ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2015年10月27日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人 人民日報「微博」
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国 宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」 北京で日本人が春節体験
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる 公式ブログ 北京の空は何色? ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
Apple 新浪 騰訊 人民 LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>経済

人民銀のダブル引き下げは株式市場のためではない

人民網日本語版 2015年10月27日08:13

中国人民銀行(中央銀行)は二十四節気の「霜降」にあたる今月24日、「双降」に踏み切った。双降とは2つの引き下げのことで、1つは金融機関の1年もの預金・貸出の基準金利の0.25%引き下げを、もう1つは金融機関の人民元建て預金準備率の0.5%引き下げを指す。「京華時報」が伝えた。

中央銀行のこのダブル引き下げはいささか意外だったが、予想できたことでもある。同月19日に発表された今年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率が7%を割り込んで6.9%となり、当面の経済情勢の厳しさが浮き彫りになったからだ。こうした経済情勢の中、ダブル引き下げが行われたことは予想の範囲内だといえる。実際、国務院の李克強総理は早い時期から、「預金準備率の引き下げ、ターゲットを絞った預金準備率の引き下げ、金利の引き下げなどの金融政策ツールを合理的に運用して、経済の安定的な運営を維持する必要がある」ことを明確にうち出してきた。

ここから容易にうかがえるのは、今回のダブル引き下げの狙う先は中国経済であり、株式市場の値上がりを喚起することが目的ではないということだ。よって市場は今回のダブル引き下げによる株式市場喚起の役割を過大に見積もるべきではないし、昨年11月にも行われた人民銀のダブル引き下げ後の株式市場の高騰ぶりが市場で再演されると期待してはならない。

現在の株式市場の情況は1年前と同じく上昇傾向にある。これが一部の投資家が今回のダブル引き下げの株式市場に対する影響を1年前のダブル引き下げの時と同じように考える原因だ。だが実際には、現在の株式市場が直面する市場環境は1年前とまったく違う。第1に、1年前の株価指数は現在より1千ポイント前後低かった。第2に、1年前の株式市場に流れていた資金の多くはレバレッジが設定されていたが、今の株式市場は引き続き脱レバレッジの過程にある。第3に、1年前の株式市場が直面していた市場は2008年以来6年連続で行われた調整を経た市場であり、高止まりしていた貸株の多くが6年かかって調整され消化された後だったが、現在の株式市場は上半期の株式市場の暴落が残した貸株に直面する必要に迫られている。


【1】 【2】

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

  • 名前
  • コメントを書く

最新コメント

アクセスランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治
  • コメント
中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /