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第二回翻訳ミステリー大賞 授賞&開票式
1500円
,http://gdata.youtube.com/feeds/api/videos/g8Ojua-S-ag,simple01,{"playerWidth":"320","useCustom":false,"autoPlay":false,"autoLoop":false,"autoNext":false,"quality":"medium","qualityName":"中"}翻訳ミステリー大賞シンジケート
昨年3月、翻訳ミステリーの魅力をひとりでも多くの読者に伝えたいと、海外ミステリーを愛するプロ翻訳家の投票によって"今年最高の一冊"を決する「翻訳ミステリー大賞」が発足。ドン・ウィンズロウの「犬の力」が受賞作と決まった。この賞をバックアップするために、翻訳家に加えて、編集者・書評家が参加してさまざまな角度から翻訳ミステリーの魅力を伝える場として創られたblogが「翻訳ミステリー大賞シンジケート」 だ。新刊の書評はもちろん、過去の名作をプロならではの新しい視点で読み解く連載など、多彩な内容は専門誌も凌ぎかねない"濃い"内容で人気を博している。
最終候補作五作は
『音もなく少女は』ボストン・テラン(文春文庫)
『古書の来歴』ジェラルディン・ブルックス(武田ランダムハウスジャパン)
『卵をめぐる祖父の戦争』デイヴィッド・ベニオフ(早川書房)
『フランキー・マシーンの冬』上・下ドン・ウィンズロウ(角川文庫)
『陸軍士官学校の死』上・下ルイス・ベイヤード(創元推理文庫)
プロの中のプロが選んだ「2010年度、最高の翻訳ミステリー」が、今宵この場で発表される!。
また、ゲストには法月綸太郎と三津田信三という今脂の乗り切った本格ミステリー作家が揃い踏みし、その作風のルーツとなったミステリー経験についてディープなトークを繰り広げる。
このライブには当日オンラインからのTipping(投げ銭)ができます。会場に来ることができなかったあなたも、面白いと感じた出演者には、どんどん応援のTippingをお願いします。クレジットカードと銀行振込の二通りの方法がありますが、100円単位の少額から、何口でも可能です。(アーカイブ映像に対する支払いもOKです。)左のオレンジのアイコンをクリックして、ショップカートをご利用ください。同時に出演者への激励メッセージも贈れます。
←<詳しくはClick> Live Wireでは、UST中継を行っていますが、面白いものを提供する上で、手間も掛け、努力もしています。無料で勝手に見てくれ、というつもりではありません。面白ければ、あなたがそれに値段をつけてほしい。エンターテイメントは、対価によって育てられる文化です。頑張った出演者、スタッフへの労いと評価の意味で、あなたに値段をつけて欲しいのです。何でも無料で持って行けというネット文化の習慣にはあまり賛成できません。これからも、Tippingというスタイルで、その意志を表示していきたいと思っています。
<PART1> 第二回翻訳ミステリー大賞 開票&授賞式
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プロ翻訳家の投票のみによって決定されるという、本年度最高の翻訳ミステリ の大賞。 いわばアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞、イギリスの英国推理作家協会( CWA)賞、日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞などに匹敵する"プロの 中のプロ"が選ぶ賞ということになる。
本来なら素人のうかがい知ることのない開票と授賞式を、イベントとして一般 公開されるのは、ファンとしては望外の喜びではないだろうか。 今回、総勢60人の"プロ"の投じた票は、一票ごとに投票者の名前が読み上 げられ、その趨勢が決まる。要するに「誰がどの本に入れたか」が一目でわか る仕掛けなのだ。(その一票一票が、準備されたボードに、"ミステリの開祖 "エドガー・アラン・ポーの生首として、貼りつけられる光景は、ブラックか つシュール(笑))
そして、賞はノミネート作品中でも、おそらく最も渋く、そして"プロの視線 "を感じさせる"あの作品"へと...。
<PART-2> 法月ー三津田対談
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さて、本日の"ダブルメインイベント"の後半戦は、業界人のみならずミステ リファンなら誰もが注目する強烈な組み合わせ。"新本格の雄"法月綸太郎と 、"ミステリとホラーのハイブリッド"で近年各賞の上位を占める三津田信三 の、それも"ホンカク"ではなく"ホンヤク"を巡る対話なのだから、見逃せ ない。
序盤、三津田がクリスチアナ・ブランドの論理敷衍プロセスを絶賛すれば、法 月は三津田作品からコリン・デクスターの影響を指摘。ミステリ評論家として の嗅覚の鋭さを覗かせる。司会の書評家・杉江松恋の巧妙な誘導で、二人は最 近読んだ翻訳ミステリーとして「いたって明確な殺人」「荒野のホームズ」「 世界名探偵倶楽部」「二流小説家」など、通ならではの、渋くもキラリと光る 諸作を挙げていく...。(特にこのパートで法月の語った、"名探偵の弟子"と いうキーフレーズは面白い概念。)
さらに、その原点となるスタンリー・エリンの「第八の地獄」への偏愛を明かし、対談はいよいよ佳境へ。
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