内山悟志

ITR会長/エグゼクティブ・アナリスト

うちやま・さとし/大手外資系企業の情報システム部門などを経て、1989年からデータクエスト・ジャパンでIT分野のシニア・アナリストととして国内外の主要ベンダーの戦略策定に参画。1994年に情報技術研究所(現アイ・ティ・アール)を設立し、代表取締役に就任。2019年2月より現職。

守りと攻めの「両利きの経営」が、日本企業の未来を拓く

2019年3月15日

守りと攻めの「両利きの経営」が、日本企業の未来を拓く

破壊的イノベーションの台頭により、既存の有力企業が劣勢に追いやられる事例が国内での多数見られるようになったことから、それに対峙するためにデジタルイノベーションへの注目が高まっている。日本企業は、守りながら攻める両利きの経営へと転換...

「デジタルへの意識を変える」を組織的に成し遂げる最善の方法

2019年2月15日

「デジタルへの意識を変える」を組織的に成し遂げる最善の方法

デジタルトランスフォーメーション(以下・DX)への注目が高まっているが、経営者を含めて企業全体がその重要性を認識している企業は必ずしも多くない。その本質を理解し、さまざまな企業変革を推進していくためには、まずは社内の変革意識を高める...

ポスト2020にテクノロジーの「不連続な変化」が起きる?企業が注意すべき3分野の仮説

2019年1月18日

ポスト2020にテクノロジーの「不連続な変化」が起きる?企業が注意すべき3分野の仮説

本連載の前回「変化が激しいテクノロジー界だからこそ中長期の視点でトレンドを語りたい」では、「ユーザー企業」「IT業界」の両面からの仮説について紹介した。今回は「テクノロジー」の観点から企業が注目すべき仮説を示す。

変化が激しいテクノロジー界だからこそ中長期の視点でトレンドを語りたい

2018年12月14日

変化が激しいテクノロジー界だからこそ中長期の視点でトレンドを語りたい

デジタル技術の進展が急速に進むなか、中長期的なITトレンドを見通すことの重要性はますます高まっている。2020年以降に本格化すると見られるIT動向について「IT業界」と「ユーザー企業」の2つの視点から取りまとめた仮説を紹介する。

企業のIT投資は人材確保と教育にシフトしている――ITR「IT投資動向調査2019」の結果を見る

2018年11月16日

企業のIT投資は人材確保と教育にシフトしている――ITR「IT投資動向調査2019」の結果を見る

2018年度は、国内企業のIT投資の増加傾向がリーマンショック以降最高の水準となった。また、製品/サービス分野では、IoTやAI、RPAへの新規投資意欲の拡大が確認された。今回は、2018年8〜9月にITRが実施した「IT投資動向調査2019」の結果を踏まえ...

「百聞は一見に如かず」が現実に 画像技術のビジネス活用で優位に立つ

2018年10月19日

「百聞は一見に如かず」が現実に 画像技術のビジネス活用で優位に立つ

百聞は一見に如かずというように、長々と細かな説明を聞くよりも、実際の状況を目で見る方がはるかに理解しやすいということは多い。表現力に富んだ動画や映像を活用して、ビジネスや業務を大きく変革させたり、これまでできなかったことを実現した...

IT部門は自ら社内に働きかけて 先端技術のビジネス応用を説くべきだ

2018年9月14日

IT部門は自ら社内に働きかけて 先端技術のビジネス応用を説くべきだ

デジタル技術を活用した抜本的な業務改革や新規事業の創出が期待されているが、新しいシステムを構築するには、従来の進め方と異なるアプローチが必要である。この結果IT部門とユーザー部門の関係や役割にも影響が及び、今後はこれらの複数のアプロ...

デジタルネイティブ企業と戦うには その企業像の違いを知る必要がある

2018年8月24日

デジタルネイティブ企業と戦うには その企業像の違いを知る必要がある

あらゆる業界にデジタライゼーションの波が押し寄せる中、企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)の旗を振り、さまざまな変革を推進しようとしている。では、企業はDXの先に目指す姿として、どのような企業像を描いているのだろうか。デジタ...

企業がイノベーションで成功するためには「5つの準備」が必要だ

2018年7月20日

企業がイノベーションで成功するためには「5つの準備」が必要だ

多くの企業でデジタルイノベーションへの取組みが活発化しているが、これを戦略の中核に据えて全社一丸となって取り組むための準備が整っている企業は必ずしも多くない。イノベーションを生み出す企業となるための環境整備に求められる企業内部の変...

デジタル変革の時代にIT部門はどうすれば企業の役に立つか

2018年5月18日

デジタル変革の時代にIT部門はどうすれば企業の役に立つか

大きなビジネス環境の変化や技術革新が進行する際には、必ずといってよいほどIT部門の組織ミッションや存在価値に関する議論が湧き上がる。現在は、あらゆる業界で押し寄せるデジタライゼーションの波にどのように立ち向かうかが問われており、これ...

イノベーションの発想は過去の成功体験を捨てることから

2018年4月13日

イノベーションの発想は過去の成功体験を捨てることから

第4次産業革命が進行する現在、これまでの延長線上の戦略だけでは、成長ばかりか生き残りも困難な時代となっている。企業は、イノベーションを創出していくことが期待されるが、そのためには未来志向の課題設定と大胆な発想の転換が求められる。今...

リーダーはデジタル変革の"最初の一押し"をどう支援するか

2018年3月9日

リーダーはデジタル変革の"最初の一押し"をどう支援するか

多くの企業がデジタルイノベーションに向けてさまざまな変革を推進しようとしている。しかし、従来の業務プロセス改革と異なり、文化・風土、組織、制度、権限、人材など企業の根幹に関わる多岐にわたる変革が求められることから、そのハードルは高...

イノベーションを起こせる人材はどこにいて、なにを欲しがっているのか

2018年2月9日

イノベーションを起こせる人材はどこにいて、なにを欲しがっているのか

あらゆる業界にデジタライゼーションの波が押し寄せる中、企業はさまざまな変革を推進しようとしている。中でもデジタル技術を活用したイノベーションを推進する人材の確保と育成は重要であると同時に難題でもある。

イノベーションを巻き起こすには企業のIT部門にも"二刀流"が必要か?

2017年12月15日

イノベーションを巻き起こすには企業のIT部門にも"二刀流"が必要か?

デジタル技術を活用したイノベーションの創出やデジタルビジネスの推進のために、組織や担当者を設置する動きが活発化している。こうした取り組みを成功に導くためには、組織ミッションを定義し、役割や権限を明確にすることが求められる。また、IT...

日本企業のデジタル変革が突き当たる「壁」をどう越えるか

2017年11月30日

日本企業のデジタル変革が突き当たる「壁」をどう越えるか

急速に進展するデジタル社会に対応するため、企業は今、自らも変わる「デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation)」に迫られている。そのためには、デジタルを活用した新事業の創造をはじめ、既存ビジネスのデジタル化や、アナロ...

企業のIT投資意欲が急上昇キーワードは「デジタライゼーション」

2017年11月17日

企業のIT投資意欲が急上昇キーワードは「デジタライゼーション」

2017年度は、国内企業の3割超がIT予算を増額させるなど順調な拡大傾向を示した。また、製品/サービス分野では、IoTやAI/機械学習への新規投資意欲の拡大が確認された。今回は、2017年8〜9月にITRが実施した「IT投資動向調査2018」の結果を踏まえ...

システム開発を「コンテスト」に変えれば高い技術を素早く手に入れられる

2017年10月13日

システム開発を「コンテスト」に変えれば高い技術を素早く手に入れられる

これからのシステム開発、とりわけデジタルイノベーション案件では、従来のウォーターフォール型(工程を細かく管理して進める方法)の開発プロセスや、SIベンダーによる受託開発のスキームが適合しないものが増えると考えられる。外部依存度の高い...

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