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塩見が痛恨のタイムリーエラー 6年ぶりVへマジック3のヤクルトが7回一挙7失点

[ 2021年10月21日 21:13 ]

セ・リーグ ヤクルト―広島 ( 2021年10月21日 神宮 )

<ヤ・広23>7回無死一、二塁、宇草の中前打を塩見が後逸(撮影・篠原岳夫)
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ヤクルトの塩見泰隆外野手(28)が6年ぶり優勝へマジック3として迎えた広島戦(神宮)で7回に痛恨のタイムリーエラー。1―3から6―3と一度は逆転した試合で6―6の同点に追いつかれると、この回、広島に一挙7点が入って6―10と逆転を許した。

試合前まで22打席連続ノーヒットの塩見は「1番・中堅」で先発出場。バットでは4打席快音が聞かれず、26打席連続ノーヒットと不名誉な記録がのびたまま、6―3と3点リードで迎えた7回の守備だった。4番手左腕・田口が会沢に右前打された後、代打・長野をストレートの四球で歩かせ、無死一、二塁のピンチを迎えた。

ここで広島の打席には塩見と同じ「1番・中堅」で先発出場していた宇草が入り、カウント1―1からのスライダーを叩くと、打球は中前へ抜けた。すると、これを塩見が後逸。二走・会沢に続いて一走・長野が本塁生還を果たしたのに続いて、打者走者の宇草も一気にホームインした。宇草の打点は1だったが、一気に3点が入って6―6の同点。さらにこの後、坂倉、菊池涼、この回2打席目の会沢にも適時打が出て打者11人で7安打を集中され、7失点。6―10と一転して終盤に4点を追いかける展開となった。

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