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尚弥戦熱望のSバンタム級2冠王者アフマダリエフ、タパレスの指名試合は4・8米テキサスに決定

[ 2023年2月9日 08:48 ]

激しく打ち合う岩佐亮佑と対戦したアフマダリエフ(左)(AP)
Photo By AP

プロボクシングのWBA&IBF統一世界スーパーバンタム級王者ムロジョン・アフマダリエフ(28=ウズベキスタン)と同級1位マーロン・タパレス(30=フィリピン)の指名試合が4月8日に米テキサス州サンアントニオで行われることが決まった。主催する英興行大手マッチルーム社が8日に発表した。WBO世界フライ級王座決定戦の同級1位ジェシー・ロドリゲス(23=米国、帝拳)―同級2位クリスチャン・ゴンサレス(23=メキシコ)のアンダーカードで行われる。

16年リオデジャネイロ五輪バンタム級銅メダリストのアフマダリエフは11戦全勝(8KO)。20年1月にダニエル・ローマン(32=米国)に2―1で判定勝ちしてWBAとIBFのベルトを奪い、21年4月にはIBF暫定同級王者の岩佐亮佑(33=セレス)との王座統一戦に5回TKO勝ちしたが、昨年6月の試合で左拳を骨折してブランクをつくっていた。元WBO世界バンタム級王者タパレスは17年4月の大森翔平戦の前日計量で体重超過を犯し、王座を剥奪。19年12月のIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦では岩佐に11回TKO負けしたが、21年12月のIBF同級挑戦者決定戦では勅使河原弘晶に2回KO勝ちしていた。

マッチルーム社のエディー・ハーン・プロモーターによると、アフマダリエフは井上尚弥(29=大橋)戦を熱望。タパレスとの指名試合を制し、井上が5月にも予定されるWBC&WBO統一世界同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)戦に勝って2冠王者となれば、年内のアフマダリエフと井上による4団体王座統一実現戦は「100%問題ない」と明かしている。

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格闘技の2023年2月9日のニュース

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