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藤浪のメジャー仕様グラブ独占入手!日本では使用不可ツートンカラーの新相棒と夢つかむ

[ 2023年1月17日 05:15 ]

藤浪がメジャー1年目に使用する新グラブ(ゼット社提供)
Photo By 提供写真

阪神からポスティングシステムを利用して大リーグ・アスレチックスへ入団する藤浪晋太郎投手(28)がメジャー1年目で使用するグラブを本紙が独占入手した。阪神時代からアドバイザリー・プロスタッフ契約を結ぶゼット社が本人の要望を基に昨年12月から作製。日本では使用できなかったツートンカラーを取り入れたものに加えて、ア軍のチームカラーを連想させる「オークブラウン」の2種類が準備された。

藤浪が、様変わりした"相棒"とともにメジャーのマウンドに挑む。日本時間15日にアスレチックスへの入団が正式発表。現在も本人はオークランドに滞在しており、同18日に予定されている入団会見を待つ。そんな中、日本ではメジャー1年目で使用する新グラブが完成していた。

スタンバイされたのは2種類。昨年12月上旬にゼット社を訪問した藤浪が「アメリカなのでいろいろ(グラブの)規制とか緩かったりするので、変えたりするかもしれない」と明かしていたように、NPBの試合では着用できなかったツートンカラーのグラブを発注した。完成したのは、ブラックとパステルブラウンの2色が織り交ぜられたグラブ。日本で使っていたものと型もサイズも全く同じだが、日本では目にすることのできなかった完全メジャー仕様だ。

そして、サブ的なグラブとして用意されたのが、アスレチックスのチームカラーを連想させる「オークブラウン」で、過去に20年も使用。「オーク」とはナラや樫の木の総称でア軍の本拠地であるオークランドの市旗にも樹木が記されている。色の発注はまだポスティング申請して間もない12月中旬とあって偶然ではあるが、オークブラウンは新天地を象徴するカラー。これまでは親交のあるJRA騎手・武豊のイメージカラーでもあるパープルのグラブの印象が強かったが、心機一転、装いを新たにする。

アドバイザリー・プロスタッフ契約を結ぶゼット社はメジャーリーガー・藤浪も引き続き手厚くサポートする予定。右腕も「ゼットさんにはプロ1年目からずっと素晴らしいギアを提供していただいてる。ゼット社のベースボールギアの質とこだわりは国内随一だと思っている」と絶大な信頼を置く。「ゼット」とともに海を渡る。(遠藤 礼)

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