2024年第42週(第42号)
pdficons ダウンロード(33p/1.1MB)
(10月14日〜10月20日) 発生動向総覧/感染症関連情報〔病原体情報/海外感染症情報/その他〕〔2024年11月1日発行〕
※(注記)2015年からのIDWRの変更についてはこちらから。
*データは報告数集計の速報値として公開するものであり、後日感染症発生動向調査 週報 、さらには確定データとしての年報において修正される場合があります。また発生動向に関するコメント、その他詳細についても週報をご参照ください。
一〜五類感染症の全数把握疾患についての各週の報告数、および当年第1週からの累積報告数です。
※(注記)累積報告数は再集計されています。
2024年第41週(第41号)*9月報含む
pdficons ダウンロード(49p/1.6MB)
(10月7日〜10月13日) 発生動向総覧/注目すべき感染症(腸管出血性大腸菌感染症)/感染症関連情報〔病原体情報/海外感染症情報/その他〕〔2024年10月25日発行〕
※(注記)2015年からのIDWRの変更についてはこちらから。
厚生労働省エイズ動向委員会による令和5(2023)年エイズ発生動向年報1)によると, 2019年と比較し2020〜2022年において, 保健所等でのHIV検査数が大幅に減少し(本号3ページ図8参照), HIV感染者およびAIDS患者の年間新規報告数は, 2020年以降, 大きく減少する年と, 増加する年がみられている。
続きを読む: 感染症発生動向調査におけるHIV感染症の診断時の症状の有無, HIV感染初期と推測された記載についての集計
後天性免疫不全症候群(HIV/AIDS)のサーベイランスは, 1984年9月にHIV感染者やAIDS患者の発生を的確に把握することを目的として開始され, 1999年4月以降, 感染症法に基づく感染症発生動向調査において, 全数把握疾患に定められている1,2)。2020年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行以前, 国内のHIV/AIDS届出数は年々減少傾向にあり, HIV感染者とAIDS患者を合わせた新規報告数に占めるAIDS患者(いきなりエイズ)の割合は, ほぼ横ばい3)で経過していた。COVID-19流行に対する保健所の業務負荷の増大にともない, 「保健所等におけるHIV抗体検査件数」が半数以下に減少(2019年142,260件, 2020年68,998件, 2021年58,172件, 2022年73,104件)4)し, 茨城県内保健所のHIV検査体制も縮小・休止することとなった。