寝るんだよ」との言葉を受け、LiSAは前向きに。

この言葉を大切にして、現在も座右の銘に「今日もいい日だっ」と書いているそうだ。

スタジオのLiSAは母について、「いろんなことを言われたと思うんですね、1人で子どもを沖縄にとか。それでも信じ続けてくれたので」と、しみじみ。「母に自慢の娘になるんだじゃないですけど、『やったったよ!』って言える強さを持っていなくちゃなと思っていました」と語った。

母からの手紙が読み上げられる場面では、号泣した。「ここまでの道のり、諦めずによくやってきたね。どれだけ戦ってきたことか...。これからも目の前の人の希望になるように、LiSAらしく楽しんでね。世界一、愛していますよ」との内容。

「はぁ」と涙ををぬぐったLiSA。「母は変わらず愛しているよ、信じているよって言い続けてきてくれていたんですけど。私が少しずつ大人になって、それにちゃんと気付けるようになった気がします」と言葉を絞り出した。

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