内山悟志

ITR会長/エグゼクティブ・アナリスト

うちやま・さとし/大手外資系企業の情報システム部門などを経て、1989年からデータクエスト・ジャパンでIT分野のシニア・アナリストととして国内外の主要ベンダーの戦略策定に参画。1994年に情報技術研究所(現アイ・ティ・アール)を設立し、代表取締役に就任。2019年2月より現職。

他社事例ばかりを気にする企業が後を絶たない理由

2017年7月14日

他社事例ばかりを気にする企業が後を絶たない理由

企業では、業務改革やシステム導入などの新しい取組みを企画する際に事例情報を求めることが多い。しかし、当該案件に合致する事例を探すことは容易ではないし、同様の取り組みを行った企業があったとしても、それが自社にそのまま当てはまることは...

経営者は「攻めのIT投資」をどう捻出し、評価していくか

2017年6月16日

経営者は「攻めのIT投資」をどう捻出し、評価していくか

攻めのIT経営が叫ばれる中、IT投資評価およびIT投資管理のあり方についても、見直しが迫られている。従来のコスト削減や業務効率化を目的とした投資だけでなく、売上げ向上への貢献や競争優位性の確保、そしてビジネス・イノベーションに対する投資...

デジタルの力で、製造業がサービス業になるための重要な過程とは

2017年5月12日

デジタルの力で、製造業がサービス業になるための重要な過程とは

IoTやビッグデータなどの台頭によって、設備機器の保全修復にもデジタル化の潮流が押し寄せている。これは、製造業だけでなく幅広い業種に共通するデジタル戦略テーマのひとつとなる。今後、リアルタイムのデータ分析やAI(人工知能)活用によって...

人を支援し、人ができないこともする...デジタルで顧客接点はどこまで高度化するか

2017年4月14日

人を支援し、人ができないこともする...デジタルで顧客接点はどこまで高度化するか

デジタル化の潮流はビジネスの最前線に押し寄せており、店舗やコールセンターなどのリアルな顧客接点にも大きな変革が見込まれている。企業は顧客接点の高度化のステージに照らして自社の課題とありたい姿とその目的を明確にし、段階的なステージア...

業界ごとにデジタル戦略は違うのか?注目4分野の動きをまとめる

2017年3月10日

業界ごとにデジタル戦略は違うのか?注目4分野の動きをまとめる

デジタル技術を活用したビジネス革新やデジタルビジネスの創出は多くの企業にとって重要な関心事となっているが、デジタル化の領域や施策とすべき戦略テーマは業種・業態によって異なる。デジタルビジネスの企画・構想化にあたっては、IoTやAIと...

デジタル変革への経営者の意識は2年前とどう変わったのか

2017年2月10日

デジタル変革への経営者の意識は2年前とどう変わったのか

デジタル技術を活用したイノベーションの創出への注目が高まっているが、企業はこれにどのような姿勢で取り組んでいるのだろうか。今回は、2年前の調査と比較しながら、経営者およびIT部門の意識とイノベーションに向けた組織体制の整備の状況に...

ビジネスアイデアに制約を設けない〜企業が2017年に注目すべき11のIT戦略テーマ

2017年1月16日

ビジネスアイデアに制約を設けない〜企業が2017年に注目すべき11のIT戦略テーマ

ITRでは、毎年行っているIT投資動向調査をはじめとした各種ユーザー調査の結果、クライアント企業から受ける質問や依頼されるブリーフィングの内容、および各種のITプロジェクト支援の成果を加味し、多くの大手企業にとって重要と考えるIT戦略テー...

IoTとシェアリングエコノミーが同時に急拡大するのは、偶然ではない

2016年11月11日

IoTとシェアリングエコノミーが同時に急拡大するのは、偶然ではない

IoTとシェアリングエコノミーはどちらも注目のキーワードであるが、これら2つは一見あまり関係がないように見られている。しかし、今まさに始まっているデジタル産業革命によって作り出されていく世界を想像すると、これらが共に重要な要素であると...

IoTによるモノ売りモデルからの脱却は4つのパターンに分けられる

2016年9月9日

IoTによるモノ売りモデルからの脱却は4つのパターンに分けられる

IoTによってもたらされる変革は、製造業のみならず、物流、交通、医療、防犯、防災など非常に多岐にわたるが、本稿ではその中の1つである製品のスマート化に焦点を当てる。それは、単に製品の機能や性能が付加されることを意味するのではなく、ビジ...

「働き方を変える」を、本当に実施するために必要なこと

2016年7月8日

「働き方を変える」を、本当に実施するために必要なこと

就労者の意識の多様化や社会のデジタル化の潮流を受けて、将来の働き方(Future of Work)について論じる機会や、働き方の変革に対する試行的な取り組みが盛んとなってきている。本稿では、「会社」という枠組みや「就労・雇用」という概念の再定義...

「社内特区」の設定で新事業への挑戦をはじめよう

2016年6月10日

「社内特区」の設定で新事業への挑戦をはじめよう

ITを活用したビジネスイノベーションや新規ビジネスの創出への取り組みとしてタスクフォースを立ち上げたり、専門組織を設置したりする動きがみられる。しかし、組織を設置して担当者をアサインすればそれだけでイノベーションが創出されるという...

イノベーティブな分野も成長すればビジネス要件を満たすITが必要になる

2016年5月13日

イノベーティブな分野も成長すればビジネス要件を満たすITが必要になる

社会・産業のデジタル化の潮流の中で、企業はこの波に乗り遅れたり、飲み込まれたりすることなく、ビジネス機会と捉えてイノベーションを創出していくことが求められている。そのためには、ビジネスとITをつなぐ人材と組織体制が求められる。

「ウーバライゼーション」の脅威――シェアリング・エコノミーとどう向き合うか

2016年4月8日

「ウーバライゼーション」の脅威――シェアリング・エコノミーとどう向き合うか

デジタル化の進展により新たなビジネスモデルが次々に創造されており、既存業界を破壊する勢力を持つものも登場している。本稿では、その中で注目度の高いシェアリング・エコノミーを取り上げ、企業に求められる対応を考察する。

経営者のITへの理解と説明力が企業価値を大きく左右する時代に

2016年3月4日

経営者のITへの理解と説明力が企業価値を大きく左右する時代に

企業におけるITの利活用や運営状況を、株主や投資家といった社外のステークホルダーに対して積極的に情報発信するIT-IRの普及活動が推し進められている。今回は、2015年12月に経済産業省が公表した「攻めのIT-IRガイドライン」を紹介し、企業に求め...

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