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日本の農村の宿を体験 自家製野菜を食べてまったりとした時間過ごす

人民網日本語版 2018年03月01日16:47

「親子で行く日本の旅」に参加した上海のある小学生は3月1日、日本の農村の宿に宿泊し、「気持ちよく眠れた。あと何日かここに泊まりたい。みんなと雑魚寝し、とても暖かかった。みんなと一緒に食卓を囲み、ちびまる子ちゃんの家にいるかのようだった」と語った。環球網が報じた。

中日国交正常化45周年を記念し、 日本政府観光局(JNTO)が中国人観光客を対象に実施した「2017年VISIT JAPAN 中国人訪日観光写真コンテスト」の最優秀賞受賞者が、4泊5日の日本旅行に招待され、日本文化の魅力を体験した。

筆者は、この「親子で行く日本の旅」に参加していた親子2組と共に、長野県上田市武石沖にある児玉さん(68)の家に泊まらせてもらった。短い期間だったものの、素朴で親切な児玉さんに深い感銘を受けた。

とても親切で、寛大な児玉さんは筆者らを応接間に招き、日常会話でよく使うフレーズが中英日の3ヶ国語で表記された本を取り出し、簡単な英語を日本語に織り交ぜながら会話をしてくれた。そして、部屋や注意事項について教えてくれた。その後案内されたダイニングには、ご飯やおでん、納豆、サラダ、みそ汁などが並べられていた。このような豊富な品数の和食を見て、中国人親子は感嘆の声を上げた。そして、児玉さんは、「これは全部手作りですよ。お米、野菜、リンゴなども全部自家製のもの」と自慢げに話してくれた。

児玉さんによると、夫の父親が健在だった時は60種類以上の野菜を栽培していたが、今は自分の腰も悪く、夫と夫の弟しか畑仕事ができないため、30種類ほどしか栽培していないという。栽培した野菜の一部は自分たちで食べ、残りは息子が経営している会社を通して売っているという。

その後「農村の宿」の話になり、児玉さんは、「長野のスキー場は有名で、ここ数年、長野周辺の農村の宿に泊まる人が増えている。16年前からうちは日本人客に泊まってもらうようになり、約10年前に外国人観光客も受け入れるようになった。中国人観光客に泊まってもらうようになったのは昨年からだ」と教えてくれた。児玉さんの家には、寝室が5部屋あり、応接間が2部屋あるため、12、13人が宿泊できる。それでも、1度に受け入れる宿泊客は5人以下といい、その理由について、「じっくり交流や体験を楽しんでもらうため」と話した。児玉さんが見せてくれた昨年の宿泊客のリストによると、137人が宿泊していた。ただ、「この仕事も楽ではない。70歳になったら、もう受け入れない」と児玉さん。

湖北省武漢市と上海から来た女性が、老干しかく(ラー油、しかくは女へんに馬)やオイスターソース、十三香(香辛料)など、中国を代表する調味料をプレゼントすると、児玉さんはじっくりとそれを見つめてから、感謝の言葉を述べ、「もっと長く泊まるなら、これらの調味料を使って中華料理を作るんだけど」と話した。

児玉さん家は木造の和風建築で、外の雪もまだ解けていないため、家の中はとても寒かった。2日目早朝、児玉さんは温度計を指しながら、「部屋の中はマイナス10度以下。寒いでしょう」と申し訳なさそうに話した。筆者らがバスで朝8時20分に出発する予定だったため、児玉さんは、早くご飯を食べて、荷物を片づけるように促し、「8時5分には食事を終えて、8時10分には玄関を出てお見送りをしなければ」と何度も繰り返した。児玉さんは時間にとてもきっちりしているのだ。別れの時間が訪れ、子供たちが日本語で感謝の言葉を述べると、児玉さんは玄関に座って手をついて「ありがとうごさいました、また来てください」と何度も言っていた。

バスの中で、農村の宿に宿泊した感想を話していると、「おじいさんがきっちりと計画をしてくれていた。誰かがお風呂に入っている時には、残りの人と一緒にトランプをしてくれたので、待っている時間も退屈じゃなかった」や「日本のトランプの遊び方も知ることができた。薪ストーブもとてもよかった」という声が上がっていた。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年3月1日

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