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オリックスの選手、スタッフが大阪・舞洲で黙祷 田口外野守備・走塁コーチ「ずっと忘れることはない」

[ 2023年1月17日 13:26 ]

阪神淡路大震災の犠牲者に黙祷を捧げる(左から)横田球団本部長、福良GMらと新入団選手たち(撮影・井垣 忠夫)
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オリックスの福良淳一GM(62)、田口壮外野守備・走塁コーチ(53)、ドラフト1位・曽谷龍平(22=白鴎大)ら約100人が17日、阪神大震災の被災者に黙祷を捧げた。震災から28年となったこの日の午前12時、大阪・舞洲の杉本商事BSで神戸の街に向けて頭を下げた。

当時、主力選手だった田口コーチは「ずっと忘れることはないんですけど、改めて17日が来ると思い出しますし、いろんなことを考えさせられる。揺れとか、音とか、光景とか。そういうものは忘れることはない」と神妙な表情で振り返った。

名称がオリックス・ブルーウェーブだった95年は、甚大な影響を受けながらも「がんばろうKOBE」を合い言葉にチーム一丸となり、リーグ優勝。翌96年にはリーグ連覇と日本一に輝いた。

現在もリーグ連覇中で、昨年は96年以来の日本一を達成。「重ねって見えるのは、経験をしている僕たちだけかなと思いますけど、でも一昨年は日本シリーズを1試合、神戸(ほっともっとフィールド神戸)でやっていますし、何となくつながりみたいなのは僕は感じています」と感慨深げだった。

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