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亀田興毅氏 那須川天心の今後の道のりに言及「最短記録とか狙いたいやろうけど整えてから挑戦の方がいい」

[ 2023年2月9日 22:25 ]

亀田興毅氏
Photo By スポニチ

プロボクシング亀田3兄弟の長男で元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(36)が9日にYouTube×ばつ亀田大毅3150チャンネル」を更新。同日にボクシングプロテストに合格した"キックボクシングの神童"那須川天心の今後の道のりについて言及した。

興毅氏は那須川について「プロボクシングでも十分通用する」と明言。那須川が合格したB級ライセンスは6回戦(6ラウンド制)からデビューできる。2勝すると、A級ライセンスに切り替えられる。「デビュー戦で日本ランカークラスを連れてきて、勝てば日本ランキング入り。2戦目はまだ6回戦でアジアランカーとやって勝てば、日本ランキングにも入るし、OPBFにも入るから3戦目で日本か東洋太平洋かWBOアジアのどれかやって勝てば4戦目でバンタム級で世界戦。デビュー4戦目で世界王者なら国内最短記録」と国内最短での世界王者プランを説明した。

しかし「そんなに早くに世界は微妙かなと思う。ボクシングの世界タイトルマッチは12ラウンドに対応するまでにちょっと時間がかかる」と説明。「名門・帝拳ジムで環境は完璧に整えてくる。世界チャンピオンを育成するノウハウもしっかりある。世界とのルートもあるからどこのジムよりも早く世界のレベルを肌で感じられる状況ではある」と他と比べると早く成長すると話しつつも「拳を合わせたのもあるけど2年は必要かな。2年で対応できたら素晴らしいボクサー」と語った。

また「記録は最短記録とか本人は当然狙いたいやろうし、記録は残るものだけど、見てる側からすればそんなに記録にこだわらずに、しっかりと育成して態勢を整えてから挑戦の方がいい。ファンもそういう目線で見てほしい」と期待をしすぎずに見てほしいと話した。

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