空軍航空兵某団はこのほど、定例のレスキュー訓練を実施した。搬送中、医療スタッフは空軍某航空医学研究所が自主開発した「空運救護装備」を使用し、負傷者の緊急治療を行った。同装備は「某世代衛生装備体制の構築、衛生装備の革新と研究開発」プロジェクトの重要な内容で、国家科学技術進歩二等賞に輝いた。科技日報が伝えた。
同研究所が開発した一連の空運救護装備には、空運医療車、救急担架、自動呼吸器が含まれる。2−3人で装備1セットを携帯し、中国軍の各種輸送機・ヘリで使用できる。同装備は空における高い安定性と、緊急治療能力を持つ。中国工程院の兪夢孫院士を主任委員とする設計・開発審査委員会は、同衛生装備が世界先進水準、国内トップ水準に達したと評価した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月3日