映画やドラマ、音楽、バラエティなどの分野を網羅している「華鼎奨」は今年6月、米国に場所を移し、世界映画満足度調査の授賞式をロサンゼルスで実施。続いて今月23日に、北京で第13回ドラマ満足度調査の授賞式を行った。選出されたトップ100のうち、1位に輝いたのは「打狗棍」で、以下、「咱們結婚吧」、「冲上云霄2」と続いた。人気の俳優・黄海波(ホアン・ハイボー)や寧財神(ニン・ツァイシェン)、呉鎮宇(フランシス・ン)、陸毅(ルー・イー)などが主演を務めた作品はいずれも上位に名を連ねた。斎魯晩報が報じた。
俳優のスキャンダルは順位に影響せず
同ランキングは、ドラマの基礎的要素(68.3%)、鑑賞価値(19.3%)、視聴者の評価(12.4%)に対する評価を基に出されている。アンケートの内容は、ドラマのストーリーの新鮮さや合理さ、セリフの流暢度、出演者の衣装、小道具、セット、特殊効果、ドラマの世界観、コレクション価値など多岐にわたっている。「打狗棍」は、出演者が豪華メンバーというわけではないが、鑑賞価値や視聴者の評価の面で、そのほかの作品を抑えて、945.27得点で1位に輝いた。
特筆すべくは、黄海波や寧財神、文章(ウェン・ジャン)などはスキャンダルで人気が急降下したものの、3人がそれぞれ出演した「咱們結婚吧」、「竜門鏢局」、「小爸爸」、「辣媽正伝」、「趙氏孤児案」、「郷村愛情変奏曲」、「習仲勳」、「精忠岳飛」などがいずれも100位以内に入ったことだ。特に、「咱們結婚吧」は、943.91得点と、「打狗棍」とわずか1.36点差の2位に付けた。
