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山西省の元「慰安婦」代表、日本側の対応に抗議

「証人はまだ生きている」

人民網日本語版 2014年06月13日13:30
4月18日、旧日本軍の犯罪行為について語る、日本で裁判を起こした最後の元「慰安婦」張先兔さん(資料)

第二次世界大戦中の中国人従軍慰安婦問題に関し、山西省で長年にわたり草の根調査を続けてきた張双兵さんは12日、「山西省で暮らしている元慰安婦は、だんだん少なくなってきているが、まだ少なくとも14人は健在で、彼女らは『紛れもない生き証人』だ」と訴えた。中国新聞社が伝えた。

山西省盂県の農村で教鞭をとっていた張双兵さんは、30年あまり前、元「慰安婦」と偶然知り合ったことがきっかけで、慰安婦問題に関心を持ち、聞き取り調査を行い、その結果を記録し始めた。張さんは、それらの記録を取りまとめた本「トーチカの中の女性」を出版した。また、元慰安婦60数人の口述筆記をまとめ、日本政府を相手に訴訟を起こすために日本に赴いた被害者たちに何度も同行した。

時間が経つにつれて、元慰安婦は次々とこの世を去っていった。慰安婦問題の被害者が特に多い山西省盂県では、2012年以降、劉面換さん、周喜香さん、郭喜翠さん、陳林桃さん、李秀梅さんら元慰安婦が続々と死去した。

中国慰安婦問題研究センターの蘇智良センター長は、このような現状に直面し、「被害者が続々と他界している状況を踏まえ、政府および民間機関は、生存者の証言を集め、それらを記録する作業を加速させなければならない」と危機感を抱いている。

山西省では1995年以降、慰安婦問題の被害者グループが前後して、日本で3件の「慰安婦裁判」を起こした。現時点で、原告側の生存者は張先兔さん唯一人となり、しかも張さんの体調は思わしくないという。

88歳になる張先兔さんは、盂県西煙鎮西村で一人暮らしをしている。手を伸ばせば届くほど部屋の天井は低い。張さんの長男の妻は、「7年前、舅(張さんの夫)と夫(張さんの息子)が次々と他界した。高齢の姑(張さん)にとって、夫と息子を相次ぎ見送ったことは、ものすごいショックであり、大きなダメージを受けた」と話した。

張さんのほか、盂県上社郷七東村に、曹黒毛さんという元慰安婦が住んでいる。曹さんが被害者であった事実が判明したのは、かなり最近のことだったことから、彼女は日本での「慰安婦裁判」には加わっていない。

張双兵さんが山西で口述筆記をとった元慰安婦のほとんどが、すでにこの世を去っている。張さんは、「他界した被害者の多くが、対日訴訟を今後も続け、正義を貫いてほしいと望みながら亡くなった」と語った。

共同通信社の報道によると、菅義偉官房長官は11日の記者会見において、中国政府が第二次世界大戦中の「南京事件」や「従軍慰安婦」の関連資料をユネスコ(国連教育科学文化機関)「世界記憶遺産」に登録申請したことについて、日本側はすでに中国側に抗議し、撤回を求めたことを明らかにした。

中国外交部(外務省)は11日、日本側の抗議に対し、「日本の理不尽な抗議は到底受け入れないし、申請も絶対に撤回しない」と反論した。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年6月13日

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