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プロテスト受験の那須川天心、筆記試験は97点 スパーでは日本1位にセンス見せつける

[ 2023年2月9日 13:24 ]

<那須川天心プロテスト>計量に臨む那須川(撮影・木村 揚輔)
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プロボクシングへの転向を表明した"キックボクシング界の神童"那須川天心(24=帝拳)が9日、東京・後楽園ホールでプロテストに臨んだ。プロ格闘家としての実績を認められ、6回戦出場が可能なB級を58・0キロのスーパーフェザー級で受験した。筆記試験では2問を空欄にしただけで、合格ラインの70点を超える97点をマーク。リング上で入念にアップを行い、検診後にオレンジ色のヘッドキャップと14オンスのグローブを着けると、3月20日に日本スーパーバンタム級タイトルに挑戦する日本同級1位の南出仁(27=セレス)と3ラウンドのスパーリングを行った。

プロテスト受験の情報公開が前日8日だったにも関わらず、約100人の報道陣が後楽園ホールに集結。スパーでは身長でやや下回る南出のパンチをブロッキング、スウェー、ダッキングで避けるディフェンスの良さを披露し、軽快なフットワークから高速の左ジャブやワンツーをガードの上からヒット。最終3回にはボディーを交えたコンビネーションも披露し、離れ際にカウンターを打ち込むなど格闘センスの高さを見せつけた。

スパー後にはシャドーボクシングを行い、合否はテスト後すぐに発表される。関係者によると、プロデビュー戦は4月上旬に都内の会場で予定されており、来週にも発表会見が開かれる。

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