中日・小笠原慎之介の挑戦は今後メジャーを目指す日本人の指標になる岩瀬氏「行く選手増える」

[ 2024年12月30日 14:36 ]

中日OBの山本昌氏(59)、谷繁元信氏(54)、岩瀬仁紀氏(50)が、YouTube「名球会チャンネル」に出演。中日からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す小笠原慎之介投手(27)の挑戦を考察した。

可愛い後輩だがレジェンドOBたちはお世辞なし。厳しい言葉で左腕の背中を押した。

谷繁氏は「苦労はすると思う。これでという相手が嫌がるボールが正直ない」と切り出した。

小笠原の持ち球は多いが、課題も上がった。

山本昌氏は「ナックルカーブという特徴のあるボールは持っているがチェンジアップがあまり曲がらない」と指摘した。

谷繁氏は「もうちょっとブレーキあったり落差あったりすれば今永のような感じになると思う。真っ直ぐはそこそこスピンも多い」と解説した。

2015年ドラフト1位入団で、川上憲伸の背番号11を継承した小笠原。中日では通算9年で46勝65敗、防御率3・62。

岩瀬氏は「小笠原が(メジャーに)行くことで基準ができると思う。今までは日本のトップのピッチャーが行っていたが、小笠原が活躍するとメジャーいく選手が増える」と、今後のメジャー挑戦の指標になると指摘した。

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スポニチアネックス取材班